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私の脳内思考保管所  作者: 発光食品
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2017 4 27

昔の私はどんな奴だったろうって思った。正直思い出せない。というのも私はほんとに何となくで生きてきた人間なのだ。何をするにもとりあえず、何となく、それっぽく、流れに身を任せてただどうでもいい時間を過ごしてきた。だからだろうな、どの世界に行っても私はどんな人?という内容の質問をすると皆揃ってこう言う「優しい人」この一言だ。それ以外に何もない、印象がない、とりあえず人当たりがよくて何となく近くにいてそれっぽい振る舞いをし友達ではあるが親友ではない、あまり話さないが嫌いでもない。言ってしまえば空気だ。別に居ても居なくてもどっちでもいいような存在、それが私。だから特にこれが楽しかったという思いでもないし辛いことばかりだった。自己主張がない故に先輩にいじめではないが部活内暴力もされたし同級生のやんちゃな奴らからどうでもいいことでバカにされ、それでも何だかんだで過ごすうちに慣れてきてどうでもよくなり笑ってるうちにただの笑い話になりそれとなく流され卒業し、専門学校で5割ほど爆発した。感情駄々漏れである。19にもなってようやく本音話しました。爆発するまで19年掛かりました。私という存在は今日もどうでもいい時間を過ごしています。今でも昔の自分のことははっきりと覚えていません。ですが、昔のどうでもいい時間があったから今の私がいるんだなって思えば多少は気が楽にならなくもないです。それと同時にもっとちゃんとしてればなーと、今さらになって思います。昔には戻れないし変えれない。私は今の私と向き合います。

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