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第2話 真犯人フラグフラグ

主題歌 「VI VAN BANG BORN」


チート、gifted、荒技、wanted

禁忌、禁じ手、明らか盲点

反則、異次元、この世のもんでは無いです

無理ゲー、それ聞いてないって…

ayライバル口を揃えて

wowライバル口を揃えて

バグで、まぐれ、認めねーゼッテー

マジで?コレおま…全部生身で?

It's 生身 It's 生身 yeah yeah yeah yeah

Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...

Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...


実力を発揮しきる前に

作者の方がバックれてくらしい

上がり切るハードルvery happy

あきらかにダントツでピカイチ

相変わらず社畜してる毎日(Bling Bling...)

誰の七シフトもいらない お前の有給より配給

俺、パッと見出来ない事ばっかりだけどvery happy

あ(たま)、キレてる 呆れてるアイリーン

恵まれてる家族友達(happy)

もう反則的立ち位置、皆俺に任せておけば良い(Bang Bang Bang)

教科書に無い 問題集に無い

超BADなまじない listen


鏡よ鏡答えちゃって

who's the best? I'm best ! Oh yeah

生身のままいけるとこまで

To the next, to the 一番上


now singin'

Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...

Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...

Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...

to the next,to the 一番上


essay 俺のままで居るだけで超Thanks

essay 誰も口を挟めない(ダメです)

essay 俺のままで居るだけで超Thanks

essay 誰も口を挟ませない(ダメです)


ピンポーン!!


あさっぱらから、インターホンの音が聞こえる。今日は休みだからゆっくり寝たいのに...この物語の作者でさえ休日にわざわざ作り上げているんだ。お前も眠ってないで起きろ。そう思われているのではないかと言わんばかりに、インターホンが再度音を立てて響き渡る。


流石に観念して起床することに...といっても、シャツとパンツだけではドアを開けられないから、パジャマでもなんでもいいからその辺の服を着て玄関へ向かう。


ホームズ「は~い、どちら様でしょうか?」

そういいながら、寝ぼけた状態で玄関のドアを開けると、元気のよい声が聞こえてきた。


ワトソン「おはよう、ホームズ。元気にしているかい!」


そう朝から爽やか声を上げている男が、今作のワトソン役としての脇役、ジョン・B・ワトソンである。学生時代に作り上げた考察クラブ「VIVAN」のメンバーであり、数々の難事件を解いた数多のVIVANが引き起こした数多の厄介ごとの数々を処理してきた男であり、私の最高の助手である。実際ワトソンがいなければ、VIVANは一年も持たず崩壊していたであろう。それほどまでに、当時のVIVANは恐ろしいクラブでもあった。おっと説明が長過ぎたね。もうそろそろ本題に移ろう。


ホームズ「なんだいワトソン、こんなあさっぱらから。事件の依頼ならVIVAN最強...いや、

世界最高の考察者『ジュラキュー・L・ポワロ』にでも頼めばいいだろう。私は眠いので失礼するよ。」


ワトソン「いや、それがね...できないんだよ。確かに相談は受けたよ。でも、依頼人がね...」

そう言ってワトソンは言葉を詰まらせ、どこか気まずそうな顔をしていた。


ホームズ「どうしたワトソン、気まずそうな顔して、私は探偵じゃないんだよ。事件を解決してほしいなら、他のVIVANにあたるべきでは?」


ワトソン「それがねホームズ、その依頼人というのが、ポワロ本人からなんだよ。」

それを聞いた瞬間、私は無意識にドアを閉め鍵をかけ寝室に行き、ベッドにくるまる。これはきっと悪い夢なんだ。よし、もう一度寝むれば、起きたときにはきっと何事もない日常がひろがっているはずさ

そのような悲壮感漂う中、これは夢ではなく現実だとたたきつけてくるかのようにスマホの着信音が響いた...

