前略 見知らぬ世界で迷子になったら、英雄と称えられました〜方向音痴の帰宅紀行〜
異形の人々、見慣れない街並み。空に月が、ふたつ。
青年が目を覚ますと、そこは所謂異世界だった。だというのに、彼の記憶はすっかり抜け落ちていた!
おまけに重度の方向音痴ときた。土地勘も何もない世界であてもなく歩いていると、物騒な路地裏で「魔法」を使う少女と出会った。
彼女の名前はハレノ。僕の名前はトワ。
その出会いをきっかけに、終わりかけていたこの世界は、大きく動き出した──
訳もなく戦う人々。落ちていく空。
頼れる仲間と、親切な街の人。
裏で手を引く謎の敵。地平線の果てに聳える帝国。
記憶の中で微笑む、かみさま。
「まぁ、とりあえず楽しんでよ。だって──」
それはおうちに帰るため?あるいは世界を救うため。小さな冒険が、ここから始まる。
いちばんやさしい異世界譚、ここに開幕!
青年が目を覚ますと、そこは所謂異世界だった。だというのに、彼の記憶はすっかり抜け落ちていた!
おまけに重度の方向音痴ときた。土地勘も何もない世界であてもなく歩いていると、物騒な路地裏で「魔法」を使う少女と出会った。
彼女の名前はハレノ。僕の名前はトワ。
その出会いをきっかけに、終わりかけていたこの世界は、大きく動き出した──
訳もなく戦う人々。落ちていく空。
頼れる仲間と、親切な街の人。
裏で手を引く謎の敵。地平線の果てに聳える帝国。
記憶の中で微笑む、かみさま。
「まぁ、とりあえず楽しんでよ。だって──」
それはおうちに帰るため?あるいは世界を救うため。小さな冒険が、ここから始まる。
いちばんやさしい異世界譚、ここに開幕!