『黒猫日記』設定
夢オチではなく、本当に獣な彼らです。
※このシリーズは『登場人物の半数ほどが、人間ではありません』。
夢の中で猫や犬になっているのではなく、本当に獣化しています。
魔導師本編とは全く関係のない話ですが、各キャラの関係などはそのままです。
そのうち、キャラが増えるかもしれません。
『人物紹介』
・ミヅキ
外で逞しく野良生活をしていたが、ゴードンに拉致(保護)された。
そのまま引き取られ、現在はエルが親代わりに。
子猫なので無邪気、奔放、何を仕出かすか判らないと三拍子揃っている上に、
思考が野良生活寄りなので、よくエルを慌てさせている。
・エルシュオン
通称・エル。獣医ゴードンの飼い猫。血統書付きの長毛種で美猫。
大型種のなかでも大柄な個体であり、鋭い視線と媚びない態度に
『綺麗だけど可愛げがない』と言われることもしばしば。
実際はとても優しく面倒見が良い性格だが、怖がられることが大半。
地味に傷ついていたが、ミヅキに懐かれたことにより、過保護な親猫と化す。
なお、ミヅキは『この家は親猫様の縄張りで、群れのボスは親猫様』と思っている。
……勿論、そこには人間であるゴードンも含まれている。
・アルジェント
通称・アル。獣医ゴードンの飼い犬。血統書付きの大型犬で長毛種。
見た目は優しげだが、迂闊に手を出すと噛み付く一面も。
基本的に、優しさが発揮されるのは身内オンリー。
ミヅキを構いたくて仕方ないが、大型犬ゆえ、『少しは落ち着け』と
諭されることが多い。……が、あまり反省はしていない。
時にミヅキのベッド、時に遊び相手となってくれる子守り犬。
・クラウス
獣医ゴードンの飼い犬。血統書付きの大型犬。
クールな印象だが、意外と面倒見が良い性格をしており、
ミヅキのこともそれなりに構ってくれる。
興味のあることには熱心だが、それ以外は割と大雑把。
ある意味、一番の常識犬。たまにゴードンにも呆れている。
・ゴードン
エル達の飼い主であり、ミヅキを拾った獣医。
自分の家の子達が可愛くて仕方がない、良い飼い主。
エルが親猫呼ばわりされるに至った元凶だが、エルを案じていたことも事実。
言葉の壁があるせいで、エルからの抗議を綺麗にスルーした。
飼い主で人間なのに、ミヅキからはエルの方が上位だと認識されている。