私は着信番号をみるまでもなく電話に出た。そう、あの男からの電話だという確信があったからだ。


???「久しぶりだね。ホームズ君、実に2年ぶりかい?君とこうして会話するのは?」


ホームズ「その憎たらしい声は変わってないようですね、ポワロさん。あと、あなたとは3年ぶりですよ。なんせあなたとの相性はあまりよくないですからね。」


ポワロ「まぁまぁ、昔の話はいいじゃないか。少なくとも私は君の実力を認めているし、君との相性が悪いなんて思ったことはないよ。A2の件に関しては悪いと思っているが、あれももとをただせば君が悪いのだからね。」


ホームズ「それはそうですが...まぁ、この話は置いといて要件はなんですか?ワトソンを使ってまであなたが頼み事してくるなんてね。こういっちゃなんですが、I have a bad feeling about this 」


ポワロ「どこかで聞いたようなセリフだね。要件はワトソンから聞いてくれ、私はこれから用事があるんで失礼するよ。まぁ君にひとつアドバイスをするなら、そうだな...don't think...feel」


そう言って電話を切られてしまった。なぁ~にが感じろだ。そう嫌味を言おうとした瞬間、ワトソンを玄関先に置き去りにしていたことを思い出す。玄関につくと、ドア越しでも伝わるほどに機嫌が悪そうな男が突っ立ていた。


ホームズ「いやな予感がする...」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

30分後 リビングにて


ホームズ「まぁまぁ、そうかっかせずにコーヒーでも飲もうじゃないか。君の好きなブラックを

淹れてあげたんだから。」

そう言い、ホームズはワトソンの席にコーヒーを置き、自分の席にもコーヒーを置いた。


ワトソン「君は学生の頃から自分勝手だった。VIVANでの団体活動もグループを無視してやりたい放題。

僕はいつも他の仲間から君を連れ戻すようにいわれていた。でも、いつだって君はそんな僕を巻き込み

事件を解決していく。誰よりも早くね。君は気分がよかっただろうが、巻き込まれた僕は溜まったもんじゃない。」


ホームズ「まぁ、いいじゃないか。その功績があったからこそ、君も僕もコードネームをもらえたんだから。ところで、ポワロから頼まれていた要件を聞くだけ聞いてみようじゃないか?」


ワトソン「ポワロからの要件は一つ。『ポーネグリフを守りなさい。沈みゆく世界に夜明けの旗をかかげ。』この言葉の意味を解読してほしいとのことだ。」


ホームズ「なるほどねぇ~、ポワロは他になにか言ってなかったかい?」


ワトソン「ほかには何もいわれてはなかったかな。ところでホームズ...君はこの難問を解く気はあるかい?」


ホームズ「いや、興味ないね。『沈みゆく』とポワロは言ったんだろう。なら、あの男はもうすでに解いている可能性が高い。さしづめ私の推理力がなまっていないかを確認したかったのだろう。そんなものはごめんだね。まだ、誰も解いていないものを解き明かしてこそのVIVANだろう。だれかが解いたものの考察をするのはごめんだね。わくわくしない。」


ワトソン「そこをなんとかお願いだよホームズ。ポワロからの依頼を断ると後々面倒なことは君もよくわかっているだろう。」


ホームズ「久々に意見が割れたね。なら、こうゆうのはどうだい?僕とのゲームでもし君が勝利をすれば、その依頼を受けよう。負けた場合はあきらめてポワロに断られたことを報告する。どうかな?」


ワトソン「ゲームはなにをするんだい?」


ホームズ「VIVANでゲームといえばあれしかないだろう?」


ワトソン「あれか!」


ホームズ&ワトソン「”VIVAN:ゲーム”」


説明しよう。VIVAN:ゲームとは、VIVAN同士が互いにプライドをかけて行うゲームである。

出題者は問題を作成し、回答者が正解できれば、回答者側のVIVANが勝利。不正解であれば出題者側が勝利する具合である。ヒントもしく質問をすることが可能ではあるが、VIVANポイントを消費してしまう。はじめは3ポイントでヒント・質問を要求した場合は1ポイントづつ減っていく。これは、交互に出題者と回答者を入れ替わる際に勝者の判定を決めるためのものであり、単発の勝負では、0ポイント以内に問題を正解できれば勝利となる。また、賭けの対象は様々だが、VIVANのコードネーム内のミドルネームを賭ける場合があり、敗者は勝者からミドルネームを奪うことができる。奪われたミドルネームは2度と使用することができない(別のミドルネームを付与することなら可能)ため、VIVAN内では禁忌のゲームとして畏怖されていたゲームでもあった。


