1.ミリアの昔話
時計のアラームが鳴った。
【ん。もう朝か】
俺は起きてカーテンを開けた。
【ん〜気持ちいな。流石に朝の日差しは眩しいな】
すると。ミリアが部屋に入ってきた。
【あ!ダニエルさん おはようございます。朝ごはんの用意ができましたよ】
【ミリアさんおはようございます。今からそちらに向かいますね】
俺とミリアはリビングへと向かった。
【ミリアさん朝ご飯は何ですか?】
【トーストと半熟卵ですよ】
【どちらも美味しろうですね】
【も〜ダニエルさん。この私が作ったのですからそりゃ美味しいですよ】
ミリアと色々話しながら廊下を歩いた。そしてリビングに着いた。
【あ。ダニエルさんちょっと待っててください 今紅茶を用意しますので】
【あ。わかりました】
そしてミリアが紅茶を持って来てくれた。
【はいどうぞダニエルさん】
【ミリアさん、ありがとうございます】
そして二人で
【いただきます】
二人で美味しく朝食を食べ始めた。
【ミリアさんの半熟卵美味しいですよ】
【あら、美味しいの私の自信作なのだからね】
【え!そうなのですか?】
【ええ、半熟卵は私の祖母から教えてもらったの】
ミリアはそう言うと昔のことを話し始めた。
【私の祖母は昔 料理人だったのよそれで良く朝食の時に半熟卵が出て来たのよ、それで私は祖母に作り方を教えてもらったのよ】
【ミリアさんの祖母って料理人だったのですね】
【ええそうよ。今はもう定年して田舎で静かに過ごしているわ】
ミリアは嬉しそうにそう話した。
【さぁ。ダニエルさん 朝食が終わったら街に行ってみない?】
【え。行ってみたいです】
【じゃ決まりね】
俺とミリアは食べ終わったお皿を洗って片付けてそれぞれの部屋で準備して街へと向かった。
街……ミリアさんとデート……いや。2人で。楽しみだな。
次回 第二章 【街へ】
2.初めてのカフェ