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天国からのメッセージ~地上と天国のつながり~  作者: 夢花星(#^.^#)
第1章 天国の世界の僕
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天国の世界

「ここどこ?」


僕は、知らない場所にいた。


「こんにちは。」


僕に声をかけたその人は・・・


「天使です。今からあなたを天国に送りますので。」


「あの、どういうことですか?」


「あなたは死んだんです。」


天使は今まであったことを話してくれた。


「僕は天国にですか。」

「はい。あなたのように地上の世界ではやっている、新型コロナウイルスで亡くなられた方がおられますから。あなたと同じ年齢の方も。」


「えっ?志〇さんも岡〇さんもですか?」


「はい。志〇さんはい〇り〇さんとお酒を飲んだり、お笑いをやっていたり、岡〇さんは、女優業を天国でもやってますよ。」


「天国って何でもできるんですか?」


「はい。お金も必要ないですし。」


「だったら生き返ることはできませんか?」


「・・・それは無理です。」


「何でですか?」


「あなたは、もう地上の世界では遺骨になってますし、今は葬式中ですから、今更生き返るなどはできません。」


「そんな・・・。やりたいことたくさんあったのに・・・」


「亡くなられた方はみんなそうですよ。志〇さんだって、映画の出演決まっていたのに、亡くなってしまったことにすごい悔しがっていましたし・・・岡〇さんは、家族のことをすごく心配されてましたよ。」


「でも、僕は早く亡くなったんですよ・・・」


「あなたと同じ年齢で亡くなられた方もいます。生まれた後にすぐ死んでしまった方もいますし。」


「そんな・・・。地上の世界には行けないんですか?」


「いけますが、あなたは地上の方には見えないですよ。幽霊なんですから。声も地上の方には聞こえないんですから。」


「それでいいんだ。お母さんに会いたいんだ。家族にも、友達にも。」


「わかりました。先に、天国に行きましょう。」


「はい・・・」


天使は天国への扉を開いた。その扉の先には・・・


雲の上に広大な町などが広がっていた。


「この乗り物に乗ってください。」


乗り物は、浮かんだ車みたいなものだった。


「何でですか?」


「天国には住所や町、国に別れてるんです。天国は別の名前で空の世界、天世界といいます。あなたが住むことになる町は・・・、天世界日本国東の都光宿区ですね。」


「日本という国の名前は一緒なんですね。」


「そうです。アメリカもあるから、地上世界とは国の名前は似てます。あなたが住む場所は芸能人の方もおられますし、都会ですよ。」


「そうなんですか・・・。家ってあるんですか?」


「あなたの場合はあなたの祖母の方の家で暮らしてもらいます。」


「おばあちゃんの家?」


僕のおばあちゃんは、小学三年生の時亡くなった。優しい人だった。


「おばあちゃんに会えるんだ!」


「えーと、ここがあなたの祖母の方の家です。降りてください。」


乗り物から降りたら、きれいな一軒家があった。


「あら!光大くん!久しぶりだねぇ・・・若いのに亡くなってしまって・・・。」


「おばあちゃん!」



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