表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夜の少女  作者: 美夢
1/1

まだ知らない夜の街…

少女が、とあるキッカケから夜の街に飛び出してしまう。

いつか、本当の愛や優しさに気付く日まで、

迷い込む深い穴。

思春期の苦しみの中に、探し求める人のぬくもりがある。

そんな夢華の気持ちを書いた作品です。


暗くなった街に、

1人立ち尽くし、携帯を握りしめる少女がいた。


名前は…

そう、名前すら聞けない様な、

やいばの様な少女だった。


「君さー、名前何て言うの?」


「……夢華ゆめかだけど?」


だから何よ!と言わんばかりの口調で、

話しかけてくる年上の少年を睨みつける。


「チッ」

可愛げのない態度に、立ち去る少年。

キッとした態度のまま、

握りしめていた携帯を見直す夢華。


さっきから繰り返す着信は、自宅からだった。

うるせーな。

と思う反面、心配している両親の顔が浮かぶ。

なのに、夢華は、

夜の街にただ1人たたずむのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