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テスト前日

「それで、勉強は何するの?」


「勉強って言うより、知力をあげようと思って。礼奈頑なに全知を貰おうとしないからさ」


「·······だって、全知があると、海翔から勉強教えて貰えないじゃない」


「なんか言った?」


「い、いや何も」


「そうか?ならいいや。それより、俺はチェンジすればいいだけだけの話だけど、礼奈の知力は前の時でも100だったけど、それでも念には念をね。だから早速異世界にレッツゴー!」


「ゴー!」


そして、俺は異世界への扉を開いた。


〈異世界の話はまだ書きません。なので省略〉





(*`Д´)っ乂c(`Д´*)バトル中





「ふぅ。これぐらいでいいか」


「ふふ。本来なら海翔が創造でステータスを弄ればいいだけなのにね」


「そりゃ、異世界の戦いは楽しいしな。こっちの世界じゃ楽しめない命をかけた戦いが緊張感MAXなんだよ」


「神様が死ぬことないのにね」


「意地悪だなぁ。それでも場の空気があるんだよ」


「はいはい。そうですね。それよりバトルよ!」


「はぁ?ここで始めんのか?」


「ゲームの話よ。食堂で言ったでしょ?」


「ん?ああ、そうだったな。時間設定おかしいからな」


「あなたがいじったんでしょ?他の神に頼んで」


「まあな。そうしないと学生の俺らじゃ異世界を楽しめないからな」


「まあ、そうだけどね」


「ま、そういうことで、やりますかゲーム」


「絶対に勝つわ」


「世界1位舐めんなよ」


そう言って俺らはコントローラーを手に取った














「さてと。テストを受けに行きますか」


「くっ!なんで勝てないの!」


「まあ、頑張れ!今はテストのことを考えとけよ」


俺らは、学校を休んでいた間、ずっとゲームしてた。その間礼奈が俺に1度も勝てなかったからこうも悔しがっている。


「頑張ってくれよ。約束もあるしな」


「ええ、勿論ですよ」


「前々から思ってたけど、未来の父さんに向けた言葉遣いじゃないよね?寮を出てくるまでに直しておきなさい」


「はい、分かりました、いえ、分かったよ」


「そう、それでいい」


「それじゃいって行ってきます!」


「ああ、頑張ってくれ」


俺は家を出てテスト会場へと向かった。

















「ここが、会場か。めっちゃデカイな」


俺は会場の広さに驚いた。

俺らは今日からここで生活する。今回のテストは合格、不合格を決めるのでなく、クラスを決めるためこの学園に入ることは決まっている。


俺は何故かボディチェックを受けた後、俺はスマホみたいな物を貰った。


「これにテストの受け方が書いてあります。その後は誘導に従って操作してください。このタッチパネルは、この学園で生徒証を意味します。無くさないでください」


俺と礼奈はこのタッチパネルを受け取り、寮に入る。寮の場所はあらかじめ教えられており、その部屋に行くだけだ。初めはクラスも未定なので礼奈と相部屋ではない。


基本寮は男子と女子で別れている。しかしエナだけは家が一軒家並らしい。




「ふう、礼奈と相部屋は確定として、エナに入れるかだな」


『お言葉ですがマスター。マスターのスペックなら余裕かと』


「ありがとう。でも何事にも例外は付き物なんだよ」


『マスターにとっての例外とは?』


「うーん。俺の思った通りに行かないこととか?」


『創造主の思い通りにならないことなんてありません』


「他には、俺よりも頭の良い奴や強い奴がいるかもしれない」


『神より強い個体は神にするべきなので、人間の中にはいませんね』


「·········確かに例外は無いかもしれない」


『無いかもしれないじゃなくて一切ありません』


「それでも、用心に越したことはないからね」


『マスターにはもっと自信を、神のトップ創造主という自覚を持って欲しいです』


「それを持っちゃうと傲慢になりそうなんだよね」


『そう考えられてるだけでも傲慢じゃありませんよ。それに私は神の力の強さを覚えといて欲しいんです。本気を出せば1人で神を含めた全ての存在と戦って勝てるくらい強いことを』


「そうか。それは分かってるつもりだが?」


『分かってるつもりでも、その力のことを全然分かっていないじゃないですか。それ以前に力のことすら覚えてないじゃないですか』


「······それはここ最近で直ったよ」


『どうだか?』


最近ナビゲーターの自我が確立しすぎ問題

まあ、その問題は置いといて俺は操作の終えた携帯をとる。正式な名前は【ミニパッド】。どう考えても面倒臭そうに名付けたに決まってる。これからもスマホと呼ぶが。そしてこのスマホの機能は普通のスマホと少し違う。それは使い方がスマホだけではないということ。テレビも見れるし、パソコンのゲームもできる(スマホのやり方だけど)。


