1.図書室の本の整理
俺達は散歩のあと、図書室へ行き本を読んでいた。
「ダニエルさん。図書室の本の整理をしませんか?」
「本の整理ですか?」
「はい。本の種類ごとに並んでないので」
俺とミリアはまず本を種類別に仕分ける作業に入ったが……図書館並に本が多すぎで半日以上はかかりそうだ。
「ミリアさん。どうやって仕分けるのですか?」
「このロボットに手伝ってもらいます!」
ミリアはそう言うと、図書室の奥の部屋から何か機会のようなロボットが出てきた、これで種類別に分けられるのか心配になってきた。
「ミリアさん……これで種類別に分けることは出来るのですか?」
「失礼ね。出来るわよ」
俺は心配そうにミリアを見ていると……
「このボタンを押したら」
ミリアがボタンを押すと、機会が本棚の本を一斉に回収してみるみると本棚の本が無くなった。
「ミリアさん。本の回収が終わるとどのように種類別に分けられるのですか?」
「本の裏にバーコードがあるからそれでその本を種類別の本棚に分けるのよ」
俺は思った図書室の本を読んでいたのに本の裏にバーコードがあるとは知らなかった。
その後、機会は本を種類別に分ける作業を始めた。
次回 第六章 【図書室】
2.図書室に新しい機材




