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剣聖将軍記 ~足利義輝、死せず~  作者: やま次郎
第三章 ~新たなる乱世~
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第十九幕 播磨の内訌 -若き才人の軍略-

永禄十二年(1569)一月九日。

京・二条城


鋭い剣戟が義輝を襲う。


「ふん!」


切れのある一撃であるが、義輝の視線は判然と太刀筋を捉えている。手にした木刀で右から左へ鮮やかに受け流し、反撃を試みる。


「なにッ!?」


だが相手は姿勢を崩されたにも関わらず、不自然な位置より力任せに第二撃を放ってきた。


身の入っていない一撃であるが、当たれば怪我くらいはする。義輝は間合いを取るべく後方へ飛んで回避した。


(なるほど、面白い太刀を振るう)


今の攻撃には不意を衝かれたが、焦りはない。相手との力量の差は歴然、既に義輝は相手の攻撃を七度に亘って防いでいる。単に義輝が積極的攻勢に出ていないだけなのだ。これは完全な余裕を表している。そもそも剣術に於いて義輝の右に出る者はおらず、側近衆の中で対等な実力を持つ者は柳生宗厳くらいである。


(さて、ここからは余の方より仕掛けさせて貰うぞ)


そう思った矢先、こちらが動く前に相手の踏み込みが早かった。離れた距離を一気に詰めて来る。


カンッ!


下から木刀を振り上げて剣戟を弾くが、またもや相手は攻撃の手を緩めることなく二撃、三撃と打ち放ってくる。どうやら守勢に転じる気はまったくないようだ。


(踏み込みが甘い。これでは避けてくれと申しているようなものだ)


義輝は身を逸らし、右へ左へと攻撃を避けるがなかなか反撃の隙がない。というのも相手の剣戟にはこれといった形がなく、次の一撃が読めないからだ。その様子から完全に素人であり、何処となく傾奇者(かぶきもの)の喧嘩に似ている。それでいて何処か侮り難いものを感じる。


剣術は素人、だが放たれる剣気は一流の剣豪と同等のものだった。気迫がビシビシと伝わってくる。


それでも義輝は相手の動きを一瞬も見逃さず注視する。そして相手が上段から一撃を振り下ろしたとき、木刀の峰を薙ぎ払った。


木刀は高く宙を舞い、義輝は木刀の切っ先を相手の鼻先に突き立てた。


「御見事でございます、上様」


傍で観戦していた上杉謙信が、勝者の義輝を称える。


「余の勝ちじゃな、弾正」

「恐れ入ります」


負けた織田信長は一礼し、粛然と引き下がった。


しかし信長という男、先ほどまでの苛烈なまでに攻撃を仕掛けておきながら、敗北したところで悔しそうな表情一つもしない。これでは義輝も勝利の余韻に浸る事が出来ないのだが、そもそも信長と形稽古に及んだのは別の意図があってのことなので、どうでもいいことだった。


「されど筋はよい。然るべき師に指南を受けておれば、相当な使い手になっておったであろう。そうじゃ、兵庫助。そなたのところより誰ぞ、織田家へ指南役を遣わしてはどうか」


義輝が馬廻衆筆頭の柳生宗厳に言う。


宗厳は馬廻衆の拡大により三万石にまで加増を受け、官位も受領して従五位下・兵庫助となっていた。


「よき御考えかと存じます。手前も織田様の妙技には“惜しい”の一言に尽きるばかり。新陰流を学べば、必ずや世に名を轟かす達人になられましょう」


塚原卜殿より奥義を、上泉信綱より印可を受けた二人が称すのだから、信長の腕はそれほどまでのものなのだろう。


「せっかくの御厚意にございますが、御遠慮いたしたく存じます」


一方で褒められた信長は嬉しそうな表情一つ浮かべずに、辞退した。これが謙信であったなら、喜んで受けたことだろう。


「そうか、残念じゃのう」


そうは言うものの義輝の表情も言葉ほどのものはない。この形稽古は座興に過ぎないのだ。本題は、これからである。


「弾正、宗麟めが余へ助けを請うて参った」


正月早々に大友宗麟より義輝へ出兵要請があった。


宗麟は多々良浜の合戦で毛利に敗れて以来、筑後で防衛線を張っている。ここが破られれば本国・豊後が危険に晒されるのは間違いなく、下手をすれば滅亡も有り得た。かと言って独力で毛利を退けられる力は残っておらず、幕府へ救援を求めたのである。


そういう意味では、宗麟という男は義輝の力を的確に見抜いていたと言える。この時期、幕府に毛利を脅かせるだけの力があると考える者は少ない。あの武田信玄や北条氏康ですら義輝を侮っていたことを考えると、その識見は評価に値する。


