4話 これからの目標
いくら思い出そうとしても、ふて寝してからの記憶が残っていない………
(ちょっと、待って…もしかして、ふて寝してたら、そのまま死んじゃったってこと!?そして、生前プレイしていたゲームの世界に転生したと…!?)
私は、もう少し考えた。確かにゲームに没頭しすぎて、ほぼ食事もとらず、寝てもいなかったから、過労死をしたということになる……
(いや、いや……ゲームのやりすぎで過労死って何?!!)
それにこのままでは、ゲームの通りなら、私には数々の死亡フラグが襲い掛かるはず……。しかも、ゲームと違って、ここは実際に生きている人間が住む世界。もし死んでしまったら、もうそこでおしまいだ。生き返ることはできない。
(せっかく転生したのに、死ぬなんて絶対にイヤ!!)
幸い、ゲームの開始はカミーラの10歳の誕生日だった。つまり、まだ死亡フラグがくるまで5年あるということだ。
それに、ゲームでは選択肢から選ぶしかなかったけど、これからは私の意志で、ゲームのプログラムなんかにとらわれずに行動することができる。
(生き残るためには、まずは計画を立てなきゃ……)
①この世界について知識をつける
この世界については、ゲームでの内容しか知らない…それだけじゃだめ…知識は財産、武器なんだから
②自分を守るための力を手に入れる
やっぱり、生き残るためには力が必要。ゲーム内では、カミーラは歴代最高の聖力を持っていた。それなら、訓練すれば、聖力を自由自在に操れるようになるんじゃない?
③立場を固める
このままの立場だったら、いつまでも虐げられるだけ……だから、家族に力を認めさせて、もっと待遇をよくしないと……
④お金を貯める
邪龍の封印をした後にも、こんな最悪な公爵家に帰ってきたくない。だから、お金を貯めて、出て行ってやる。
(まずは、10歳になるまでに①②を達成させよう。これができないと、③④は無理だから……)
私は、今後の大体の目標を決めることができた。
(よし!この計画で進めていこう。そして、絶対に幸せになってやる!)




