レイナは、プレイヤーの元彼女のユーザー名なん
やっぱり、チームプレイだぜ!!今俺は、やっと奪い取ったボールを抱え、大きな交差点を走る。ここは、渋谷。もう少しでスクランブル交差点が見え出したとき、その場所には、電気ノコを右手に持ったシュワッ娘マッチョ5000体が、大きなチェーンの音をたて、待ち構えている。
ーーなんてこった、あれじゃぁ突破できない。レイナよっぽどおこってるんだな
すると、チアガール部隊が車で二ビルの真横に猛スピードで、近づく車の窓がゆっくりと開く。その開いた窓から、ゾンゲリア・エミが、美少女のような顔で二ビルに話しかける。
「二ビル、ボール。こっちに投げて、わたしはあの交差店を迂回して先回りしておくから・・」
「たのむ、エミ。さすがだな。俺は、奴らを片付ける」
俺はすぐにエミにボールを渡す。
「頼んだよぉ、二ビル。っていうよりさぁ、あんた、レイナに会いたくて一生懸命じゃないんでしょうねぇ」
ーーこんなときにソコまで言うか?
「ソコまで命がけなのは、レイナとの愛の深さをたしかめたいのよねぇ、二ビル陛下ぁ」
「そんなんじゃねぇ、ともかく、ボール任せたから・・そんなことここでいわれたら、エミの事信じられねぇじゃ無いかよ」
「あたしも、あんた。しんじられないわよ」
ーーちっくちょ、女って言う生き物は面倒くさいいたらありゃしない。
そうとだけ言い放って、チアメンバーの車は煙を吹きながら迂回していった。
と、そのときだった。真後ろからビルのような大きさの巨人がアスファルトにヒビを入れながら走ってきた。
「おいらが助っ人しやす。二ビル陛下」
「おっ、いいところにきてくれた。ウルフ」
彼は、巨人の力士。交差点に来ると、5000体のシュワっ娘マッチョが、壁を作る。それをウルフが、押しやる。
「どすこい、どすこい、どすこい」
俺は、右手を鋭いサーベルに変化させ、押し返すシュワっ娘マッチョを切り倒す。
「どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
女にあそこまで言われると、無性に腹が立ち、いつもの数倍のスピードで、切り倒す。俺は、エミが言うようにレイナに会いたくて、そうしているのだろうか?
まさか、それが真実だからここまで怒りが現れ、これだけの最強なことが出来るのか?
ーー自分でも、わかんねぇぇや
でも、アレだけ言ってボールを持ち去ったエミが今度は心配になった。
ーーくっそ、俺の気持ちはバラバラだ!!
で、全部切りまくってやった。
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