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通学の桜ロード

僕は、桜が沢山咲いている通り慣れた通学路の

桜ロードを通っていた。

ちなみに、そう名付けたのは僕で、

そう呼んでいるのも、僕だけだ。

僕は、毎日一人で行きも帰りも

この道を通っている。

僕を待ってくれる人や一緒に帰ってくれる人も

いないから。

本当に、ことごとくぼっちなんだなと

我ながら思う。

という訳で、今日も一人で登校していた。

「弥生くーん。」

誰かが、僕の名前を呼んでいる様な気がする。

気のせいか。

「弥生くーん。」

いや、気のせいじゃない。この声は…如月さんだ。

「やっと追いついた。弥生くん、歩くスピード

速いから…。」

「疲れちゃった。」

「ごめん。」

一人で歩くことが多くて、人のスピードに

合わせるのを、忘れていた。

如月さんは、僕を視ながら、

「にしても本当に綺麗だね。」

「えっ何が?。」

「何が、って桜がだよ。」

あぁそうか桜か、如月さんは、僕の奥にある

桜のことを言っていたのに、一瞬でも僕のことを

言っていると、思った自分が、恥ずかしい。

恥ずかし過ぎる。

「あの、どうしてここの通りに?如月さんの家

こっちじゃないと思うんだけど。」

僕は、昔からここが通学路だけれど、如月さんの

様な人は、いなかったと思う。

「あぁ友達の家に泊まって、そのまま

学校に行こうと、思ったから。」

如月さんは頬を赤らめながら言った。

「そうなんだ。」

僕は、その友達が酷く憎く羨ましいと思った。

多分この感情は嫉妬だと思う。

誰かが好きな人が出来ると嫉妬が多くなると、

言っていたが、本当だ。

こんな感情がしょっちゅう襲ってくるなんて、

苦しくて痛い。

リアルの仕事が忙しくなるのであまり更新

出来ないかもです。ごめんなさい。


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