第1話 怪しい星の潜む丘
主題歌 「VI VAN BANG BORN」
チート、gifted、荒技、wanted
禁忌、禁じ手、明らか盲点
反則、異次元、この世のもんでは無いです
無理ゲー、それ聞いてないって…
ayライバル口を揃えて
wowライバル口を揃えて
バグで、まぐれ、認めねーゼッテー
マジで?コレおま…全部生身で?
It's 生身 It's 生身 yeah yeah yeah yeah
Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...
Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...
実力を発揮しきる前に
作者の方がバックれてくらしい
上がり切るハードルvery happy
あきらかにダントツでピカイチ
相変わらず社畜してる毎日(Bling Bling...)
誰の七シフトもいらない お前の有給より廃休
俺、パッと見出来ない事ばっかりだけどvery happy
あ(たま)、キレてる 呆れてるアイリーン
恵まれてる家族友達(happy)
もう反則的立ち位置、皆俺に任せておけば良い(Bang Bang Bang)
教科書に無い 問題集に無い
超BADなまじない listen
鏡よ鏡答えちゃって
who's the best? I'm best ! Oh yeah
生身のままいけるとこまで
To the next, to the 一番上
now singin'
Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...
Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...
Vi‐Van‐Bang,Vi‐Van‐Bang,Vi-Van-Bang-Born...
to the next,to the 一番上
essay 俺のままで居るだけで超Thanks
essay 誰も口を挟めない(ダメです)
essay 俺のままで居るだけで超Thanks
essay 誰も口を挟ませない(ダメです)
ここは喫茶店「アガサ・クリス御茶」、学生の頃からある1人の友人とワンピースの考察に耽っては、よく遊びに来ていた場所である。久々に来た私は学生時代にその友人と考察合戦をしてはボコボコにされていた苦い記憶を思い出していた。
ワトソン「ワンピースもあと二年ほどで完結してしまうのか。思えばかなりの長期連載だった。ガキの頃から読んでいたから、いざ終わりを迎えると寂しいものがあるが、自分が生きている間に完結してくれることに感謝しなければいけないな」
そうもの思いに浸っていると後ろから声をかけてくる男が来た。
???「久しぶりだね、ワトソン。ワンピースの3D2Yにちなんで二年ぶりに考察を披露しに来たよ」
そう言って声をかけて来た男が今作の主人公“シャーロック・D・ホームズ“である。もちろん本名は別にあるが、学生時代に作り上げた考察クラブ「VIVAN」の名残で彼を今だに当時のコードネームで読んでいる。そんなホームズも私のことを今もワトソンと読んでいる。そしてフルネームは、“ジョン・B・ワトソン“である。ちなみに、ミドルネームに一文字ローマ字を添えるのがVIVANのルールであり、その人物を表す英単語の頭文字をミドルネームに当てるのが常であった。例えば、ジョン・B・ワトソンであれば、ミドルネームの意味はBenevolent(親切な)といった具合である。自慢ではないがVIVANの組織内では私が最も良識のある人物であったことをここに記そう。というより他のメンバーが壊滅的なほど性格がダメであったのだが。おっと説明が長過ぎたね。もうそろそろ本題に移ろう。
ワトソン「オクライリオンシリーズ以来だね。君が本気で考察をするのは、と言ってもほとんどの読者にとっては理解し難いものであったろう。ただ見ていただけの人にとっては君は頭のおかしい奴だと思われていることだろうね」
ホームズ「そんなことはないよ。少なくとも10人程度は私の力量に気付いているし、私の考察の仕掛けにも気付いているだろう」
ワトソン「あの怪奇文書を解読できたものがいるとは、にわかには信じ難いけどね」
ホームズ「まぁ、にわかには信じ難いだろうね」
ワトソン「それで、約二年ぶりに私を呼んだということは遂に解読できたということかな“ワンピース“を」
ホームズ「全てとは言わないが、かなりいい線行っていると思っているよ。それにオクライリオンの答えも、もうそろそろ開示してもいい頃合いだと思ってる。二年もまたしてしまったんだ。もし奇跡的にあのシリーズにファンがいて、今もなお考えているのだとしたら、流石に解放してあげないといけないね。」
ワトソン「私は一向にかまわないよ。まぁ尾田先生も許してくれると思うよ。なんせ二年も寝かせたんだから。それに、あってるかどうかさえわからないものに罪悪感を感じてしまうのは、流石に意味がないよ」
ホームズ「ありがとうワトソン。だが、覚悟して聞いてほしい。VIVANで察人兵器として恐れられ、解賊王の異名を持つ私が本気で考察するということがどれほどのものかということを。半端な覚悟ならこの先に進まないことをお勧めするよ…..
