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つたない文章ですが温かく見守っていてください(゜゜)(。。)ペコッ
国民には愛され他国からは恐れられている歴代最強魔術師団長がいた。
私、エルテ・マクレディアは魔術師団長として副団長のキースとともに王宮に来ていた。
「今日は何があるんだろうな。」
「最近、魔獣が増えているからその退治とかだと思うよ。」
そんな何気ない会話をしていたら視界の端で魔物に襲われている人がいた。
「ローズ」
これは私にしか使えない魔法だ。
何故ローズという名がついたかというと
情熱的な赤い色と棘のような攻撃そして上品さが兼ね備えられた魔法だからと言う理由らしいけど、
この攻撃の何が上品なのかが私にはわからない。
だがこの魔法で国民が救えるのなら喜んで使おう。
エルテ・マクレディアは国民を守るために生きていた。
「それにしても結界で守られている王宮の中に魔物がいるとは何か嫌な気配がするね…」
「そうだな。俺一応、結界の装置を見てくる。」
結界に関してはキースの方が詳しいから彼に見て貰った方が良いだろう。
「お願いね。」
さてと、キースに見て貰っている間に私は私の仕事をしなくては
結界が張られている王宮に魔物がいるとは魔物の増加は思った以上に深刻な問題かもしれない…
だが増えたからといって魔物が結界内には入れるとは思わない。
もしかして……
そこで自分の手がどんどん黒くなっていることに気づいた。
これは確か呪いか……目の前に死が迫っていても妙に冷静だった。
そしてすぐに意識が途絶えた。
妙に体が軽かった。
まるで空を飛んでいるような気分。
(後は頼みました)
そう聞こえた瞬間何かに吸い込まれるように何かに入った。