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暴走一話

里見義弘。武勇に優れ、智謀もあったが、やや強引で好戦的。

北条との抗争は里見家の宿命である。

二度にわたる国府台合戦、三船山の戦い‥。

北条は南総攻略に手間取り苦しんだ。

1577年頃。

北条氏政と里見義弘は長年の抗争をやめ、互いに領土を確定させる。

房総半島の里見領と、相模・上総の北条領の境界を画定。両者の大規模衝突はなくなる。

これがいわゆる房総一和である。

北条氏は武田勝頼や上杉謙信との抗争に集中したかった。

南房総に戦力を割き続けるのは不利。

里見の事情としては義弘は北条を破ったことがあるが決定的には滅ぼせなかった。当たり前だが‥。

内政立て直しのために北条との和睦はメリット大。

房相一和の影響で北条家の自由度増大した。

南総戦線から解放され、関東の他戦線に戦力を回せるようになった。

歴史的に見れば里見家の静かな敗北といえる。

実態は北条にとって都合の良い停戦なのだ。

「三つ鱗ども‥今のところは殺さずにおいてやる‥。」

北条がいる限り武田に脅かされることがないのは事実である。

「とりあえず結城とか佐野あたりでいいか」


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