十話 最終話
十話 最終話
それほど勉学が高いと言われているアッサムール王国に来てから約七年
さ
ついでに神からの天使派遣から約七年
でもあるか
それで妹ちゃんが十歳になって職業を取得した
妹ちゃんが得た職業は聖女
聖女か そういえば妹ちゃんの名前ってたしか そうかアイリスちゃんが
乙女ゲーム メイデン・クライシス愛の響きは乙女の祈り
の聖女ヒロインの名前じゃないかな 多分
今一度 乙女のゲーム メイデン・クライシス愛の響きは乙女の祈りについて確認してみよう
あれは確か今から十八回ぐらい前の転生したときに学校で流行っていたゲーム
あの時は久しぶりに日本人に転生できてのんびり過ごそうと思ってた
その当時の私の話は別にいまはどうでもいい
問題なのはゲームの内容
まずプロローグから確認してみよう
ヒロインのアイリスは辺境の村の長女として産まれた
三歳の頃に 羽の生えた謎の人形の生命に村を襲撃され 村は壊滅
父親と母親 そして兄も死亡している
謎の人形はアイリスにだけは攻撃してこなかった
これに関しての理由に関しては物語終盤まで理由不明立ったんだよな
とりあえず 話を戻そう
村でひとりぼっちになったアイリスは突然現れた 旅人に救われる
旅人は隣国のアッサムール王国から来た人でアイリスをアッサムール王国に連れていった
アイリスはこの時に旅人の養子に入るだったな 旅人の名前が
リュールとメメル
その二人の養子になった
その後十歳で職業を受け取った時に聖女になった為
教会に保護された 養子を白紙にされて
その結果アイリス・リリネットになった
現時点で保護されてもないし教会の養子になってなく
書面上は私の娘になってる
職業も教会で取得するのを自宅でやっちゃったし
私が神父と同じこと出来ない分けないじゃない
聖女ってばれるとまずいので
白の魔法使いに擬装してっと
一応 教会に行って職業書類を貰わないと行けないので
教会で再度 職業を
しっかり白の魔法使いになってる
職業が魔法使いなのでどこかの魔道学園に入学しないと行けないが職業書類を用意した人がめっちゃ
ベネバール王立魔道学園を押してくる
いや 娘のアイリスは優秀な魔力をもっているけど
この魔力量多分現時点でゲームの最終魔力量より多い
その理由 私の欠片を持ってるから
教会に養子にしないけど
ベネバール王立魔道学園には通わせる事にした方が良さそう
アイリスには乙女のゲームのストーリーは教えてないし教える予定無し
二号かけらと三号かけらと五号かけらと八号かけらそして私のかけら
ナンバーズの半数以上のかけらを持ってるから 乙女のゲームのストーリーのトラブルなんて簡単には対処可能と考えてるわ
それにストーリーで出てくる魔族と魔王に関してはこちらに回収済みだから事故も半分以上起こらないし
乙女のゲームの事件事故の半数以上が魔族絡みだもの
それに三号の所のお姉ちゃんも
ベネバール王立魔道学園に送り込んであるし
これに関しては偶然よ
お姉ちゃんが通いたいって数年前に言って通うことになったの
自立するための知識がほしくてらしい
入会金は私が支払ったわ
バイトでもしながら 返せるようにするって 分割払いって事になってる
私として扱いに困ってたから 別にこれでもかまわない
乙女のゲームと同じ状況になってるのがちょいめんどいって感じ
お姉ちゃんの乙女のゲームのポジションは主人公の相談役
実際にそのポジションに置きたかったからそのまま使わせてもらう事にしたわ
現在の私たちの生活費って何処から出てるのかについては
城で生活してるときに
コツコツと回収してたの城の金庫から
乙女のゲームに繋がってるの話は今思い出したけど ある程度したら
出奔する予定でしたし それにちょうどいい機会ができただけ
国が消滅するのは あの時は想定外だったけど その想定外も想定範囲以内に納めてなかった私が悪いんだけど
さて 話を乙女のゲームのほうに戻そう
主人公のアイリスちゃんがベネバール王立魔道学園に入学で物語が始まる
攻略者と呼ばれる 男子生徒はたしか六人いて 隠しで二人の八人攻略できる
アッサムール王国の第一王子
アッサムール王国の貴族
ピリカール聖国の貴族
ジンバース帝国の貴族
アッサムール王国の真相の息子
ガルガンティア獣王国の第一王子
隠しのキャラの
アマノクサの貴族
テンオウジの貴族
そして主人公に敵対する悪役令嬢が
役職てきなのは覚えているが名前は一切記憶にない
メモリー・オブ・ライブラリーにアクセスすれば わかると思うけが今は必要がない
たしかキャッチコピーが
高難易度乙女のゲーム
きみは攻略できるか
だったと思う 難易度はかなり高かったと思う
隠しキャラの二名は特に難易度高かった
攻略させる気があるのかって思うほどに
さて その攻略対象者が学園に集まってるかはわからないが
ここまで 運命の風が感じるんだ
始まるのだろう 乙女のゲームが
学園に入るために戸籍が必要だった
それが原因でアイリスちゃんに戸籍がついた それがリリネット
もちろん私にも同じ戸籍がついた
一応 育ての親という事だから
アイリス・リリネット
乙女のゲームの主人公
その物語がいま 始まらない
ここまで読んでいただきありがとうございます。
面白いと思ったや続きが、気になると思ったら
ブックマークしてもらえると、読みやすくなります。
さらに、☆☆☆☆☆を貰えると作者の励みになります
次回作品を現在描いていますのでよろしくお願いいたします