自衛隊小松基地で最新の戦闘機二機を奪い取る。
俺とカメレオン男さんは、大量のビルの瓦礫の中から自力で出てきた。
「カメレオン男さん、その自衛隊の基地どっち」
「あの山の上さぁ」
早速俺は、通りかかったシャレタオ^プンカーをとめた。運転手二人の首根っこをつかみ、宇宙の外に投げ飛ばす。カメレオンさんも同じように助手席にいた女子の首根っこをつかみ、
月の方角に投げ捨てた。
俺たち二人は、このオープンカーをスピード限界ぎりぎりまで、アクセルを踏み続けた。
あっと言う間に300キロは出しているだろうか、車のあっちこっちを走ってくる車にぶつけながら山の上を目指す。
俺たちの車にぶち当たった一般の車は、スピーンし電柱に激突。ほとんどの電柱が折れ、大規模な停電となる。ずいぶん走ると、自衛隊の基地らしい大きな塀が見えた。
「おい、基地の周りをこうやって走っても、入り口は無いな・・」
「ジャンプして、あの塀を越えるしかないだろう?」
「よし」
で、俺は、対向車が来ないのを見計らって、自衛隊の基地目掛けて逆そう、どんどんスピードを上げ塀の手前の斜面を一気に駆け上がる。俺たち二人の乗った車は、いったん空に上がったが・・
「ちくしょぉ、スピードが足りなかったよ」
俺たちが乗る車は、一気に頑丈な塀にぶつかり、粉々に壊れた。
俺と、カメレオン男さんは黙って立ち上がり、環状線をたくさん通る車を止め、渋滞を起こす。渋滞が起こった車全てから、ホーンがうるさくなる。
でも、よっぽど腹がたった一般人たちは、俺たちに殴りかかってきやがった。
で、そういうやつは、首根っこをつかみ、地球の軌道上空に投げ飛ばす。
「あれ、いいんじゃない?
二ビル」
「あっ、いいね」
タイミングがいいところで、ダンボールニーギーLP400が・・・
俺が、フロントガラスを割り、カメレオン男さんが運転手のイケメンの首根っこをつかんで、宇宙へ投げる。
「よし、いい車が手に入った」
エンジンを思いっきりふかし、もう一度ジャンプ。いったん大空に舞い上がると、見事自衛隊の基地の敷地の中に突っ込んだ。
「やるね!!」
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