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猟師の旅立ち  作者: 塩狸
12/13

12羽目

早朝。

なるべく静かに受付まで向かい、借りた絵本と木の札を返すと、そこに小さな兎の置物を入れた袋を置き、外に出る。

さすがにまだ街は静かで、

(晴れそうだな……)

雨に足留めされずに済みそうでホッとする。

「早いな」

若者の道具屋はもう開いていた。

声を掛けると、

「その分夜は目茶苦茶早く閉めるからさ」

火を点けるための石も買い足し、

「珈琲の道具一式?あるよ」

もう使ってくれてるんだなと、背負った革の鞄を見て、少し照れ臭そうに笑う。

「帰りも寄ってくれよ」

「あぁ」

「良い旅を」

と送り出され、荷台置き場兼馬舎の広場へ向かうと、

「お?早いな」

広場の男が煙草を吹かしながらやってきた。

「馬の蹄鉄は、まだ大丈夫だ。車輪も問題ない」

「わかった」

馬が連れて来られ、

「これから祭りで忙しくなるのか?」

訊ねれば、

「そうそう、最近は祭りを年に2回にするかなんて話もあるんだ」

と苦笑いしている。

それは、街が潤っている証拠なのだろうか。

「またな」

「あぁ、また頼む」

石の街に別れを告げると、徐々に太陽が昇ってきた。

「……」

大の大人でも馬車でなければ向かわぬであろう、ひたすら蛇行する川沿いのこの道を、あの(むすめ)は歩いてきたのだ。

「凄いな……」

あの小さな身体で、小さな足で。

淡々と淡々と。

「お……」

早朝から、大爪鳥が、山を越えている姿が見えた。

大爪鳥の後ろには小さな、大爪鳥に比べれば、小さな鳥が飛んでいる。

修行中なのかもしれない。

「ピチチ」

金具を足首に付けた桃鳥が、自分もそろそろ行くと、肩から離れると、ホバリングしている。

「あぁ、頼む」

「ピチチ」

軽々とほどほどの上空まで上がれば。

「ビュッ!!」

と弓銃の矢の勢いで飛んで行く。

(……いつ見ても凄いな)

なだらかな川の道沿い。

空は曇るけれど雨は降らず。

桃鳥は金筒を届けた場所で一泊するため、しばらくは1人。

「……?」

脇道を見掛け眺めると、だいぶ遠くに馬車が見えた。

(あぁ、例の牧場か)

大爪鳥が向かった到着地点。

伝わるか分からないけれどこちらから手を振ってから、また進む。

馬に水を飲ませ、排泄を促し、先へ先へ。

陽が暮れる前に川沿いに馬車を停め、伸びをしていると、

「……」

先の少し高い木に目が止まる。

『フーン』

『の?もう疲れたのの?』

『フーン』

『先刻食べたばかりであろう』

『……フーン』

『仕方ないの』

木の下に敷物を広げ、ぺたりと足を放り座り込む娘と、もさりと隣に寄り添う狸。

今、自分が見ているのは、あの木の残滓か、願望か。

なんでもいい。

自分の見せている都合のいい幻想でも、自分に感謝する。

あむあむとあのおにぎりと言うものを食べている1人と1匹は、やがて寄り添って眠る。

「……」

木の下まで向かってみたけれど、そこには何もない。

夜は何だか眠りが浅く、そんな自分にすら驚く。

『青のミルラーマはただの山の、何もないの』

『フーン』

解ってはいるのだけれど。


ーーー


到着したその村は。

あの()からは小さな村と聞いていたけれど。

(小さく纏まった街だな)