見抜けなかったのは、義輝の思惑である。


「上様の目論見通りですな」

「ふっ…、怖いくらいにな。これで大友より九州探題職と守護職を召し上げられる」


義輝は大名の強大化を望んでいない。しかし、かつて大友へ九州六カ国、毛利へは中国で五カ国の守護を任せたのは義輝である。三好長慶を打倒するためであったとはいえ、咎がなければ役職を召し上げることは将軍であっても不可能だ。それが宗麟が義輝へ出兵を要請したことにより、一挙に解決した。


幕府への出兵要請は、宗麟が自力で九州の争乱を鎮められないと公言したも同然であり、それは守護解任に値する。また毛利は己が争乱の元であるが故に、守護職を召し上げるには何の差し障りもない。


「秋には征く。弾正、そなたも余と共に参れ」

「…御意」


信長は膝をつき、静かに頷いた。


義輝が信長を形稽古に誘ったのは、これが理由である。剣を交えて信長の真意を見抜こうとしたのだ。


信長は稽古の中でも本気であった。相手が将軍であっても手を抜かず、本気で勝ちにきた。わざと負けて(へつら)うような真似はしない。故にこそ信頼に値する。


(もはや弾正を疑うことはすまい。余と弾正は一蓮托生、弾正に裏切られることがあれば、それは余の目が節穴であっただけのこと)


このような真似を義輝がしたのは、やはり西征を成功させるには信長の力が必要だったからだ。


「左中将(謙信)、聞いての通りだ。余は西国へ征く」

「はっ。上様と共に轡を並べられぬのが残念でございます」


東国が鎮まって一年半余り、謙信は戦場から遠ざかっていた。生来、戦場こそが己の輝ける場所と自覚している謙信としては、三年ぶりの上洛は心を躍らせるものがあった。だが義輝は自分を差し置いて信長と共に西国へ征く。正直、信長をこれ程までに羨ましく思ったことはなかった。


「余も同じ心持ちよ。されど左中将、余は西国より戻った後に東国へ兵を入れるつもりでおる。一度くらいは余が自ら威勢を示さねば、東国の武者共が余へ心服することはあるまい。その時は、そなたが余を案内してくれ」


一応の平定をみたとはいえ、東国には幕府御料地がほぼ存在しない。あるのは謙信が自領から寄進した僅かな土地だけで、これでは将軍権威を高めるのは不可能である。少なくとも足利氏の本貫である下野国足利荘は取り戻さなくてはならない。また関東は鎮まったが東北の争乱は続いている。これを鎮めるという目的で、東国派兵も視野に入れていた。


「無論でございます。この謙信、東国の隅から隅まで上様を御連れ致しましょうぞ」

「ははは、隅から隅までか。流石にそれほど暇ではないわ」


と言って二人は笑みを交わしあった。その日は夜遅くまで飲み明かし、天下の創建について大いに語り合った。


永禄の変以後、義輝はまさに順風満帆だった。西国の有力大名は毛利と大友のみであり、対立している両者が手を組むことは考えられない。この二者さえ服従させてしまえば、義輝の天下統一はほぼ成ったと言える。


(長かったのか、短かったのか)


二条御所より奇跡の生還を果たしてより僅か三年半で、義輝は日ノ本の半分近くを占めるまでに至った。今年中には、西国の過半も治めることになるだろう。そう考えれば驚くべき速さなのだが、前半生の苦悩を思い返せば険しい道のりであったと思う。


状勢は決して悪くない。今年も各地から諸大名が上洛して年賀の挨拶を行っており、武田信玄や今川氏真も昨年に引き続いて上洛、土佐を平定した長宗我部元親も初めて京へやって来た。


義輝の天下一統への戦いは続いていく。


そして舞台は、播磨へと移る。


=======================================


三月二日。

播磨国・加須屋館


三月に入ると義輝は軍勢を播磨へ入れた。


「大蔵大輔(別所安治)、赤松と浦上の動きを報せてくれ」


上座に座る足利晴藤が播磨の状勢に詳しい安治へ訊く。


「はっ。国内は圧倒的に守護方が優勢にございます。特に守護方の応援へ駆け付けた備前の浦上宗景は、兄・浦上美作(故・浦上政宗)の遺領を併呑しながら、政秀の龍野城へ迫っております」

「つまり、このままでは龍野方の敗北は時間の問題だと」

「左様にございます」


晴藤は安治の報告に頷く。ここまでは、京で兄・義輝より聞いていることと大差はない情報だ。


東播磨に位置する別所安治は反三好の立場から早くから義輝方に属していたが、守護の赤松は微妙な立場だった。昨年の正月に家臣である小寺政職を上洛させているものの、当主・義祐の上洛はまだだった。反面、西播磨守護代で龍野城主の赤松政秀は、先月に自身の娘を京へ送って義輝へ恭順を誓っていた。


