たまにある生徒会集会
私は、今日も図書室に行こうとしていた。
弥生くんと会うために。
「瑠奈ちゃん。」
「ん?何?。」
「今日、生徒会集会だから
一緒に生徒会室行こう。」
やばい、忘れてた。
今日は何ヶ月に一回の生徒会集会だった。
図書室には生徒会が終わったら絶対に行こう。
「うん、一緒に行こっか。」
生徒会室に着いてから集会が始まった。
「如月さん。ちゃんと話聞いていますか?。」
「はっ、はい。」
「書紀は、大切な役割なのでしっかりとして
くださいね。」
「はい…。」
今日は、議題や内容があまり頭に入らなかった。
人を待たせてしまっているからだと思う。
「急がないと。」
私は、生徒会集会が終わってからすぐに、
図書室に向かった。
走ると注意されるから全力の
早歩きで移動した。
弥生くんに申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
図書室に着いたらすぐ謝罪しよう。
やっと図書室の前に着いたけど
何故か声が聴こえる。
なんでだろうと思い、少しだけドアを開けて、
図書室を覗いて見たらそこには、
女の子と話をしている弥生くんの姿があった。
私は驚いた。だって、弥生くんは、
女っ気がなかったし、
それに、男子でも他の人と話をしている印象が
無かったから。もう少しよく見てみたらその
女の子は、眼鏡をかけていて
前、体育委員会で一緒だった桜ちゃんに似ている。
桜ちゃんかも知れない。なんだか気になる。
作者も昔、いろんな秘密の話をしている所を
見たり聞いたりしたことがあります。
いや、見たんじゃ無くて、見てしまった。
聞いたんじゃ無くて、聞いてしまったんですよ。
あっ、今回は如月さん目線で書いてみました。