1.手紙を書く
俺はここに来てから楽しい日々を過ごしている
とある日、ミリアに用があったから、ミリアの部屋に行くと、ミリアは自分の椅子に座って何かをしていた。
「あの~ミリアさん」
俺はミリアの部屋のドアを開けると、ミリアは俺の方を向いて。
「あ、ダニエルさん。どうしたのでしょうか?」
「図書室はどこかなって」
「図書室は3階にありますよ」
俺は思った。ミリアさんは何をしているのだろうと。
「あの~。ミリアさん。何をしているのですか?」
「あ、祖母に手紙を書いているのよ」
ミリアはそう言うと、棚の上から写真立てを取り出した。
「これが私の祖母よ、今は別の地域に住んでいるのよ」
俺は初めてのミリアに祖母がいることを知った。
「ミリアさんの祖母は美しいですね」
「あ、そうかな?祖母に言うと喜ぶわね」
ミリアは微笑みながら言うた。俺はそのあとミリアと色々話をし、そのあと図書室に歩いて向かった。
「それにしてもここの図書室は広いな~」
まるで図書館みたいな場所だ、これは一日中いてもあきない。
「あ、これだ!」
俺は探していた本を見つけ、椅子に座り本を読んだ。そして数分後にミリアも図書室に来た。
「あ、ダニエルさん。お探しの本はありましたか?」
「あ、あったよ。それにしてもここの図書室は広いね」
「え、広いわよ。祖母が色々な本を買ってきてはここに置いていくのよ」
だからか。こんなに本があるのは。
そしたらミリアが。
「ダニエルさん。明日郵便局に一緒に行く?」
「あ、行くよ。祖母に手紙をだすの?」
「ええ、そうよ」
ミリアは嬉しそうに言うた。
俺もまた、ミリアの祖母に会ってみたいと思った。
「もう、夕方ね。夜ご飯にしましょうか」
「そうですね。もう、お腹がすきましたし」
俺とミリアはキッチンに向かって歩いた。そのあと夜ご飯を済ませ、お風呂に入り途中まで読んでいた本を少し読み、俺は寝た。明日の朝は郵便局に行く事は決まっている。俺も誰かに手紙を書きたいと思った、でも。この世界。異世界には誰も手紙をだす相手がいない。だが。
「ミリアさんに手紙を出して見るか」
俺は寝る前に手紙を書き。ミリアさんの家の近くにあった郵便箱に手紙を入れ。部屋に戻り寝た。
次回 【手紙】
2.祖母への思い