つまり守護方は軍事面で龍野方より優勢であるが、政治面で一歩出遅れていた。


元々守護の義祐は、父・晴政より守護職と家督を簒奪した経緯から晴政方の政秀とは敵対関係にあった。永禄八年(1565)に晴政が死去して一旦は和睦が成るが、政秀が義祐に従うことはなく独自に幕府との関係強化を目論んだ。そんな政秀を義祐は“無道の仁”と罵り、浦上宗景と謀って遂に討伐へ踏み切ったのである。窮地に陥った政秀は幕府へ救援を要請、義輝は実弟・晴藤を送り込んだ。


だが義輝は政秀に味方すると決めているわけではない。既に赤松には守護の役目を果たせるような力はなく、義祐を立てようが政秀を立てようが播磨の兵乱は収まらないことは明白だ。ならば、新たな守護を据えるしかない。


そう考えた義輝は、長宗我部支援の役割を終えた蜷川親長を呼び戻し、晴藤に付けて送り込んだ。京に近い播磨の地を親長へ任せようという思惑あってのことだ。


「左中将様(晴藤)。まずは諸将の存念を訊くべきかと」


親長が晴藤へ助言する。


「ふむ。ならば、まず民部(池田勝正)の思うところを訊かせてくれ」

「はっ。御承知の通り龍野方は窮地に追い込まれております。まずは何よりも龍野城の救援が肝要かと存じます。途中いくつか守護方の城がございますが、我らを阻めるような兵はおりませぬ。仮に邪魔立てするようならば、我が手勢が討ち払います故に御心配は無用に願います」


播磨へ入った幕府勢は一万七〇〇〇余りで、主に山城、摂津、河内の兵が中心だ。対する守護方は、物見の報告によれば浦上の援軍を加えても幕府勢をやや下回る一万四〇〇〇だという。故に城の内外から挟み討てば負けることはない、と勝正は思っている。しかも摂津衆の中には代官たる和田惟政の姿はなく、旗頭は勝正だった。これを勝正は好機と捉えた。勝正は当初、三好方として義輝と敵対していた所為で幕府内での立場は低かった。よって今回の戦で何としても武功を上げ、出世の糸口を見出そうとしているのだ。


ちなみに惟政がいない理由は、秋の西征へ向けての戦支度を進めているからだ。今回の播磨入りは、義輝にとって前哨戦に過ぎなかった。


「御言葉なれど、御着の小寺は播州では大身でござる。これを軽視してはなりませぬ。このまま龍野へ兵を進めば、必ずや挟撃の憂き目に遭いましょう」


勝正の言に異を唱えたのは安治である。安治としては播州での先手は自分と考えており、出しゃばる勝正へ釘を刺したのだった。


「ならば御着を攻めるか」

「畏れながら申し上げます。小寺は先年に上様へ謁見を済ませており、攻めずに従わせることこそ上様の御望みかと存じます」


今度は親長と共に晴藤の補佐役として同陣している石谷頼辰が発言する。


義輝は秋の西征へ向けて播磨の兵も使うつもりでいるので、守護方と龍野方、どちらも滅ぶことは望んでいない。両者の兵力を温存させた上で恭順させるのが最上なのだ。もちろん晴藤もそれは伝えられている。


「どうしたものか…」


晴藤は神妙な面持ちで思慮に耽る。だがこういった事が初めての晴藤に妙案が浮かぶわけもない。全員の意見に一長一短があり、かと言って各々は自身の意見を譲るつもりはないようだった。


そこへ思わぬ来客があった。名を小寺官兵衛孝高こでらかんべえよしたかと言った。


「政職の遣いか」


当然のように晴藤が問うが、孝高は首を横に振って否定した。


「手前の独断にございます。拙者が左中将様の許へ参っていることを主は知りませぬ」

「話にならぬ。出直して参れ」


そう言ったのは、唯一孝高を見知っている安治だ。だが孝高は動じることなく話を続けた。


「手前が推察いたしますところ、左中将様は守護方、龍野方と双方どちらにも味方する気がないと御見受け致しましたが、如何でしょうや?」

「左様じゃ。何故に判った」

「公方様は筋目を通される御方と伺っております。伊予での仕置を鑑みれば、播磨でも同様かと存じまして」


孝高の返答に、晴藤は唸った。目の前の男は明らかに自分より年下である。それなのに、会ったこともない義輝の考えを正確に見抜いていた。


晴藤は義輝の小姓である蒲生賦秀の才気にも驚くことがあったが、この男も相当なものだと感じた。同時に、自らの無明ぶりを恥じた。何故に自分は僧籍にあったのかと。将軍家の男児として生まれたのなら、幼少より武芸を身に付けて兄の力になりたかった。だが、哀しいかな失われた刻が戻ることはない。


