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少林寺のユン
朝、李が武術の練習をしていると早川が来た。
「少林武術か?」
「そうだ」
「お主の剣術を見たい」李が言った。
「わかった」と言い、早川は小枝を抜刀で切り落とした。
「みごとだ」李が言った。
「食事の準備が出来たぞ」老師が言った。
三人は食事をしながら、これからの相談をした。
「焦りは禁物じゃ」老師は言った。
ユーは剣の練習をしていた。
そこにカンが来た。
「奴等は、たぶん街外れの寺にいるだろう」カンが言った。
「よし、では寺に行ってみよう」ユーはカンの部下を連れて寺に向かった。
寺の三人は村に向かっていた。
行くてに男達が見えた。
乱闘をしている。
「ムッ。少林寺の者だ」老師が言った。
李と早川は助太刀に行った。
李の棍と早川の剣で相手を倒した。
「危ないところをありがとうございます。私は少林寺のユンと言います」
「私は少林寺の李だ。どうしたのだ」
「清の将軍が我々を狙っています」ユンは言った。