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プロローグ 出会い

俺は勇者、異世界からこの世界に連れてこられて、勇者なんかをやらされている。

俺はオタクだったので、この状況を楽しんでいるが、そうじゃなかったら、発狂してもおかしくない。

いや、おかしいか。

でも、異世界に転生して、周りに美少女も仲間も無しで魔王を倒してこい倒せば姫をやる、だもんな、姫は可愛いけどさ、ド●クエ壱かよ、やったこと無いけど。

そして俺は今、魔王の前にいる。


僕は魔王、気づいたらここにいて、魔王をやってる。

もともとこういう後ろから指揮するのとか、サブカルチャー的な物は結構好きだけど、やっぱり故郷が恋しい、漫画の続きも気になる。

そして今、最大の危機、勇者が目の前にいる。


魔王から先に勇者に語りかける。

「勇者よ、この世界にはない、嗜好の書物、漫画を知っているか。」


その言葉を聞き、勇者が笑う。

「はっはっはっはっは、魔王、あんたも異世界から来たようだな、しかもこっち側の人間と見た。あんたとは仲良くなれそうだ。」

魔王も笑う。

「あはははは、緊張して損しました、貴方も勇者なのに業が深い。僕、こう言う演技苦手なので.......」




このあと、世界を震撼させる出来事が起きる、魔王と勇者が行方を眩ましたのだ、こんな書き置きを残して。


勇者と遊びに行ってくる。

              魔王

魔王と遊びに行ってくる。

              勇者



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