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あの世から異世界にようこそ!  作者: ダンゴ
第三章 【手紙】
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4.ミリアに初めての郵便物

とある日の朝。ミリアの家に郵便物が届いた。

「あ、いつもありがとうございます」

ミリアは郵便配達員から郵便物をもらい、自分の部屋に戻った。

「ん?ダニエルさんからだ」

ミリアはビックリした表情でダニエルから届いた手紙を読んだ。そして。

「ダニエルさん……」

ミリアは泣き出した。俺はミリアの泣き声がしたので急いでミリアの部屋へと向かった。

「ミリアさん!大丈夫ですか?何かあったのですか?」

「ダニエルさん。ありがとう。初めてもらった手紙だからちょっと泣いちゃった」

それは俺が数週間前にミリアに内緒で書いた手紙だった。

「ミリアさん、それは。」

「ダニエルさん……」

ミリアは泣きながら俺の所に来た。そして俺は持っていたハンカチを渡してなぐさめた。

「ミリアさん。泣かなくても」

「あ、そうね。」

ミリアはハンカチで目を拭き手紙を机の上に置いた。

「ダニエルさん。ありがとうございます、私に対してこんな思いを」

「いえ、今までミリアさんには色と々お世話になったので」

「え。そう?」

「ええ。僕がこの世界に来た時から……ミリアさん?」

するとミリア笑顔で僕に抱きつきてきた。

「ダニエルさん、私の方こそ色々お世話になってますよあれこれしてもらってり、私の悩み事や相談事を聞いてもらったりしていたから」

「ミリアさん……」

俺は嬉しそうに笑うミリアを見て何か元気がでた。

「ミリアさん…ありがとうございます」

「いえ、こちらこそ」

「ミリアさんこの後予定が無ければ、散歩に行きませんか?」

「散歩?是非 行きましょう!」

そう言うと、ミリアと俺は外に出て散歩に出かけた。

次回 第四章 【旅】

1.初めての旅

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