表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

合図

作者: すずらん

放課後、図書室で陽菜さんが1番奥の棚の赤い本をとりに行った時が合図。

私は図書室を出て、トイレの右側、1番手前の個室に入る。少しすると、私が入っている個室にノックが聞こえる。

ドアを開けると陽菜さんがいる。

同じ個室に入り、目を閉じ、キスをする。陽菜さんの綺麗な顔、髪、瞳、唇。この時だけは全て私だけのものになる。そして私も陽菜さんだけのものになるのだ。


陽菜さんの手が、私に触れる。

私はゆっくり目を開くと、陽菜さんの赤い顔が目に飛び込んできた。いつも目を閉じているから気づかなかったけど、陽菜さんも照れているんだとその時知った。


唇が離れ、キスが終わると陽菜さんは私を見て言った。

「なんでそんなに笑ってるの?」

私はまた新しく陽菜さんの可愛いところを見つけられて嬉しくて、笑っていたようだ。

「ふふ、秘密ですよ」

陽菜さんとずっと一緒にいたい。そう思った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