29/35
ボールは黒焦げに焼けてしまっている。
って、目を覚ますと、目の前にボールがある。火山の噴火は収まらず、大陸は、ほとんどがはがされなくなってしまった。
そう、俺は、今、全裸で、流れる溶岩の上を歩いている。溶岩の上に足をつけるごとに、じゅうじゅうと、蒸気が上がる。そして俺は、真っ赤に、しかも、線香花火の先っちょのようになった、ボールを右手で持ち上げる。
このボールは、実は超合金で、重さは8万トン。
そして、地上はどんどん赤い溶岩で一杯になり、海の水は蒸発してしまった。
大気言外の飛ばされた住人たちは、地球の周りを手をつなぎ、輪になっている。
「平和が一番だなぁ!」
おれの、はだしの脚から、水蒸気が上がり、俺の血液の中に、溶岩が流れ込む。すると、俺のからだがメキメキと、音をたて、大きくふくらむ血管。
そして、ついに体の大きさが、身長3万メートルを超えた。
save▷▷▷▷▷▷▷▷▷