ホームズ「今回は私が出題者として問題を出そう。そうだな、問題は昔、作者が見事外した問題から出題しよう。」


問題


2021年に制作された日テレのドラマ”真犯人フラグ” ドラマ放送開始直後、ドラマのホームページの登場

人物の紹介一覧にて、登場人物の名前の一部がフォント違いになっている状態で紹介された。フォントが違っていた文字をピックアップすると、「真・の・一・一・ん・ん・ん」となっている。

今回はこの暗号を解読することができれば正解とする。


*この暗号を解読するためには、ドラマのホームページで第一話のあらすじをみるか、ドラマを見る必要があります。また、この暗号に関しては、ドラマスタッフによる正解の開示が行われておらず、あくまでこの作者の推測に基づいて解答を導き出しているためあしからず。ちなみに当時この暗号を解読するため、一人の考察系ユーチューバーが動画投稿をしていました。私も謎解きに参加していましたが、暗号を解き明かせたのは、結局ドラマが完結した後でした。この問題の難易度は相当高いものであると思われます。挑戦したい方は一度ここで読むのをやめて考えていただいて構いません。また、ピックアップされたフォント違いの文字も、カタカナに変換したりパズルのように組み合わせる必要がありますのでご了承ください。



ホームズ「ではワトソン勝負と行こうか?覚えているかい。勝負の前に行う儀式を?」


ワトソン「あぁ覚えているよ。では始めようか宣誓を」


ホームズ「アゴナヤ ティン エピシミア(欲望のために戦い)」


ワトソン「ニキヤ ティン エピシミア(欲望のために勝利する)」


ホームズ&ワトソン「オルキゾメッソン VIVAN(VIVANに誓って)」


VIVAN:ゲーム開始

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ワトソン(ホームズが考えた問題...恐らく一筋縄ではいかないだろう。このゲームの肝は出題者からのヒントもしくは質問でいかに確信に近づくかだ。質問の効果範囲(回答範囲)はあくまで常識の範囲内で納めなければいけない。あまりにも不躾な質問に対しては答えなくてもよい。ただポイントを消費してしまうだけになってしまう。それにしても、ホームズはなぜこの問題の説明にドラマの内容をここまで詳細に伝えているんだ?そこに解放の鍵が眠っている気がする。


一時間経過

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ワトソン(真犯人フラグのあらすじを読んでいたがおかしな部分は特にない。フォントも既にもとに戻っている。いろいろと考えてはいるが全然ピンと来ない。だが、この暗号には不可解な点が一つある。


ワトソン「ホームズ...ヒントを要求するよ。」


ホームズ「わかった。この暗号を解読しようと試みようとするとある一つの問題にぶつかる。それは暗号文として解読するにはピックアップの文字が少なすぎる...と。そして、このドラマのあらすじを読むとわかるが、”炊飯器失踪事件”と週刊誌に報じられて主人公が家族を取り戻していくドラマだ。そして、この暗号もドラマ同様...失踪しているんだよ。文字がね。」


ワトソン「失踪しているだと!文字が...そんなん卑怯やんけ。」


ホームズ「あぁ、だからこそフォントはひっそりと元に戻っていたんだ。一月も立たないうちにね。SNSでの炎上を避けるためか、別の狙いがあったかは分からないがね。さぁ君はわかるかな?なにが失踪しているのかを」


ワトソン(失踪している文字を探すだと...だいたい文字抜きにても何文字失踪しているのか、それさえもわからないじゃないか。1文字あるいは10文字...失踪している文字数がわからない以上答えは無限大にある。この問題を作ったあな番スタッフは頭VIVANなんじゃないか。落ち着くんだ。まずは整理しよう。真犯人フラグのドラマは、主人公の家族がある日3人同時に失踪するところから始まる。そして、編集の友人にゴシップ記事として炊飯器失踪事件として世間に公表され話題となってしまう...ちょっと待てよ...炊飯器失踪事件...すいはんき失踪事件!?そうか、”炊飯器”が失踪しているのか。それならホームズが言っていたこのドラマを見る必要があるというヒントにも頷ける。)