しかし、欠点もあるこの学校外の人とはできないということだ。オンラインゲームもこの学園内でしかできない。強い奴がいることを切実に願う·······


そしてこのスマホからテストを受ける種目を決め、明日のテストに望む。


内容がすごい。

基本として知力、運動があり、武闘もある。発想力は知力じゃないのか?うわ!筋肉、美貌なんて意味不明すぎるものもある。てか、こんなのやる人いるのか?仮に出たとしても、もしビリだったらめっちゃ恥ずいな。他には物作り、社会性か。


俺は意味不明なものもセットで見ながら、まともそうなのをいくつかピックアップした


「まともなのが知力、運動、武闘、発想力、物作り、社会性ぐらいかな。確か出る種目が最大で5つだから。知力と運動は確定だな。武闘か。この世界の戦いも見たいし対人戦もやってみたいしな。残り2つ。社会性かな。社会性はそれなりにあるつもりだし、これで行くか。あと1つは「ぷるるる、ぷるるる、」ん?」


俺はあと1つを決めようとした時電話がかかってきた。


「はい、もしもし」


「あ、良かった。海翔の番号であってた」


「礼奈か。どうしたんだ?」


「海翔は、出る種目全部決めた?」


「俺は知力、運動、武闘、社会性の4つが確定で、あと1つを決めようとしてたけど?」


「良かった。間に合った。海翔、お願いがあるんだけどいいかな?」


「いいよ」


「ありがとう!最後の1つを美貌にして欲しいの」


「は?いやいや、待て待て、なんで俺が出るんだよ。もし、落ちたら恥ずすぎだろ」


「落ちることは絶対にないから大丈夫だよ。それに私も出るし」


「礼奈も出るのか。····でも何でだ?礼奈も俺と同じで目立つの嫌いだろ?それなのにわざわざ自分から目立つようなことするなんて」


「それはね、さっきまで私口説かれてたの」


「は?礼奈、そいつの名前を教えろ。魔物の餌にしてくる」


「ダメだよ!さすがにそんなことしたらあ父様の友人に迷惑がかかっちゃう」


論点が殺す、殺さない。じゃなく、友人の迷惑になるから危ない。になってる時点で2人が殺しにそこまで忌避してないことが分かる。


「まあ、それでもそうか。礼奈、今度口説かれたらそいつを跡形もなく消すから安心しろよ」


「だからダメだよ!それより、私が私を口説いたゴミに「私彼氏いるので」って言ったら「そんな人絶対君に釣り合わないよ。それより俺と遊ぼうよ」って言ってきたの。私が貶される分には構わないけど、海翔が貶されるのは許せないの」


「·····そうか。ありがとうな。それでそいつはどうしたんだ?」


「別に大したことしてないよ。ただ、少しは私たち女の気持ちを分かってもらおうと思って行動しただけだよ」


「·······そうか。ナイスだ。本当なら俺が死より苦しい罰を神として与えてやりたいが、礼奈がやったなら大丈夫か。それで話を戻すと、礼奈は自分と俺が釣り合うことを説明するために美貌の種目に出て1位を2人で取って釣り合ってることを説明する」


「うん。それであってるよ。他にも作戦はあるんだけど、海翔が全てやってくれるから問題ないかな」


「他の作戦?」


「うん。例えば武闘を取って強い女だと思わせて、手を出すと殺られることを伝える。他には知力で圧倒的点数を取って、お高い女だと思わせる」


「うーん。武闘はあんまりとって欲しくないかな。でも知力は絶対だよ?」


「分かってるよ。だから私は知力、運動、物作り、社会性、美貌の5つかな」


「ほとんど俺と同じか。てことは社会性で勝負が決まるのか」


「なんで?」


「そりゃ、知力は満点確実。運動はどこまで行くか分からないが、結局は人外レベルの手前で終わるだろう?美貌はどちらも1位。武闘と、物作りはどちらも1位。てことは俺らのスキルの範囲外の社会性が勝負の鍵を握るってこと」


「·······なるほどね。確かにそうだわ。でも、もし運動が人外を越えてもまだやるとしたら?」


「その時は俺の勝ちだろ?圧倒的なステータスの差だよ。でもそんなことはならないと思うけどな」


「そうね」


そのあとも俺らは電話で話し続けた

次回!テスト本番!

サブヒロインの登場が登場するかも(¬¸¬)ボソ


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