武1 あこがれ
お前は生きろ?
生きて
俺の武が
間違ってなかった
それを
世界に知らしめてくれ?
30年後
ホーツ将軍!
正気ですか!?
わずか800の兵士で
10万の大軍に
突撃するなんて!?
シャル「そんなの!
約束された
死にゲーですよ!!
ホーツ「・・・」
ホーツ「・・・バシア?」
あなたの遺言
いま この場で
証明してみせます
40年前
私は強かった
なぜ強いか
わからない
ただ 周りが
弱かっただけ
なのかもしれない
なぜ力任せに
かかってくる?
なぜ
少しは戦術を
考えようとしない?
それだけで
圧倒的に有利に
戦えるのに
なぜ
こんなに簡単で
効果的なことを
周りはしない?
不思議で不思議で
仕方がなかった
ガリア軍
ジェルク「お前が来てくれて
助かった」
寡黙で言葉が少ない
私は この男に
ガリア軍に誘われた
入った理由は
いま 考えれば
自分で未来を
決められる力が
この時の私には
なかっただけ
私は流されるように
ガリア軍に入った
ガリア「ジェルクから
話は聞いている
よくぞ我が軍に
入ってくれた
心から感謝する」
ホーツ「その言葉は
私の働きを見てから
言ってください」
結局
このガリア軍でも
大した武のある者は
一人を除いて居なかった
バシア「お前か新入りは?」
ホーツ「・・・」
値踏みするように
バシアを観察する
ホーツ「・・・どうせお前も
大したことないんだろ?
バシア「あ?」
ホーツ「私と
手合わせしてもらおうか?
この軍に
手っ取り早く
馴染むために
私は
力を見せつける
ことにした
この世界は
力こそ すべて
ガリア軍では
どうやら この人間が
”一番マシそう“だ
バシアを倒して
ガリア軍での
私との力の差を
見せつければいい
世界は簡単だ
それだけで
すべて うまくいく
ホーツ「・・・」
・・・はずだった
バシア「イキってた割には
大したことないな?」
ホーツ「・・・
・・・力だけで
・・・負けた?
ホーツ「・・・この
戦術も戦略も
何も考えていない
ただ
力任せの男に?
ホーツ「・・・私が・・負けた?」
バシア「・・・お前
負けておいて
俺をディスるとか
良い根性してるな?
ホーツ「・・・」
ホーツ「・・・・・」
ホーツ「・・・・・・・・・
あっはははははは!!
バシア「あ?」
ホーツ「アッハハハハハ!!」
バシア「・・・狂ったように
・・・笑い出したな?」
ホーツ「・・・
・・・おもしろい
ホーツ「・・・初めて世界が
おもしろく感じた