そもそも、何を街とし何をもって村と言うのだろうか。

村には若者も多く、茶屋もあれば、服屋なども並んで開いている。

まだ新しい匂いのする簡易な小屋がいくつも、村の、森に近い特にこちら側に建ち、井戸からの水を頭から被る半裸の男に声を掛けると。

「お?」

腰巻き1枚でやってきた明るい髪色の男は、

「あなたに、届け物がある」

と迷いなく言えるくらい、この男は、あの喫茶店の娘とそっくりだった。

男にしたらこうなるだろうと思うくらい、髪色も同じ。

「そうそう、別に双子じゃないんだけど、なぜかそっくりなんだよ俺たち」

わざわざ悪かったなぁ、もう帰るのにさぁ、とそれでも嬉しそうに、手紙を受け取る。

「ありがとう。俺、筆不精なのもあってさ、もうすぐ帰れるからって手紙書かなかったんだ」

ばつが悪そうに苦笑い。

結構な時間、連絡を断っていたのだろう。

それより。

「もうすぐ帰れる、と言うのは?」

「あぁ、熊のかなり数減らせてさ。……あ」

と、詰まったように言葉を止められたけれど。

「いや。俺は、討伐のために来たわけではない」

否定すれば。

「なら良かった、もう報酬も分けられてるからさ」

安堵したような苦笑い。

「儲かったか?」

「バッチリ!」

と大きくポーズを取る。

それは何よりだ。

気がかりだった仕事の1つを終え。

村の中。

行く先々で、馬舎で、宿で、毎度狩人と思われ、その旅に否定していると、

「ピチチッ」

「お?」

予定よりだいぶ遅く、桃鳥がふわっと肩に降り立った。

しかも。

「……」

また、金筒を付けている。

宿は、やってきた岩の街の方からすると対面に位置した、青のミルラーマ寄りに1軒だけ。

「獣も一緒で大丈夫ですか」

訊ねれば。

宿の女将は、

「えぇ、大丈夫よ。宿は勿論、隣の風呂も一緒に入れるから」

洗い場までだけどね、と、獣連れは珍しくないらしい。

確かに風呂にも浸かりたいけれど、それより。

部屋に案内されると、その場で鳥の金具を外し、背負った荷物もそのままに手紙を取り出す。

「……あぁ」

思わず大きな息が漏れる。

やはり。

あの男、行商人からの手紙だ。

何より、待ち望んでいたもの。

『自分達は、花の国から、牧場にたどり着いた。

そこから南へ向かって海を眺め、彼女の魔法の手懸かりを探しに、東へ向かうことにした。

船でも10日程かかるらしい。

彼女も狸の彼も元気にしている。

彼女は、たまにでもなく君の事を口にして、気にしている様子だ。

今も、君に向けて一生懸命に絵を描いているから、正直、少しだけ嫉妬している』

「……」

『君の旅路は、自分には到底成し遂げられないことで、心から尊敬する旅路だ。

本当の本音だ。

俺もまだ見たことがない、石の街の先の村の事や、青のミルラーマの事を、また教えて欲しい。

花の国に戻った際には、姫や執事、メイドたちにもよろしく伝えてくれるとありがたい』

捲ったもう1枚の紙には。

「……とても絵が上手くなったな」

器に、何か半円形の丸いものが乗っている絵。

もう1つは、雨雲ではなく、あの狸だろう。

そして。

まだ金筒になにかあると取り出せば、思わず喉が鳴る。

あの(むすめ)には。

(何か、何が視えているんだ……)

