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ある日、世界に出現したダンジョンは、開門前にバカスカ敵を倒した僕のせいで難易度が激高したらしい。  作者: シュガースプーン。
2章

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第61話 別荘

「うわー! すごい! 大きい! 広い! 景色がいー!」


 駐車場から少し歩いた所にある別荘に辿り着き、大きな別荘を見て虹花が飛び跳ねて叫んだ。


「今日の晩御飯にバーベキューを冷蔵庫に用意してあります。他にも色々と入っていますのでご自由にお使いください。それでは、私はこれで失礼しますのでゆっくりお楽しみください」


 管理人は、別荘について色々と説明をしてくれた後、挨拶をして帰って行った。


「でも、管理人さんが帰っちゃうと移動はどうするんですか?」 


 ここに来るまで結構車で移動をした。車がなければどう移動するのだろうと未来は妃子に質問をした。


「さっきの駐車場の所にバス停があるのよ。昼のビーチが賑わってる時間だと頻繁に来るから出かけたりするのには問題ないわ。さ、中へ入りましょ!」


 色々と出かける予定を立てているが、移動の問題は大丈夫そうである。


 別荘に入ったら各自部屋へ荷物を置きに行く。


 部屋割りは未来だけ別の部屋である。

 流石に、寝室を一緒にする訳にはいかないだろう。


「この部屋を1人で使うのか。広いな……」


 未来は、自分に割り振られた部屋の中でそう呟いた。

 ベッドが2つ置いてあり、未来は自分の部屋の3倍位の大きさがあり、自分のキャリーケースを置いただけだと広さがより感じられた。


「未来、荷物置いたらバーベキューの用意するわよ!」


「みっくるーん! ダーイブ!」


「虹花⁉︎」


 妃子、悠里、虹花が自分達の荷物を空いて呼びに来てくれたようだ。


 旅行でテンションが上がっているのか、虹花が勢いよく未来の部屋のベッドにダイブした。


「こっちの部屋のベッドもフカフカだ〜」


「もう、どっちも同じベッドなんだからさっきと同じでしょ? 未来のベッドをクシャクシャにしちゃって」


 自分達の部屋でもやったのだろう。妃子が呆れた様子で虹花に注意する。


「ふふん。未来ん、このベッドで寝たら私の匂いを感じられるかも? サービスサービス!」


 虹花が、揶揄うように未来にウインクした。


「寝ませんよ! 他のベッド使いますから!」


 未来は勢いよくそれを否定した。


「ちぇー、まぁいいや。早くバーベキューしよ!」


「分かったから、引っ張らないで!」


 虹花がベッドから勢いよく飛び降りると、未来の手を引っ張ってリビングへ向かう。


 虹花が、未来に見えないように妃子と悠里にウィンクをした事に、未来は気づかなかった。


 未来の部屋に残された妃子と悠里は、お互いを牽制するように顔を見合わせていたとかいなかったとか。



 少し遅れてリビングにやって来た妃子と悠里の2人が、顔を赤くしながら少し暑そうに顔を手で仰いでいる。


「み、未来の部屋の布団は綺麗に直しておいたからね」


「虹花はクシャクシャにしたら片付けていかないとダメだよ」


 遅れてきた理由を2人が早口に話す姿を、虹花はニヤニヤとしながら見ている。


「2人とも、ありがとうございます。それじゃ、バーベキューの準備しましょうか」


「そうね、ここのはガス式の大きいのが庭にあるのよ!」


「アメリカみたいなやつですね! 楽しみ。冷蔵庫から材料出しましょう」


 未来の言葉で、妃子と悠里もバーベキューの準備を開始する。


「さて、未来んは今日はどのベッドで寝るのかにゃん」


「え? 何かいいました?」


「なんでもない! 早くバーベキューしよ! 串に刺さってるやつ焼こう!」


 虹花も、楽しそうにバーベキューの材料を悠里から受け取り、庭へ向かうのであった。

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