僕の好きになった人は、、、父親の再婚相手だった!
『まさか、、、!? 僕がそんな事になるなんて想ってもみなかった!?』
僕が13歳の時から、僕は父親と二人だけの生活をしていた。
僕のお母さんは、交通事故で亡くなったからだ。
夕方の買い物帰りに自転車と車の交通事故だったって、、、。
後から、お父さんが僕に話してくれた。
相手の車に乗っていた人は、軽傷で済んだらしい...。
まだ、免許を取ったばかりの若い女の人だったって、、、。
当時、その人はまだ18歳だったって言ってた!
僕もお父さんもその人の事を恨んでいる訳じゃないし。
年に一回、僕たちの家にその女性は足を運んで来てくれる。
『お母さんの命日の日だ!』
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そして、お母さんが亡くなって7年が経った。
僕ももう直ぐ20歳になる!
そこに、お父さんが僕に大切な話があるから聞いてくれないかと言ってきた。
こんな事、、、お母さんが亡くなった時以来だ...!
僕も凄く緊張していた。
お父さんのはじめの言葉がこれだった!
『お父さんな~【再婚】するよ!』
『えぇ!? 相手は、、、?』
『佳奈ちゃんだ!』
『嘘だろう? 何でそうなるんだよ! お母さんが亡くなったのは、、、?
佳奈ちゃんが運転していた車で、、、そんな、そんな...。』
『海斗も佳奈ちゃんの事、恨んではないよな~! あの子はイイ子だと思うよ。
1年に1回、母さんの命日の日にはうちに来て、母さんの写真の前で手を合わ
せて帰っていく。俺はそんな佳奈ちゃんが好きになったんだ!』
『オヤジと佳奈ちゃんは何時からそんな風になったんだよ!』
『あぁ~5年前ぐらいからかな、、、? 街で偶然佳奈ちゃんと会ってな!
そこから、ちょくちょく二人で会うようになってからだよ!』
『...そうなんだ!』
『いいよな! 海斗! 俺が佳奈ちゃんと結婚しても!』
『...ううん』
『そっか! ありがとう! 佳奈ちゃんも喜ぶよ!』
『あぁ、』
▽
僕は、お母さんの葬式の日に初めて佳奈ちゃんを見て、好きになってしまった。
お母さんを殺したこの人を、僕は【好き】になってしまった。
佳奈ちゃんに僕は一目惚れだった...!
勿論、僕も当時13歳だったし好きになってはいけない人だと思っていた!
でも、1年に1回必ずお母さんの命日の日には来てくれる佳奈ちゃんの事を
僕はどんどん好きになっていって、、、。
僕も今年、20歳になるし! お母さんの命日の日には来てくれる佳奈ちゃん
に、【告白】しようと想っていたのに......。
こんな事になるなら、もっと早く自分の気持ちを言っておけばよかった...。
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僕は佳奈ちゃんに何も言えないまま、オヤジと佳奈ちゃんの結婚式に出た。
そして、その日から佳奈ちゃんは僕のお母さんになった。
『海斗くん、これからもよろしくね!』
『...ううん』
『無理にお母さんなんて呼ばなくてもいいけど、、、私を本当のお母さん
と想って欲しいから! 私、がんばるね!』
『ううん』
【僕はどうしたらいいのだろう、、、?】
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