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何気ない会話

あの図書室で如月さんと出会ってからというもの、

僕は、図書室に行くのが楽しくなった。

今まで僕は、クラスの奴らからぼっちと

思われない様に、仕方なく図書室で

本を読んでいた。

まぁ…本は好きだしあまり苦ではなかったが、

たまに本を読まず遊びで来る輩がうるさかったし、

何より一人で居るのは少し寂しかったからだ。

僕は、如月さんと他愛もない話をする様になった。

例えば、

「弥生くんの誕生日っていつ?やっぱり三月?。」

「そう三月十四日。」

「そうなんだホワイトデーだね。」

ああそうか、そんなイベントが世間では行われて、

いたんだよな。僕には、全然無関係で、もう

忘れていた。

一人でホワイトチョコレートケーキを作る

くらいで、そのこと以外は普通の日だった。誰にも

祝われないし、僕も別にめでたいとは、

思わないし。

「如月さんの誕生日はいつなの?。」

「私は二月十四日。弥生くんと一ヶ月違い。」

「本当だ。」

「バレンタインデーなんだね。」

僕は少し笑いながら言った。

「ちょっと、何笑ってるの?。」

「何でもないよ。」

大げさかも知れないが運命かと思った。同じ月が、

関係してる名前で、誕生日も一ヶ月違い。

これを運命と言わずして何という?…偶然か。


作者も今年というか早生まれなので、

来年の誕生日にホワイトチョコレートケーキを

作ってみたいです。

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