救いなのは、晴藤が将軍家一門として生を享けたことにより、自らに足りない部分を余人で補える立場にあることだ。


「ならば訊く。兄上は守護方、龍野方ともに矛を収めさせた上で幕府へ恭順させたいと考えている。何かよき考えはあるか」


試しに晴藤は、目の前の難題を孝高へ突き付けてみた。


「簡単でございます。御着城へ兵を入れてしまえばよいのです」


と、事も無げに言い切った。これに対し、晴藤が己の疑問を口にする。


「されど、我らが御着入りしてしまえば守護方に勢いがつかぬか?」


幕府勢は赤松政秀の要請で播磨入りしているので、名目上は龍野方だ。その幕府勢が守護方である小寺の城に入ることは、政秀からすれば重大な裏切りに映るだろう。それでは、ただでさえ不利な龍野方が一気に滅亡へ追い込まれても不思議ではない。


それを晴藤は懸念しているのだ。


「案ずるには及びませぬ。むしろ幕府勢が御着入りすることで、播州での戦は終わりとなりましょう」


孝高が言うには、守護方は幕府勢の播磨入りを龍野方の策と考えているので、それがいきなり味方陣営の御着へ入れば、その意図が見えずに龍野攻めを中断するはずだ、ということだった。


「後は小寺と共に兵を龍野まで進め、双方へ恭順を誓わせれば宜しいのです」


播州の有力者である別所と小寺が幕府へ味方すれば、没落している赤松が対抗する術はない。赤松さえ降してしまえば、浦上は大義身分を失うので兵を退くしかない。


だが孝高の策には重大な欠点が一つあることを安治が指摘した。


「されど政職殿は、そなたが参っていることを知らぬのであろう?」


孝高は独断でこの場に来ていると最初に言った。ということは、幕府勢の御着入りは不可能ということになる。


「故にまずは、我が姫路城と妻鹿城へ兵を御入下さいませ。さすれば政職様は、幕府勢を迎えるしか道はなくなります」


姫路城は御着の西、妻鹿城は南に位置する。北側と東側は別所の勢力圏であるために政職は四方を囲まれることになる。確かに孝高の言うように城を開けるしかないだろう。


しかし、その言葉に全員が唖然とした。孝高の行いは、まさに主君への裏切りに等しい。これを認めてよいものか、と晴藤は悩んだ。


その孝高としては、主を裏切っている気はさらさらない。主家を滅ぼさぬ為、自らの責任を以て正道へ導こうとしている。ただやり方が強引で、その意図が正確に伝わらないのだ。


親長が孝高の真意を量るべく、一つの問いを投げかけた。


「幕府は小寺の家をどうしたらよいかな」

「叶いますことならば、今の所領を安堵して頂ければと存じます」


その答えに野心は微塵も感じられなかった。


親長が晴藤をちらりと見る。“受け入れてもよい”という合図だ。


「承知した。では案内を頼む」

「ははっ」


翌日、幕府勢は孝高の先導によって西進を開始、姫路と妻鹿へ兵を入れた後に御着に入った。


=======================================


三月四日。

備前国・沼城


幕府勢が龍野方へ味方して播磨入りを果たしたことを知った宇喜多直家は、居室でほくそ笑んでいた。


(くっくっく、斯様に突然と機会が訪れるとはなぁ…)


主・浦上宗景は大半の兵を率いて播州へ入っている。幕府勢を目の前にすれば、簡単に兵を退けないはずで、しかも自分は備中の三村に備える為に相応の兵を預けられている。つまり国内に敵らしい敵はいない状態で決起が可能だった。


「祖父の復讐を果たす時が来た。幕府へ使者を遣わせ。宇喜多は幕府へ御味方仕る、とな」


翌日、宇喜多直家が挙兵し、浦上領を侵し始めた。


その報せは、瞬く間に播州へ流れた。




【続く】

晴藤の初陣です。晴藤は末弟であるからこそ、二人の兄ほど我が強くないという性格となっています。これが将来にどう影響するのか、今後にご期待下さい。


さて官兵衛登場です。策士としては有能ですが、相手に勘違いされやすいのが官兵衛の損しているところだと思っています。



また直家も僅かながら再登場しました。この辺りを交えて次回も播磨編が続きます。直家の謀叛を受けて官兵衛はどう動くのか、浦上側の動きや義輝の思惑などを描いていきます。


ちなみに柳生家の加増は宗厳に対してではなく、武芸者をヘッドハンティングするために必要な経費です。故に柳生家自体の取り分はそれほど代わっていません。(誰が所属しているのかは何れ…)


尚、今章は二十幕ほどと考えていましたが、もう少し長くなりそうです。

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