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暴走十九話

里見軍に捕縛される国府台城の北条軍将兵たち。

千葉胤富は連敗が続いておりそろそろハラキリさせられるのでは‥?と思い里見に下ることにした。

うっかり国府台に来てしまったために北条幻庵も捕まってしまったが、フガフガと怒りはじめた。

「茂呂が悪いんじゃ!茂呂は処されるべきじゃよ!」

「黙れ!ジジイ!貴様に里見が倒せたか?!」

なにやってんだこいつらは‥。と思った里見義重たちであったが、福原資孝や足利義氏もそうだ!そうだ!といい始めたため、茂呂久重はハラキリさせられた。

北条幻庵たちは人質の価値があるとみて捕虜にし続けることになった。

「ナニィ!ジジイが捕まった?!」

北条氏政はただちに里見と一時休戦することに。

和睦はG1馬4頭と北条幻庵たちの解放で成立した。

「義重‥やるようになったな‥そろそろ徳川と決着をつけにいくか」

徳川攻めを再開する里見軍。

徳川軍は武田領土に侵攻するため江尻に展開している最中であった。

「申し上げます!里見軍がおよそ33000の軍勢で現れましたァ!」

徳川軍としては戦力を織田包囲網突破のため西日本側に持っていかれているため兵数およそ20000といったところ。

「織田っち‥こちらにも力を割いてくれ‥」

徳川家康の援軍要請も織田信長には届かない。

「全ての不利益は当人の実力不足が原因でェ!努力しないものに報いを受ける資格は無くてェ!」

織田信長の塩対応‥。






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