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ステータス

ようやく、ファンタジーっぽくなってきました!

これから書くのが楽しみです

俺が起きる隣で眠っていた礼奈はいなくなっていた。代わりに俺の部屋でパソコンを使ってる人がいた。


「誰?」


俺はそう呟いた。その人は見慣れない服を着ていて、背中にはコスプレと思うような純白の翼を付けていた。


「あ、やっと起きたんだ海翔」


「え?その声、礼奈?」


俺の声に気付き声をかけたその声は紛うことなき礼奈の声だった。そして礼奈がこっちを向いた。その顔は俺がいつも見ている礼奈の顔だった。


「 ど、どうしたんだその姿?」


「ん、ああ、この服?この服は寝て起きたら勝手に着てたから、海翔が何かしたんじゃないの?それにこの翼は寝て起きたら生えてた」


「いや、俺は何もしてないけど、服は着替えればいい話だけど、翼はどうすんだよ?消えろ!とか念じたら?」


「確かにそうね。翼よ、消えろ!どう?何か変わった?」


「あれ?消えたことには消えたけど、消え方が不自然すぎない?なんか少しずつ透明になって、消えたんだ」


「へぇ。面白いね。てことは翼よ、出てこい!あ、重くなった」


「重さは感じるんだな。ま、それよりさっき鑑定したら「え!鑑定!!」···後で教えるよ。それで鑑定したら無事女神になってるみたいだったよ」


「この翼を見たら普通に信じられるけどね。それで、鑑定って?」


「俺の力?てので作れるんだ。ステータスかな」


「ステータスまで作れるの?これなら異世界旅行もできるじゃない」


「ああ、今度、一緒に行こう。それより、礼奈もステータス欲しいだろ?」


「うん!」


「なら、創造、ステータス!創造、鑑定眼!」


俺は連続で創造した。


「ほら、できたぞ。自分を鑑定してみろって。やり方はその事を考えるど毛で発動するから」


「分かった!」


俺も礼奈のステータスを鑑定する



礼奈

職業 学生 神王妃

レベル1

状態 健康


ステータス


攻撃力20

防御力10

知力100

魔力0


スキル

なし


ユニークスキル

鑑定眼


加護

創造主の愛


「これって弱いわよね?」


「さぁ?周りのを知らないから分かんないな」


「なら、海翔のは?」


俺も、自分で作ったけど自分のは確認してなかったしな


海翔

職業 学生 創造主 神王

レベルーー


ステータス


攻撃力ーー

防御力ーー

知力ーー

魔力ーー


スキル

なし


ユニークスキル

鑑定眼


アビリティ

創造


「『ーー』はどういうことだ?」


「多分、測定不能って意味じゃない?」


「でも、ステータスを渡す前の礼奈もそうだったよ」


「それはステータスがなかったから測定ができなかったんじゃない?」


「測定ができないってことは要するに規格外ってことか」


「そうじゃない?あーあ。比べる相手間違えた」


「でも、俺のアビリティで礼奈を強くすれば」


「それもそうね。それより魔力0だと魔法使えないじゃない。神になったのになんで?」


「····俺が創造する時女神の外見。言ってしまえば『オーラ』みたいなのを真似て創ったから魔力までは反映されなかったんじゃないか?」


「はぁ。せっかく魔法使えると思ったのに」


「そう言えば女神が、魔力をを作ればいいって言ってたな。創造、········魔力回路」


俺はもっとかっこいい名前にしようと思ったが、他に思いつかなかったので、名前を魔力回路(仮)として置いた。あくまで仮だ。今度いい名前を考える


「ふふっ。安直な名前」


クソっ。笑われてしまった。いつか絶対に見返すと心に決めて想像する。


「·····手応えはあったが、これでどうだ?結構沢山の魔力が入るようなものを作ったつもりだけど。一応見てくれ。」


「りょーかい!」


〈魔力だけの簡略で書きます。他の部分は変わってません。これからもこういう書き方をすると思うのでその時も、それ以外は変わってないと思って読んでください〉


魔力2000


「おお!周りのステータスと比べて高いな」


「ええ、これぐらいあれば魔力があれば魔法が使えそう」


「なら早速!と思ったけど俺ら魔法の使い方知らないぞ?それに魔力の使い方も」


「あら、そこであなたの出番でしょ?創造で知識を貰えばいいじゃない」


「おお!そうだった。創造!あれ?でも、知識ってどうやって想像すんの?」


「うーん。知識を与えてくれるスキルは?」


「なるほど創造、ナビゲーター!」


ステータスを見るとユニークスキルの項目にナビゲーターが追加されていた。


「OK。これで分かるはず。ナビゲーター!」


『お呼びでしょうか?』


「うん。呼んでる。魔力の使い方を教えて欲しいんだけど」


『魔力の使い方ですか。それならスキルを作ればいいかと』


「スキル?」


『はい。名前は魔力操作。これは魔力を操ることができるスキルです』


「なるほどな。サンキュ、ナビゲーター」


『それと、私はマスターからの質問にだけ答えますか?それとも自立型として必要な時にサポートを入れますか?』


「自立型でお願い」


『了解しました』


そう言って話を切る


「誰と話してたの?」


「ああ、ナビゲーターのスキルを使って話してたんだ」


「そうなの?独り言だと思った」


『マスター、これからは言わなくても考えは読み取れます』


(了解。こういう事ね)


『はい』


「それで礼奈。俺らが魔力を使うには魔力操作というスキルを創ればいいらしい。ということで創造、魔力操作」


俺はまとめて2人分作る。この力にもだいぶ慣れてきたので2つぐらいなら創れる。


そしてスキルの項目に魔力操作が追加された


「さて、これで魔法が使えるのかな」


「本にもあるじゃない。あとは魔力を感知して、それを操るだけね」


「感知かぁ。創造、魔力感知」


俺は早く魔法が使いたかったので、魔力を感知する工程をすっ飛ばしてスキルを創った


「これで魔力が感知できるはず。······あれ?礼奈のは分かるけど、自分のが分からないぞ」


『マスター、魔力感知は人の魔力を感知するスキルです。自分のを感知するには地道なトレーニングしかありません』


「マジか、近道はなしかぁ。」


「でも、いいじゃない。退屈な休日が、これからの楽しみに繋がる休日になるんだから」


「それもそうか」


そして、俺らは食事に呼ばれるまで、必死に魔力を感知しようと頑張るのだった


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