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彼の心の核融合炉

作者: 又此空太

システム起動。システム起動。

三、二、一、キュー!

私は完成を爆発させる。色とりどりの三色たちが、私の周囲を取り囲む。あ、畝子だ。あのねえ、彼女は私の友達。

心は光る。常に爆発を必要とする。心はエネルギー。!!心のうねりを、じっと心に秘めて、今、完成を目指し、感性を爆発させる。完成を爆発させる。爆発する。

原子爆弾は、天才科学者が造った。何千万人が死んだ。だが、それがどうしたのだ。人間なら、ほら、昔から何人もしんでいるではないか。

心は激しく愁い、惑い、感性は戦慄く。星々は私の周りを回って見守る。はあ、私は見守られてる。

天声人語は、心の歎き。天は自ら嘆き悲しむ。人心の心の愛と平和を希求するゆえ。

兎角、私は人間の心が大好きだ。食べちゃいたいくらい。

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