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2017 5 15

私はボーカロイドが好きです、ボカロ大好きです。産まれた瞬間から大好きですと言いたいですが残念ながら出会ったのは中学生の時なので産まれた瞬間ではないです。当時の私は音楽には全く興味がありませんでした。家族や友達が「この曲めっちゃいいよ!」とか言って聞かせてもらっても何も凄いだとか良いだとか、そういう音楽に対してもそうだし私の心に対しても何も衝撃的な感情がわきませんでした。当時から私は人間に対してあまり良い印象がなかったのでしょうね、人間である私自身に興味がなかったから。生きていればそれでいいし楽しければそれでいい、嫌なことは嫌だし大人になりたくなかったんです。ずっとこのままでいたい、このままなのだろうと思っていました。そんな私はある日出会ってしまったのです、ボーカロイドに。最初の出会いはゲオのゲームコーナーでした、宣伝用に備え付けられたテレビとポスター、ゲームカセット、そして今まで聴いたことがない軽快な音楽、機械音に変換された棒読みとはまた違う不思議な歌声、それら全てが私の耳を突き抜け脳内に入り込み体全体を震わせたのです。あの時の衝撃は今でも忘れられません。あの時私が友達と出会い共に遊びあの日ゲオに行かなかったら恐らく今の私はここにはいなかったと思います。あの日あの時あの場所で、私はボーカロイドのファンになりました。その日からPSP片手に友達の家に通い遊びついでにひたすらボカロ曲を検索し続けていました。当時のローリンガールは脳天突き抜けるくらい衝撃的でした、その後も様々な曲と出会いボカロPを知りそれら全てが私の人生となりました。ここで別れるのが原曲派と歌い手派ですね、原曲派は原曲が全てであり歌い手が介入してくるな!でしゃばるんじゃねーよ!という言い分(たぶん、歌い手派は原曲の機械音が苦手だし人が歌った方が聴いてて気持ちいい!人もカッコいい、可愛い人がいっぱいいるし歌い手の方が好き!という言い分(たぶんあくまで表面上だけの見た目だけの私個人の感想ですがだいたいこういう感じだと思います。今こそサブカルチャーはだんだん表社会に認知されてきましたが当時はと言えばそれはもう悲惨でした。オタク=社会不適合者、社会から忌むべき存在のように扱われ一言でもオタク要素を含む発言をするとたちまち人が遠ざかっていくような環境でした。ニュースでもバラエティー番組でもオタクを嫌うような内容ばかり、家族ですら「こうなっては駄目だよ」と言ってくる始末。正直辛かったです、私達は好きだから、好きを好きと言っているだけなのにどうしてこんな扱いをされないといけないのか。確かに行きすぎた人もいます、常識の限度を超え人様に迷惑をかけてしまう事例もいくつもあります。やってはいけないことです、しかしそれら全ては好きというただ単純な気持ちから産まれたのだということを理解してもらいたい。原曲派も歌い手派もどちらにも言い分があります。苦手なのは仕方ありませんし理解出来ないのも仕方ありません。しかしだからと言ってそれら全てを否定してはいけないんです、解らないから否定する、それでは駄目なんです、見ようともせずただ表面上の結果だけ見て判断するのは良くないんです。それぞれにはそれぞれの美徳があり主張する要素があるんです。全てを理解するのは恐らく不可能でしょう。我々が人間である限り一個人には価値観があります。生は平等ですが能力は不平等です。出来る人もいれば出来ない人もいます。出来ないからと言って出来る人が出来ない人を笑ってもいいという法律はどこにもありませんし、その価値観はおかしいと思います。理解出来ないのであれば理解出来るだけの努力をするべきです。そして対象にされた人間は理解してもらえるだけの努力をすべきです。歌い手が嫌いだから歌い手を聴かない!で済ませるのではなく一回でも聴いてみるべきです。歌い手だってよく聴くと良い歌声の人もいっぱいいます。原曲が嫌いな人へ、歌い手がこうして表に出てこれたのも原曲があってこそなんです。原曲と歌い手は切っても切れない存在です。苦手なのは仕方がありませんしどうしようもないです。しかし苦手だから聴かない!ではなくあなたが今聴いている歌い手の曲にも原曲という古里があるんです。その歌い手さんがどういう気持ちでこの曲を歌っているのか、どういう出会いをしたのか、そういう曲だけではない心の心境を考えるのもありだと思います。ですので聴かなくでもいいのでこの曲には原曲があるんだ、と理解してもらえるだけでも有難いです。知ってもらえるだけでも嬉しいんです。私は原曲も歌い手もどちらも聴きますがどちらかと言えば原曲派です。私を育ててくれたボカロ曲が何よりも大切で大好きだからです。否定されると悲しいですし評価されると嬉しいです。