金筒の中には小さな封筒と、その中身は、1本の長い黒髪。

「……」

大きく息を吐く。

『青のミルラーマの、我のいた谷底まで降りる?……そうの、そもそも馬車は到底無理であるからの、身体1つで、ふぃーりんぐ、で降りるの』

『フンフーン』

簡単だ、とでも言うように狸が鼻を鳴らしていたけれど。

山は遠目から眺めても、とても難しそうな険しい顔をしている。

受付に戻ると、女将がまだいたため、青のミルラーマには人が増えているのかと訊ねると、

「そうでもないわね。とにかく人に優しくない山だから。青熊がいなくなったと言っても、狩猟には適さないし、何より、あの山は山神様のお山だからね」

山神様。

「山神がいるんですか?」

少し食い気味になった。

女将は、ぱちりと小さな目を見開くと、

「ま、まぁ、ほら、ね。あまりに人に優しくないから。たまにね、そう言われるの」

少し困ったように笑う。

「……」

肩から桃鳥が、

「ピーチーチィッ」

早く報酬を寄越せと凄い圧を掛けてきた。

「組合で食べてきたんじゃないのか……」

「ビチィィィ……ッ!!」

耳どころか頭が痛くなる鳴き声。

そして、なぜか、

「それとこれは別だ」

と訴えていることまで解り。

「わかったわかった。……失礼。この辺で、甘いものを出してくれる店はどこでしょう?」

「喫茶店なら2軒あるけど、甘いものが特に多いのは。……あぁ、近いから案内するわ」

桃鳥とのやりとりをおかしそうに眺めていた女将と外に出る。

「村、村と聞いていたけれど、こう、とても垢抜けてますね」

「あらま、そう?」

女将の声のトーンが上がる。

「えぇ。獣退治の拠点と言われていたので、もっと殺伐としているとも思っていたので意外でした」

「もう少し前までは、元気なお兄さんたちが村を多く歩いてたけど、みんな世話になったってもう大半は帰ってるから」

やはり討伐にはギリギリで間に合わなかった様だ。

案内された大きな屋根のある店先のテラスは半分ほど席が埋まり、それでも中はいつでも空いてるわよと教えられ。

「……その、よかったら一緒に」

と誘うと。

「あらら?」

嬉しいわねと小さな目を、糸のように細めて頷く。

「途中からね、熊の出る森の山を越えた、大きな国が本格的に熊退治に乗り出してくれたんですよ。だからこっちは、逃げてきた少しの熊を仕留めるだけになったの」

少しとは言え、あの若者の傷だらけの武器を見れば結構な数だったのだろう。

木の壁に木のテーブルに椅子。

自分のいた小屋よりも木の壁は薄く、

(そこまで寒くないのか、雪も少ないのだろうな)

と憶測は出来る。

桃鳥が、メニューを真剣に眺め、

「ピチ」

これがいいと、やはり小麦の焼き菓子らしきものを選ぶ。

「これは、パウンドケーキですか?」

きちりとした格好の店主がやってきた。

村と言う呼び名が似合わない所以の1つ。

「そうですね」

「では珈琲と、マダムは何を?」

「あらやだ、マダムですって」

私は紅茶をと女将。

「失礼でしたか?」

女将の呼び名では失礼な気がしたのだ。

「恥ずかしいだけよ」

口許に手を当てる女将は、

「……狩人さんは、一体、どちらからいらしたの?」

桃鳥と、こちらの狩人か冒険者としか思えない格好がミスマッチらしく、首を傾げながら訊ねてきた。

「花の国からです」

「……花の国?名前だけ聞いたことある程度だわ」

ここまではそうそう来ないらしい。

「自分は、青のミルラーマを越えた先の村まで向かうつもりなんですが」

と伝えると驚かれた。

「えぇ?また、何の用で?」

と。

まぁそうか。

「花の国の使者で、この辺りの街や村を回っています」

と答えると。

「あら?……そう、そうなのね」

変わらずニコニコと笑みを浮かべてはいるけれど。

その一言で。

明らかに、

(警戒されたな)

テラスと違い、店内は静かで、珈琲を淹れるマスターにも声は聞こえている。

少しばかりの沈黙。

大きく息を吐くと、

「実は、自分は一時の間、黒髪の小さな少女と狸と共に、行動を共にしていたことがありまして」

こちらからネタばらしをすれば。

「……あらま?」

素で驚いているのは、間違いない。

「それで、あの()の故郷を見てみたくて、ここまで来たんです」

そこは花の国とは全くの無関係で、自分が勝手にやっていることですと、続けると。

女将はこちらの顔をまじまじと見た後、

「……そう」

とふっと力が抜けるのを感じた。

「……元気にしてるのかしら?」

信じてくれたらしい。

「元気そうです、手紙が届きました」

あの(むすめ)の描いた絵の描かれた手紙を見せれば。

「あらら。かわいらしい、ケーキ?に……煙?」

「狸かと」

「あぁ、それよ、それだわっ」

胸の前で手を叩くと、それが合図のように珈琲が運ばれてきた。

パウンドケーキに桃鳥が、

「ピチッ♪」

ご機嫌にステップを踏む。

「あの()の、お知り合いの方でしたか」

マスターも脇に立つと、手紙を見て興味深そうに目を瞬かせる。

聞きたいことは色々あるけれど。

それよりまず。

「……石の街でも、あの()の存在を隠された様に感じたことがありました」

なぜですかと、女将とマスターを交互に視線を向けると。

女将とマスターが顔を見合せ、

「……あの()は、あの山の神様なのだろうと、私たちが思ったからです」

マスターが口を開いた。


ある日突然。

小さな子がたった1人で、村に現れた。

誰も見たことのない、真っ直ぐな黒髪、赤い瞳。

僅かなほつれも見えない、見慣れないドレスを身に纏い、足を乗せるそれは、小さなまるで木箱。

希少かつ臆病ゆえに、人前に姿など一切現すことのない狸を従え、彼女はこの村に突然、現れました。

青い熊が消え始めたことは、少しずつ旅人などの話で伝わってはいたけれど、森のあの白い禍々しい(もや)がなくなり。

それを前後して山の方から現れたのは、とても小さな小さな女の子。

表情は乏しく、怯える様子もなく、親を探す様子でもなし。

とても小さいのに、彼女はとても旅慣れていた。

その一方で、人の食べ物などは全く馴染みがない様で、甘いケーキに目を輝かせていました。

彼女にとっては、ここは出発の村でしかなく、すぐに旅立ってしまったけれど、山のあの青い熊たちを制した者、そして白い靄をも消滅させた者。

どちらも、あの娘がしたことだろうと、我々は、推測からそう判断しました。

ほぼ間違いはない推測であろうと。

「……」

「えぇ。実は一度だけ村の者が見たのです。山を走り、彼女はわざと青熊を、旅人たちが山を抜ける道にまで誘導し、飛び道具らしきもので、熊を呆気なく倒していた姿を見たと」

