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◆モールス信号の君と星々の美しいセカイ◆

「おはよう」


『・-・・・ -・・・ -- ・・-』

◆オハヨウ◆


少年は鏡に向かって話しかけた。

ここは僕と鏡と星々しかないセカイ。

空を見上げると、輝く星と、まるでこの世界の王だ...と言っているかのように目立っている月が美しかった。


僕は何故ここにいるか分からない。

目覚めたらここにいたのだ。


でも、あの世界には戻りたくない。

このセカイの方がずっといい。

苦しむことなんてないのだから。


「今日は何をしようか」


『・-・・ ・・・- --- ・-・-・ -・・ ・・ --・-・ -・ ・-』

◆カクレンボシタイ◆


「ふふ、君はどうやって隠れるんだい?」



『・-・・ ・・・- --- ・-・-- ・・-・- ・---・ -・--・ -・-・-』

◆カクレテミセルサ◆


鏡なので隠れられる訳が無い。

僕はおかしく思って思わず笑ってしまった。

......とその時。



「え?」



鏡が消えた。



「本当に隠れたの?」



何も聞こえない。



「ねぇ、聞こえてる?まだ始まってないよ?...どちらが鬼か決めてないし......ねぇ、返事して?」



やはり聞こえなかった。僕はだんだん不安になってきた。

見つけるまで何も喋らないつもりなのだろうか。

...しかしここは僕と星々が美しい空と......君しか居ないはずだ。


辺りを見渡しても何もない。



「どこに行ったの...?」



君がいなければこのセカイに価値はない。

君がいなければ楽しくない。

君がいなければ......



『---- ---- -・ ・・ --』

◆ココダヨ◆



後ろから声がして、振り返ると君がいた。



「さっきまでいなかったじゃん。ずるいぞ、それ」



僕は安心して微笑んだ。



「どうやら僕は君がいないと生きていけないようだ」



『・・- --- --・-・ ・- ・-・』

◆ウレシイナ◆



僕は君を抱きしめた。

冷たい鏡だが、僕にとっては温かかった。



「もう消えないでね」


『・・- ・-・-・』

◆うん◆



こレ・-・・ ・・・ -・・-・ずっイっ・・-・・ いっショ






息抜きにサクッと書きました!

意味不ですね...(笑)


是非〖鬼使神差〜無能神様が世界を変える物語〜〗も読んでみてください...٩(๑>∀<๑)۶

https://ncode.syosetu.com/n0489ij/

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