表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

goodbye

初です(・ω・)ノ初心者なんで広い目で見てやってください。

「はぁ…もう少しで三十路か…」

俺は藤井慎吾29歳独身。インターネット広告関連の職業についている。今普及しているスマートフォンでネットを繋げば、誰でも見る事ができるバーナー広告。それの作成を俺は担当している。今日も仕事に追われる事になり疲れがピークに達している。20代前半の時の勢いはどこにいったのやら。

「俺もあの時は、バンド組んでギター弾いて…青春だったなぁ…売れなかったけど…」

と嘆きながら、少し気晴らしにと職場のパソコンで2ちゃんねるでも見ようと思い、マウスを動かした。しかし今日のスレはつまらないものばかりだったので、やはりゲームでもしようと思った瞬間、非常に興味深いスレが目の中に飛び込んだ。

【ネット世界の中に飛び込みたいやつちょっと来い】

陰気臭いようだが、何故だか自分は吸い込まれるようにそのスレを開いた。そして1レス目に目を凝らした。

『私は大発明をしてしまいました。この発明は輝かしいものであり、あなた達の人生を塗り替えるものになるかもしれない。はたまた、あなた自身の存在自体を消してしまうかもしれない。これから起こることは全て真実であり、あり得ないような出来事が起こっても、それは普通なのです。なお全て自己責任です。』

この文章の後ろにURLがはられていた。これは詐欺か何か?という意見が普通だと思うが、好奇心は許してくれなかった。URLを緊張した手つきで押した。そこには、若い好青年が画面越しにじっと自分を見つめていた。俺は気づかなかった。これがこの世界での最後の光景だということ。そして、これが新しい世界への入口だということ。ゆっくりと視界が暗くなった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