「……」

「彼女はそのまま、急な崖に近い場所を、飛ぶように降りて消えていったとも」

外では、雨が降りだしてきた。

「……あの()には、とても大きな力があります」

マスターが続ける。

「……えぇ」

「近い未来、善意であれとはいえ、彼女を取り込もうと思う人間や国なども、もしかしたら現れるかもしれない」

「……」

それは充分にあり得る話だ。

「けれど、彼女はそんなことは望んではいないでしょう」

「あぁ」

「なので、彼女が旅立った後。私たちは話し合い、山の近くに住む私たちだけでも、彼女の存在を隠そうと決めました」

「……」

そうか。

自分が警戒されたのも、国からの使役というより、彼女の事を探りに来たと思われたからか。

あの()は。

「届いた手紙には、船に乗って、更に遠くへ旅をすると記してありました」

「ふね?」

マスターと女将が顔を見合わせる。

「川の舟かしら?」

「海だそうです」

「うみ?」

「大きな湖とは、聞いたことがありますね」

小首を傾げるマスター。

自分も、海はまだ見たことがない。

「気の向くまま、自由に旅をしているみたいです」

そう告げると、2人の安堵を含めたおかしそうな笑顔。

「それは良かったわ」

「何よりですね」

彼女のいた青のミルラーマは、

「熊は減ったけど、熊以外の大型の獣も多いから、相変わらず冬に急いで抜ける人たちがほとんどよ」

村人は特に、あの山は山神様のいた、あの()の存在した大事な山として、人が荒らすことは避けたい、と無理に入ることはないと言う。

(青い熊、とやらはあの娘に果敢に向かっていったけれど、それ以外の獣は、あの娘におののいて、近付きもしなかったと……)

「山を抜けるなら、そうね。山の麓の、今は靄もないから、そこで夜を明かして、早朝から山に入って抜ければ、何とか夕刻には反対側の麓には行けると思うけど……」

先へ行った後は?

と聞かれ、

「報告も兼ねて、一度国に戻ります」

「ほぉ。旅は長いのですか?」

初めてだと答えると、とても驚かれた。

「いや、ベテランの風格がおありになる」

「赤子と変わりませんよ」

客が入って来た。

マスターが離れた席に座る客に注文を取りに行く。

「あの()が居なくなってから、何か変化はありましたか?」

「そうね、白い靄がなくなって、森にも小さな動物が増えて来たくらいかしら」

「そこも、やはり山の一部なのですか?」

「そうね、一応はそうなるかしら。……あぁ、狩りをしたいのね」

すぐに合点がいったように頷かれる。

「その、失礼ながら、華やかであれどそう広くはない村で、自分が食料を買い漁るのはあまり……」

女将は、

「まぁ、気遣いさんね」

なら、熊の肉を持っていくといいわと。

あれなら今は余る程あるからと。

それは助かる。

マスターが戻ってくると、また夜にでも話を聞かせて欲しいと頼まれ、頷くと屋根の広いテラスへ出ていく。

「熊の大量の出現と言うのは」

「そうなの、あれはびっくりしたわ。

ミルラーマの麓に比べると少し小さいくらいの、それでも大きな森なのよ。

始めこそ、恐れられていたけれどね、青い熊より力もなくて、お肉にもなるし、離れた国からも、人が来るようにもなったから、そう悪いことばかりでもなかったわね」

そちらは青のミルラーマの山神、彼女がいなくなってから現れたと。

買い物をしていくと言う女将と別れ先に宿に戻り、手紙の返事を書く。

届くまでにどれくらいの月日が掛かるかわからない今、すぐに返事を書いても何の問題もない。

青のミルラーマを見てからとも思うけれど、どうにも気が急いていた。

黒い城のことは、書かずにおく。

無事に、花の国へ戻れたら。

姫に報告を済ませたら。

「……」

あの(むすめ)たちを追い掛けようか。

いや、せめて、姫の結婚を見届けるまでは、留まろうか。

もしくは、浮き島を探そうか。

自分は。

何をしたい。

何をしよう。

どこへ行きたい。

どこへ行こう。

「……」

気だけは逸るのに。

夕食時、女将のノックに起こされるまで、机に突っ伏して眠ってしまっていた。


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