ホームズ(その反応、なにか気づいたようだね。)


一時間経過ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ワトソン(おかしい。かれこれ一時間以上並べ替えをしているが、一向に暗号文が完成する気配がない。

失踪している文字は炊飯器ではないのか...仕方がない、ヒントを要求するしかないか。)


ワトソン「ホームズ、ヒントだ。ヒントをくれ。」


ホームズ「さすがのワトソンでもこの問題は手こずるようだね。いいだろう、ヒント二つ目。おそらく君は今、失踪している文字を炊飯器だと考え、ひらがな・カタカナ等に分解しつつ暗号文の完成を目指したはずだ。この作者が昔行っていたようにね。しかし、失踪している文字は炊飯器ではなんだよ。」


ワトソン「じゃあ、炊飯器でないなら、いったい何の文字が失踪しているというんだい?」


ホームズ「それはねワトソン、このドラマをみていけばわかるが炊飯器失踪事件は炊飯器が失踪しているわけではないんだ。正確にいえば、主人公の相良凌介の家族が失踪しているんだ。つまり、主人公の愛する者たち...そう...”ハニー”が失踪しているんだ。ここまで言えばワトソンもう君ならわかるだろう...答えがね」


ワトソン「僕を侮ったねホームズ、さすがにこれほどのヒントを与えられれば正解はもらったようなもの。う~ん...ハニーを追加して並べ変えると浮かび上がる文字は、『真ハん二んツマ』

これが、この暗号文の答えであり、犯人は相良凌介の奥さん相良真帆さんだ。違うかいホームズ。」


ホームズはどことなくにやけた表情しながらこう答えた。

ホームズ「ファイナルアンサー?」


私は疑うことなく答える

ワトソン「ファイナルアンサー!」


二人の間にはしばし沈黙流れる。まるでミリオネアのような緊張がその場を包み込みホームズがゆっくりと口を開ける。

ホームズ「不正解」


ワトソン「え?」

私は驚きを隠せず困惑したいた。これ以外の答えがあるのか?私には解くすべがなかったからだ。

ホームズはそんな私の表情を楽しそうに観察した後、ゆっくりと説明してくれた。


ホームズ「ワトソン、君は見事にこの問題の制作者が考えた罠にはまったしまったね。まぁ、私のヒントをそのまま受け取れば当然答えは、真犯人ツマとなるんだが、VIVANの第二話のタイトルのところを忘れているようだね。」


ワトソン「第二話のタイトル...あぁ!!」


ホームズ「ようやく気付いたかいワトソン...でも遅かったね。そう第二話のタイトルは真犯人フラグフラグ。これがこの暗号を解く最大の鍵、”真ハん二んツマ”この暗号文を完成させたことにより、相良真帆さんに真犯人フラグが立ってしまった。そう...フラグが立ってしまった。それはすなわち...フラグ。そう...

”はた”を暗号文に追加しなければならなかったんだ。そうして初めて解けるこの暗号文の答えは


”真ハん二んハダンナ”...そう...これこそが、この暗号文の答えだよ。」


ワトソン「じゃ、このドラマの犯人は主人公の相良凌介なのかい?」


ホームズ「いや、違うよ。犯人は主人公ではなくその友人が犯人だよ。


ワトソン「じゃあこの問題の暗号文の答えも間違っているんじゃないかい?」


ホームズ「ちがうよワトソン。実は、このドラマは6,7話くらいにもう一文字だけフォント違いの文字で”の”が追加されているんだ。つまり、暗号文の答えは、”真犯人は旦那の”が本来であれば正解になるんだ。結局、作者がこの暗号文の答えに気づいたのは、ドラマが完結した後だったがね。作者はずっと相良凌介が犯人だと思っていたからね。」


