3.異世界の郵便局
俺とミリアは郵便局についた。中に入ると。
「あ、ミリアさん。お久しぶりです」
郵便局員の人がミリアに声をかけた
「あ、お久しぶり!シシミさん!」
ミリアは色んな場所にお友達がいるんだなっと思った。
「あ、シシミさん。これをお願いします」
ミリアはお菓子が入った箱と手紙を差し出した。
「はい。分かりたした、祖母へのお荷物ですね。安全に祖母の家にお届けいたします」
「ありがとうございます」
すると シシミが。
「お隣にいる人は彼氏さんですか?」
「え。違いますよ お友達ですよ」
「あ。すみません、てっきり 彼氏さんかと思いまして」
シシミさんは慌てて ミリアに誤っまた。
すると、ミリアがシシミの耳元でそっと。
「でも。そのうち 彼氏になるかもね」
「え。」
「でも、まだ先の話よ」
ミリアは笑顔でそう言った
その後もミリアは郵便局員のシシミと色々な話をして郵便局を後にした。
帰り道に、ミリアは俺に話しかけてきた。
「ダニエルさんも、誰かに手紙を出さないの?」
「俺は手紙をだす相手が居ないからな~」
「まあ、そうだね。」
ミリアは下を向いた。
「ミリアさんどうかしたのでしょうか?」
「いえ、私はまだ一度も手紙を貰ったことがないから」
俺はふと思い出した、1週間前に内緒でミリア宛に手紙を書いて ポストに入れたことを。
「あ。」
「ん?ダニエルさん 何かありましたか?」
「いえ。何でもありませんよ」
俺は早く 手紙が届くことを願っている。
次回 【手紙】
4.ミリアに初めての郵便物




