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暴走九話

まったり平和を満喫する里見人たちであったがここで毛利輝元から織田家討つべしと檄文が届いた。

「なんか来たわ。怪文書が。‥うーん我が里見水軍の恐ろしさを西日本の奴らに思い知らせるには良い機会だ。よし、行ってこい」

こうして派遣された里見水軍であったが何を勘違いしたのか小田原城を目指していた。

およそ42400の軍勢が小田原城守備隊の河東田清重に迫る。

「船長ーっ!陸が見えてきましたァ!」

「首を洗って待っていろ!織田信長!」

なんか勝手に小田原攻めをしていると知らせが入った玉縄城守備隊の岡本頼元は直ちに出撃。

「雑兵がかっこつけてんじゃねー!行くぞ!」

三崎城守備隊の佐竹義久も出撃した。

「小田原城を落城させた暁には三崎城と配属交換させてもらいたいものだ」

里見義弘は自分があずかりしらぬ所で小田原攻めが行われていることなど気づく訳もなく久留里城でまったりしていた。

長期籠城可能な最強クラスの要塞都市。使うべき人物が使えば間違いなく落城することはない。コンスタンティノープルに匹敵する‥するはず‥である。

だが、守備隊は所詮、あの心優しき河東田清重であった。


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