ワトソン「でも、なんで製作者は”の”だけ遅れて追加してきたの?」


ホームズ「それはね、この問題を解いてほしかったからに他ならないんだよ。考えてみてほしいのだが、この問題がはじめから、最後の”の”が追加されてしまっていた場合、暗号文の答えは”真犯人は旦那の”という文になってしまう。だが、こんな中途半端な暗号文では正解かどうかさえ解き手にはわからない。だから、最後の”の”だけを後に出し、正解をわかった人に対して、ドラマの真犯人は主人公ではないよと知らせるための”の”であったということをしらせたんだね。はじめは卑怯だと腹も立ったが、よくよく考えれば限りなくフェアな暗号だったんだよ。」


ワトソン「しかし、すさまじい暗号を考えた奴がいたもんだ。それで結局、解けた奴はいたのかい」


ホームズ「もちろん、何人かは解いた人はいると思う。でも、考察系ユーチューバーで解けた人はいなかったじゃないかな。もし解けていたとしても、言えなかったのかもしれない。この暗号文はあまりにも難易度が高いうえに解けたところで主人公が犯人ではないという情報以外得られないからね。下手をすれば炎上しかねない案件でもあった。製作者サイドもあまりにも話題に上がらなったから、このまま隠し通してなかったことにしたかったのかもしれないしね。それにねワトソン...このドラマはいろいろな遊び心が

ある作品でもあるんだよ。」


ワトソン「遊び心?」


ホームズ「たとえば、第一話の冒頭の死別の刃、これはきめつの刃のパロディでもあるし、ひげじょりじょり星人...これは、じょりじょりでジョジョの奇妙な冒険を表していたりするんだ。ほかにも、宗教団体が歌っていた歌は吉良吉影をイメージして作ってあったり、大学時代のマドンナ的存在であった相良真帆さんを殺した犯人...つまりキラークイーンと表現できるようにしてあったりと芸が細かいんだよね。」


ワトソン「なるほど、きめつの刃の作者はジョジョファンだからね。上手く絡めたもんだ。」


ホームズ「そしてなにより面白いのがワンピースのパロディの採用の仕方なんだよね。エリンギ王は海賊王に掛けてあるし、作中でパンダのぬいぐるみの位置が変わったりしていた。これは、ワンピースのパンダマンが神出鬼没である設定を活かした洒落の効いた演出だったね。ドラマの展開につながるのか考察していた人がいたけど、あれはただの遊びだったからちょっと可哀そうだったけどね。」


ワトソン「ところで、ホームズ...君はいつワンピースのパロディが仕込んであると気付いたんだ。死別の刃はわかるよ、わかりやすかったからね。でもワンピースのパロディは気づかなかった人の方が多かったんじゃないのかい。」


ホームズ「エリンギ王あたりからうすうす気づいてはいたが、確信に変わったのは、茉莉奈さんの車のナンバーをみたときだよ。」


ワトソン「は?」


ホームズ「わからないかい?ワトソン君。仕方ない...鈍い君にもわかるように今からゆっくり説明してあげよう。」


そういうと、ホームズは、砂糖とミルクの入ったコーヒーを飲む。飲み終わると、どこか得意気な顔をしてゆっくりと口を開けた。


ホームズ「さぁ、謎解きはブランチのあとで」



                      第2話 完

いかがでしたでしょうか。読んで頂いた方ならわかると思いますが、第2話は壮大な前振りです。前振りに1話まるまる使っちゃうという前代未聞の手法を使ってみました。お前ら小説家かぶれの常識は、俺には通用しねぇ!!シロートだからよ!!

第3話からいよいよ私がオクライリオンで投稿したコメントの一部の深堀が始まっていきます。まぁもうそろそろおおやけになってもさほど影響はないと判断したからです。というより、もしかしたら皆...私がいうのを待っているんではなかろうか思うほどに”とあるゲーム”について取り上げないのでビビっています。けれども、まぁ、わたくし、小説の執筆はともかくとして推理とベースボールには自信がございますので、第3話もまたお楽しみください。それでは...また。

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