私はボカロ曲が好きですがボカロ曲全てを知っている訳ではありません。私が知らない曲、この先出てくるであろう新たな歌い手、時代の流れに乗って現れる新たなボカロP、全てが新しく全てが新鮮なこのジャンルで私は今日も生きていきます。最初はwowakaさんでしたね、ドハマリでした。それから炉心溶融や右肩の蝶リンレン、ルカルカ★ナイトフィーバー、カンタレラ、等々ほんとに色んな曲に出会いました。そしてピノキオピーに洗脳されました。ピノキオさんの曲はどれもが素晴らしく抵抗無く私の体に侵食していきました。現在はATOLSさんと雄之助さんに洗脳されてます。私はもともとボカロ曲の歌詞に意味を求めないタイプの人間でした。なので青春ボカロソング等々を必要に推すタイプの人達にはあまり干渉しませんでした。私個人の感想ですが、確かに意味も大事ですが何より聴いててどうかが肝心だと思います。凄く良い歌詞でも曲調が微妙だと「歌詞はいいのに曲がなー」となってしまい威力が減少してしまいます。それはどうしてか、それは人の耳に届かないからが原因です。歌詞以前に曲全体がどうか?耳に残るのか?耳に残らなければ頑張っても評価されないんです。思いを伝えるには人を引き付けるインパクトが重要です。私は長年ボーカロイドを聴き続けました。私個人の結論としては、ボーカロイドは人ではなく曲なんです。人は歌ってこそ人を確立しますが、ボーカロイドは歌うことで曲を確立するんです。人は人でありボーカロイドはボーカロイドなんです。ボーカロイドは機械です、機械に感情はありません、しかしいつかは機械達にも感情という概念が誕生するでしょう。その時またボーカロイドというジャンルは新たな時代を迎えると思います。感情の無い機械に感情を求めることに異論はありません。感情が無いからこそ製作者でしか表せない特別な感情を表現出来る、ボーカロイドという世界は人がいる限り無限に広がっているのです。美しく、素晴らしく、儚く、切ない。あなたにしか出来ないあなただけの曲、伝えてみたいと思いませんか?しかし歌詞が全てではない所がまた面白い訳で曲により思いを伝える方法もあるんです。歌詞を求めず曲調により思いを伝える。これはまさに感覚の世界。「考えるな感じろ」、私はこのスタイルが好きです。歌詞が重すぎると聴いてると威力が少しずつ減少していくんです。言ってしまえば飽きてくるんです。それは歌詞という軸によって曲そのものが固定されてしまうからです。歌詞!と確立されるが故にそれ以上の発展が無くなり次が来ない限り進展がなくなる。モンストでいうスパークバレット&反射拡散弾な坂本龍馬のようなもの。広く皆に伝わり影響力もあるがボスには大ダメージを与えれず結果サブやSS待ちになってしまう。曲を重視するタイプの曲は感覚の問題なので好きな人は好きですが嫌いな人は「何で歌詞が無いの?つまんない」となり威力が激減してしまう、例えるならクロスレーザーな卑弥呼のようなもの。当たればダメージは大きいが当たらなければ意味がないしレーザーバリア持ちだと効果が無くなってしまう。日本の風潮としてガチで高スペックな実力派歌手より歌って踊れて可愛いアイドルを推す特徴があります。例としてはBABYMETALとAKBのようなもの。びっくりするくらいAKBは日本で推されていますが、本来日本で産まれたはずのBABYMETALは驚くほどに日本で話題になりませんでした。不思議ですよね、実力があるのに日本で評価されず海外で大ヒット、爆発的にヒットしてから媚を売るように日本来日コンサート、日本という国が悪い訳ではありませんが人間って汚いなーとも一瞬思ったりもしました。KOKIAはもっと日本でも評価されて欲しいです。広まるためには話題性が必要です、それには親しみやすさが重要です。歌詞があるから、その歌詞に共感出来るからおのずと理解者が増え、拡散されていくのです。歌詞派と感覚派、どちらも否定出来ませんが親しみやすいのは客観的に見ても歌詞派だと思います。ですが歌詞も曲も全てをひっくるめて世界中で広まっているこのボーカロイドというジャンルは凄いと思います。海外の人が作ったボカロ曲、携わった絵師、数えきれないほど沢山の人達がこのボーカロイドという世界で活動しています。私もいつかこのボーカロイドという世界で活動してみたいと思っています。思いは伝わりますが伝える為には伝える為のPRが必要です。主張し理解を得て幅を広げ沢山の人達に思いを届けるのです。何度も言いますが私はこのボーカロイドというジャンルが大好きです。好きだからこそ軽視してほしくないんです。周りの評価だけで決めつけないでください。一度でいいので聴いてみてください。この世界はどこまでも続いていますので。

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