表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術師団長の転生  作者: 葉桜
6/15

入団後はじめて魔法舎に来た。

なんだか新人の頃を思い出してワクワクするなー!

今日はなんか上司になる人から任務を言い渡されると聞いている。


コンコンコン

「失礼します。新人隊員のロザリー・レディアナです。」

「入りなさい。」



「まずは合格おめでとうございます。早速で悪いのですが、

最初から任務を与えられるのは特例です。があなたには魔術学校に潜入してきてもらいます。

年齢的にも最適なのはあなたですからね。そして実力もある。

任務内容は最近魔物が学校付近で出現が多く怪しい動きもあるとのことでその調査と、第二王子の護衛を頼みます。」

「その、怪しい動きとは何ですか?それと第二王子の護衛は新人じゃなくてもいいのではないですか?」

「まず、怪しい動きとは学校にはってある結界が破られて魔物が学校に侵入したとの報告がありました。

私たちの見解では学校内に何らかの形で結界を緩めたスパイがいると考えています。

そしてそのスパイによって第二王子の命が狙われている可能性が高いので、絶対に魔法団のものだとばれることのないように護衛をしてください。

わかりましたね?絶対ばれてはいけませんよ?」


「わ、わかりました。」

この眼鏡イケメン上司の圧がすごい。



試験で会った内容や人を口外するのを固く禁止しているため、

団員の情報はあまり外部には出ない。

魔術師団はベールに包まれているという人がいるくらいだ。

そのため潜入調査もしやすいというわけだ。


……がちょっと荷が重くないか?スパイの特定と第二王子の護衛だ。


「もちろん潜入するのは一人ではないので安心してください。」


よかったー!


「あと戸籍は作るのが普通ですが、今回は戸籍はそのまま自分のを使ってもらいます。

貴族のほうが入りやすいのと、

公爵家となれば第二王子と面識があると思うので潜入がばれてしまいます。」


確かにデビュー前とはいえ公爵家と王家との接触は何回かありそうだし。

知っている人が違う名前で出てきたらさすがに潜入がばれてしまうもんね!


「了解しました!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