13/26
暴走十三話
相模湾から追い出されてしまった北条家。
「里見‥貴様は最後に殺してやる‥」
今は上杉家や力をつけてきた最上家との戦いを優先することにした。
その頃、里見義弘は徳川・織田連合軍を攻めている武田家に協力することにした。
「武田に背後を突かれたくはないからな。北条攻めは後回しだ。」
「里見家か‥今は戦力が必要だ。この間のことは忘れて、使えるものは使わんとな」
武田勝頼は里見の参戦を歓迎した。
太田資正、佐竹義久、太田政景、御子神典膳、小山秀綱、神生通朝が掛川城へ向かう。ついに徳川攻めである。
ここに武田勝頼の軍勢も加わり掛川城、浜松城を狙う。
小山城で待機中の武田勝頼の前を悠然と船で移動する太田資正たち。
「ここで補給していくがいい」
武田勝頼は太田資正たちに補給を受けさせた。
「ありがたい。‥徳川家康、倒してしまっても良いのだろう?」
「イキっているな。太田資正‥。せいぜい諏訪原の肥料にならんことだな」
武田勝頼はあまり太田資正たちには期待していなかった。前座である太田たちが上手いこと徳川軍を削って自分たちがハイエナする‥。これが理想である。
太田資正たちはすでに諏訪原に展開している徳川家康を攻撃しに向かった。




