3.新たな生活
買い出しを済ませた2人は。家に歩いて帰っていた
【ただいま~】
【ダニエルさん 面白い人ですね。家には誰も居ませんよ】
【あ、そうでしたね】
ダニエルとミリアはキッチンの方へと歩いて行った。
【ダニエルさん冷蔵庫は左ですよ】
【あ、ありがとう】
ミリアと俺は片付けをしてその後に昼ごはんを食べて、その後にミリアがお菓子を作るから手伝ってと言ってきたので。俺は喜んでミリアのお菓子作りの手伝いを始めた。
【そこにお菓子作りの本を置いてくれるかな?】
【あ、ここですか?】
【そうそう そこ ありがとう】
こうして俺達のお菓子作りが始まった。
【ミリアさん自分 お菓子を作るの初めてですね】
ダニエルがそう言うとミリアが。
【え!?ダニエルさんお菓子作るの初めてなのですか?】
ミリアがビックリした表情でこちらを向いてきた。
【ええ。自分はお店に売っているお菓子が好きだったので あまり、自分でお菓子を作る気が無かったんですよね】
俺がそう言うと、ミリアが。
【そうだったんですか。でも 今は私が居るので一緒に作って行けば 好きになりますよ】
【ミリアさん・・・】
【さぁ!ダニエルさん!いっぱいお菓子を作って一緒に食べましょう!】
そして色んな形のクッキーやパイ・ケーキなどができあがった。
【ふ~いっぱい出来ましたね ダニエルさん】
【そうね。作りすぎましたね、余ったら冷蔵庫に入れときましょう】
そして俺たちは15時のおやつの時間を共に過ごした。そして余ったお菓子は冷蔵庫にしまい、ミリアは夜食の準備を始めた。
【ダニエルさん、お風呂場を洗ってくれない?お風呂場は地下にあるから】
俺はビックリしたお風呂場は地下ってマジかよっと。俺は言われた通りに地下に行き電気をつけお風呂場にいったら……!
【お風呂場って男湯と女湯がある~!】
俺はビックリした男湯と女湯があるのかよって。男湯の中を見たら。
【え、大浴場と露天風呂!?】
俺は急いで男湯を出て女湯の方にいって中を見たら。
【あ、女湯も大浴場と露天風呂だ!】
両方とも広い大浴場と露天風呂があった。
【お風呂場が大浴場と露天風呂か。ミリアさんって凄いな】
そして、俺は両方のお風呂場を洗って、ミリアがいるキッチンへと戻った。
【お風呂場を洗ってきました!】
【あ!ありがとう。ダニエルさん はいお茶よ】
【あ、ありがとうございます】
俺はミリアから貰ったお茶を飲み、夜ご飯を食べた。そしてミリアがこう言った。
【私が。こんな豪邸に一人で住んでいたらおかしいと思わない?】
ミリアがこう言うと俺は。
【ここに最初に来た時は、一人で住んでいるからって言ってたからビックリしたし、3階建でしかも地下もあるからビックリしましたよ】
こう言うとミリアは笑って。
【やっぱりね。まあ、私は小さい時から広い家に住みたかったからここにしたのよ、でも広すぎて今は不便よ。でもダニエルが来たおかげで、だいぶ良くなったわ】
俺はミリアの話を聞いて。
【他には誰もいないのかな?】
【ええ、誰も居ないよ。ここの家に居るのは 私とあなただけよ】
ミリアはこう言ってお茶を飲んだ、そして時が過ぎ俺はお風呂に入って自分の部屋に行き。棚にあった本を読んだ。
【この本 なんか面白いな】
俺はこの本を読みながら思った。
【俺は異世界に召喚されてから今に至るまで、何か楽しい時間を過ごしているな。だがほんとに楽しい時間だな。ミリアさんに会ってから本当に楽しいな】
俺がそんな事を思っているとドアの方から声がした。
【あ、ダニエルさん本を読んでいるのね】
俺はドアの方を見ると、パジャマ姿のミリアが立っていた。
【あ、ミリアさん。ちょっと寝る前に本を読もうかなって思って】
【良いわね、あ!あと3階に図書室があるからまた、暇な時に行ってみると良いわ!じゃ、おやすみ ダニエルさん】
【おやすみなさい ミリアさん。】
そう言うとミリアは自分の部屋に戻った。俺は思った。
【家に図書室?マジかよっと。でもすごい家だな】
俺はそのあと本を読んで眠りについた。
【明日は何して過ごそうかな?】
そして明日へと。
次回 第二章 【街へ】
1.ミリアの昔話