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幼馴染の保険料一括引き落としのホラー…かと思いきやっ⁉︎えっ⁇それってまさかのっ⁈

作者: 猫の集会
掲載日:2023/11/06

こちらの作品は、カクヨム様にも掲載中です。

 あー今日は、もう冬間近だってのに春みたいな天気で心地いいわ〜。

 

 洗濯もよく乾くし〜ってさ‼︎

 

 はぁっ⁈

 

 なっ…なんで…⁈

 

 なんで雨降ってんのさっ‼︎

 お天気雨かいっ‼︎

 

 春みたいな陽気でさ、晴れてるのに雨って…

 なんの罠だよっ‼︎

 だれの嫌がらせだよっ‼︎

 と、独り言炸裂。

 

 そして、ガラッと窓を開けてサッサかサッサかと洗濯ものを取り込んだ。

 

 そして、隣のベランダに身を乗り出し、

「おーい、健太郎けんたろうー」

 と呼んだ。

 隣のアパートの住人は、わたしの幼馴染なの。

 

「なにー、美依乃みいの?」

「雨!雨降ってんの!洗濯濡れるよ?」

「あー、そういうこと…サンキュ」

 と、健太郎はあっさり洗濯を取り込んで部屋に入っていった。

 

 

 かと思ったらまたガラリと窓があいて、

「ひま?」

 と一言。

 

 もちろん暇に決まってる。

 

 なので即答で

「暇っ‼︎」

 と答えると、

「なら、オレの部屋でやろうぜ〜」

 とお誘いを受けた。

 

 何をするって、もちろんゲーム‼︎

 

 わたし達は小中高と、さらには大学まで一緒。

 

 念願の一人暮らしをどうしてもお父さんが許してくれなくてね。

 でも、健太郎くんが隣にいるなら安心だって言われてね…で、健太郎はわたしの守り人として隣に暮らしてくれているってわけ。

 

 

 そして、わたしたちはバイト先も同じなの。

 だから車は一台を二人で共有してて、買い物なんかもよく一緒に行くんだよね。

 

 

 でさ…ゲームしながらいつも思うんだけどね、ジュース…

 

 わたしが飲んでるジュースをね…いつも健太郎が飲むわけよ。

 

 まぁ、昔からなんだけど…これって間接キスなわけ!

 

 少しは、意識してよって思うの。

 

 思うだけなんだけどね。

 言わないよ。だって…

 

 だって…

 健太郎は、わたしなんか…わたしなんて興味ないんだろうからさ…

 

 

 やっぱり…意識してるのわたしだけ?

 

 

 …です。

 

 健太郎は、わたしなんかに興味ないんだよねー…。

 

 きっとね。

 

 …

 

 でさ…

 

 ゲームにも飽きてさ、…なんか、付き合ってもいないのにマンネリ化した熟年夫婦みたいに買い出しへと出かけたわけよ。

 

 

「ねー、健太郎」

「ん?」

「わたしさ…」

「うん。」

「さっきね…」

「んー」

「ほんとにこわい保険の一括引き落としってやつを見ちゃったの」

 

 運転中の健太郎がチラッとわたしをみた。

 

「えっ?なんて?」

「だからぁ、保険の一括引き落とし」

「あー、なんかホラーかと思ったわ」

「うん、もう…それは…それは、ホラーだろ!一年分一括引き落としだよ⁉︎」

 と繰り返しお伝えすると健太郎は、運転しながら、

「あー、まぁね。でも、数年後はホラーじゃなくなるぞ」

 と言った。

 

 ⁇

 

 なぜ数年後?

 わたし…一括引き落としをみてしまったから何かに取り憑かれた?

 

 数年後…この世からいないってこと?

 

 

 恐る恐る健太郎に聞いてみることにした。

「それは…なぜ?」

 と。

 

 すると健太郎は、運転しながら平然と

「だって、数年後はオレがバッチリ稼いでるから夫であるオレが払ってやるよ」

 というじゃありませんか‼︎

 

「えっ…?」

「いや?オレが夫じゃ不満?」

「えっと…ううん。一括お願いします」

「オッケー」

 

 

 …

 と、会話成立。

 

 これは…プロポーズ⁇

 

 …わたしは、ポカンとして健太郎を見つめた。

 

 平然と運転しながら健太郎は、

「あんまりオレのこと見つめてるとオレだって照れるから…ね。事故ったら保険料高くなるぞ。」

 と健太郎は、笑った。

 

 

「それは…困るよ」

「うん。そうだね」

 健太郎は、そういうと車を安全な場所にとめてわたしに優しくキスをした。

 

 

 そして、結婚という安心保険成立いたしました。といい笑った。

 

 ふふ、じゃあ契約のハンコですと言いながらわたしは、健太郎にキスをしたのでありました♡

 

 

 

 おしまい。

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