それじゃぁいいかい、VIVAN(”別”に名乗る程でもない考察”班”)になりたいものだけが読み進めなさい」
ワトソン「では、見せてもらおうか、解賊王の考察とやらを」
ホームズ「あぁ。では聞いて頂こう。ワンピースも和の国編が終わり、エッグヘッド編も佳境を迎えようとしている最中、私はある一つの考察の可能性にたどりついた。」
ワトソン「ほぉ、それはなにかね?」
ホームズ「それは、和の国編...そしてロジャーの過去編が、ある一つの曲に沿って構成されていたのではないかということ。そして、その曲とは...B’zの『今夜月の見える丘に』なのではないかということに...」
ワトソン「うーん、あんまりピンとこないな。」
ホームズ「今から、わかるように説明するよ。とりあえず歌詞がわからないと説明しようもないから、歌詞を載せるね」
B'z 今夜月の見える丘に(一部省略します)
たとえば どうにかして 君の中 ああ入っていって
その瞳から僕をのぞいたら いろんなことちょっとはわかるかも
愛すれば 愛するほど 霧の中迷い込んで
手を~(省略)
燃えるような月の輝く丘に
迎えにゆくからそこにいてよ
かけらでもいい
君の気持ち知るまで 今夜僕は寝ないよ
痛いこと~(サビまで省略)
手をつないだら行ってみよう
あやしい星の潜む丘に
茂みの奥へと進んでゆこう
怪我してもいい
はじけるような笑顔の 向こう側をみたいよ
手をつないだら行ってみよう
まんまるい月の輝く丘に
誰もがみんな照らしだされて
心の模様が空に映ってる
いつでもそうやって 笑ってないで
かけらでもいい
君の気持ち知るまで 今夜は一緒にいたいよ
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ホームズ「どうだいワトソン、B'zの名曲でファンも多くいるけど、意識して聞かないと気付かないが、言われてみてから聞くといろいろと思う節があるんじゃないかい。」
ワトソン「たしかに...燃えるような月っていうのは、ルナーリア族で、今夜寝ないよって歌詞...これは黒ひげのことを指しているのかな。」
ホームズ「自分もそうだと思っているが、証明するには材料が少ないかな。だが、驚くべきは2番の歌詞のサビの部分『はじけるような笑顔の向こう側をみたいよ』の歌詞の使い方だよ。これは、ロジャー過去編のラフテルに到達した際の、あの笑っていたシーンを用いて、読者目線でこのフレーズを体現させているという点だ。私も当時、あのシーンをジャンプで読んでこう思った、向こう側を見せてくれと...
まんまと嵌ったわけだよ。尾田先生の術中に。」
ワトソン「するとホームズ、君はこの歌詞の内容を再現するために、尾田先生はあのロジャーの笑ったシーンを描いたと...そういいたいんだね。」
ホームズ「あぁ、間違いないと思っているよ。3番目の歌詞の部分が、和の国の火祭りまんまに描いている点からしてほぼ確だと思ってる。」
ワトソン「たしかに、火祭りの『空船』関連のシーンと酷似しているし、しかも満月だった。もしかするとニカのあの描写は、満月であることを読者に知らせるための描写だったのかもしれないと思えてしまうほどに合致している。」
ホームズ「ここまででも面白い考察だが、ここからなんだよ...本題は、この歌詞に沿って構成されていると仮定するならば、この歌詞をヒントにラフテルを導きだせないかを考えているんだ。尾田先生は、連載開始当初から、このアイデアを採用していたのではないかと睨んでいる。なんでかっていうと、ラブーン編のクロッカスさんがラフテルについて語っていた描写で既にラフテルに霧がかかっていたんだ。そして、ワンピースの考察界の巨匠が発見した”あの考察”がここに来て生きてくるんだよ...一番目の歌詞をよく見てごらん。」
ワトソン「まさか、ホームズ...これって。」
ホームズ「そう、そのまさかだよワトソン君、あの”ドクロの左目”の考察に繋がってしまったんだ。
800年前に滅んだ王国のね。」
ワトソン「とすると、空島編くらいからは、尾田先生の中ではもう方針が定まっていたのかもしれないね。」
ホームズ「だろうね。そして、800年前に滅んだ王国の跡地がラフテルであるとするならば、ラフテルとは、ずばり、『怪しい星の潜む丘』...これがラフテルになるってわけだよ。」
ワトソン「怪しい星の潜む丘...か、ホームズはなにか心当たりはないかい?」
ホームズ「それがねワトソン...ありすぎるんだよ。星といわれれば、マリオブラザーズのスターだったり星のカービィだったり、神話とかからひぱって来るかもしれないと考えるときりがないだよね。」
ワトソン「ペガバンクでもサテライトとして出てるしね。これも星関連なのかな?」
ホームズ「その点に関してはなんとも言えないね。やはり、ラフテル編に関してはまだ考察できていない部分が多いと思ったんだ。そこで、君にお願いがあるんだが、久々にVIVANとして私と一緒に考察してくれないかな。」
ワトソン「別に構わないが、聞き手に回るだけになってしまうかもしれないよ。」
ホームズ「それでもかまわないよ。人に話すことで気づくこともある。その気づきこそが重要になってくることもあるしね。今日のところはこの辺にして、後日また落ち合うとしよう。」
ワトソン「2年ぶりにこうして君と話してなんだか安心したよ。VIVANにいた頃と変わっていなくて...そして僕まで巻き込もうとしているということはいよいよ本気なんだね。」
ホームズ「あぁ、ワトソン、そろそろ解きに行こうか
ひとつなぎの大秘宝
ドン!!
そう言って二人は夜の闇に消えてゆくのであった。果たしてこの物語の結末は語られるのであろうか!?
それは、作者でさえもわからないのであった。
VIVAN 第1話 「怪しい星の潜む丘」 完
ふぅー、やっと終わった。1話書くだけでこんな大変なの!これ完結できなくない!まぁゆっくりやっていこうと思います。所詮素人が趣味の範疇で活動しているものですので過度な期待はしないでください。読んでくれる人が10人くらいいればいいかな。続編も一応考えてはいますが、2話はワンピース要素は3%くらいしかありません。不定期更新ですが、日曜日に更新しようと考えています。せっかく作ったので楽しんで読んでほしいですが、さてさて私の才ではどこまで楽しませられるのやら。それではまた...