表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ペーパータウン

作者: スナドリ

3人の自分がある秘密を求めて冒険の旅に♪

空を飛べる自分、水中を潜れる自分

そして千里眼の能力を持つ自分。

いつからか、異なる能力を持つ

三人の自分が存在する。


ある日、彼らは記憶の奥深くに眠る

美しい光を追い求め

手をつないで飛び立った。

暗闇の中を進む彼らの前に

白くまばゆい光の帯が広がっていた。

光に近づくにつれ

それがとっても美しい街であること

そしてその街が白く輝く紙で

できていることに気付いた。


ペーパークラフトとは

思えないほどの美しさと

緻密なデザインに彼らは感嘆した。

三人は感動と好奇心を胸に秘めつつ

その美しい街を探索していった。


彼らの目的は

重要なヒントを見つけることだった。

この輝かしい場所には

現実世界では得られない

ヒントやメッセージが

秘められているという伝説があった。

彼らはその真偽を確かめるべく

この街へと足を運んだのだ。


彼らはそれぞれの特異な能力を駆使し

ペーパータウンを探索した。


千里眼の能力を持つ自分は

遠くに見える不思議な青い光を感じ取った。

飛べる自分は、その青い光を追い

水の中に続く青い軌跡を発見した。

潜る自分は、水中でその光の軌跡を辿って

青い輝きに包まれた手紙を見つけた。


手紙を開いてみると

「夢の中の美しい景色こそが

内なる自分の輝きを映し出している」

と記されていた。


三人は、この夢の中での経験が

現実の世界において

自分の可能性を広げる

ヒントであることを理解した。


夢から覚めると、いつもの自分と

普段と変わらない朝の陽射しがあった。


ベッドサイドのテーブルの上には

真っ白い手紙が大事そうに置かれていた。


挿絵(By みてみん)

お読み頂きありがとうございました♪

夢日記をベースにしたショートストーリーが

他にもありますので、興味があればお読みくださいね♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