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ゾンビ ( ×∞ ) vs 廃ゲーマー ( ×2 )


「あ!!これM.BOXじゃないっすか!?」

「おおー、ここにあるんだね。」

「っすね!どうします?どっか教室入ります?」

「だね。それで廊下ごと爆発でもさせる?」

「爆発!でもそうしたら大変じゃないっすか?」

「じゃあ、教室に閉じ込めて爆発」

「そっちのほうがまだマシっすね!」

「じゃ、水輝ちゃんが入って俺は隠れる。」

「んで、ゾンビがなんとなく入りきったら私は出て、とむさんが爆弾投げて閉める!」

「ん、決まり」


じゃ、よろしく。

と頭の悪い雑魚ゾンビの死角にあたるところに入ったとむさん。

そして私はそんな雑魚ゾンビを引き連れ要らない教室へ。

ざっと20ほど入ったところで私はダッシュで教室の外に出る。

すると、すかさず火のついた爆弾を投げ入れ扉を閉めるとむさん。

流石。


ドーン


とデカイ音がした途端、扉がパタリと倒れる。


「すごーい。屍と血の海。素敵だね!」

「え、」

「ここ見ていってもいいかな?あ、Cゾンビの屍。武器も持ってるよ」

「! 武器っすか!?おおー!」


私と一緒に行動している相方の "とむさん" 。

現役の救命救急医でゾンビゲーム、ホラゲ専門の廃ゲーマー。

医者とは思えないほどの残虐嗜好とサディズムを持ち合わせている。

ゲーム内でもグロ作成機で存在自体がR-18G。

新人さんは要注意のグロ制作っぷりだ。

主に使う武器はチェーンソーや地雷。仕事後すぐだったりすると、銃を使ったりもする。


私は "水輝" 。今をときめく女子高校生。JKというやつ。

ゾンビゲームやパズルゲームが好き。ぷよぷよとか。

至近距離、近距離が好きで、家にあるもの縛りで戦ったりする。

例えば…フライパンとかバット、マイナスドライバーやら包丁とか。

チーム戦でたまたま一緒になったとむさんとはその後も戦闘方法とかからペアを組むように。

ペアを組むと20秒に1回くらいグロが出ることから自然と慣れる。


それから、何故、ゾンビとリアルで戦っているかも説明しようと思いまっす。

仕事終わりでイライラしながらチェーンソーを振り回していたとむさんと、特攻役としてスコップを持ちながら突っ込んでいた私。

600killくらい行ったところで突然、ぱっと世界が変わったのだ。

はじめまして、な私ととむさんは最初こそ戸惑っていたけど、恐怖はなかった。


スクラブ姿のとむさん、制服姿の私。

なぜか足元はクロックス、ローファーと室内にいたはずなのに靴を履いている。

すると、目の前に映像が流れ出し、悪趣味なピエロみたいなお面をかぶった人が現れ、説明される。

説明されたことは下に箇条書きします!


・ここは元いた世界と同時系列の並行世界

・外の建物への立ち入りが可能

・私ととむさん以外の人がいない

・その変わり、ここには無限にゾンビがいる

・倒すための武器は場所場所で調達出来る

・通称:M.BOX…ことミステリーボックスもある

・食料や水は10時、1時、19時にリロード場に支給

・リロード場で銃をリロードすると速度が2倍に

・リロード場には23時から翌6時まではゾンビが近づけない


・ここでの生活期間は3ヶ月


・生存確率は……0.3%



といった感じ。

0.3%ってどのくらい?って聞いたら、生きて帰れたら奇跡ととむさんからは返ってきた。

よくわからないけどやばそうということはわかった。



今は色んな武器を調達しながら戦っているけど、それまでのこととか、これからのこととか沢山知ってもらいたいと思います!

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