異世界へGOー
学校と塾のテストが重なって携帯を撮る暇がなくて書けませんでした。
こんな時のための保険で不定期投稿にしてるんですけどね。
ステータスの職業のところを称号に変えました。変え忘れてるところがあったら教えてください。
「なら早速鍛えないとな!」
「え?」
俺はエレーラを鍛えるために魔法を使う
「【転移】」
俺たちは今いる帝王学園の家を後にし俺が創った世界【スパニッシュ】にある俺の家に来た。
この家は誰もいないような辺境にあり、いわゆる隠居生活だ。しかし、街に出て稼ぐことや買い物などもあるので隠居生活には程遠いかもしれない
「ここはどこ?」
「ここは俺が作った世界【スパニッシュ】。話したり書いたりする言語は同じだから安心して。種族とかもドワーフやエレーラと同じエルフもいるから同じだよ。魔法とかも同じかな?神様も使ってるし」
「え、え?てことはここは地球でもデンダーでもないの?」
「そうだな。ま、それより早く特訓するぞ!」
「え、待って私魔物も戦ったことないよ」
「大丈夫、すぐ慣れる」
「慣れたくないよ!」
「そこまてま言うなら、創造、精神耐性」
俺はスキルで精神耐性を作りエレーラに付与した。そしてある実験をするためにもう1つスキルを作りこれも付与した
「これで大丈夫、ほら早速行こう」
「まずは1匹目からだね。ほらあそこに猪っぽいのいるだろ?まずはあいつから殺ろうか」
「··········私が知ってるイノシシと違うんだけど」
普通の猪は茶色の毛皮に、口の横から生えた日本の牙。体長は大体1m半くらい。そして四足歩行で、突進が得意そうな見た目だ
しかし今目の前にいるのは真っ黒の毛皮で、体長は2m越え。そして筋肉は盛り上がってて目は真っ赤で充血しているよう。何より猪が足を使って立ってるのだ。そして左手には盾。右手には棍が握られている
「異世界はこれぐらいが常識なんだよ」
俺は礼奈から刺さる視線を無視し、前にいる猪を鑑定する
グランドボア
称号 猪の王 生物界の頂点
レベル125
状態 警戒
ステータス
攻撃力10500
防御力10000
知力50
魔力300
スキル
盾術75
棍術85
遠吠え90
突進100
アビリティ
猪王の毛皮
「おお、なかなか強いな。でもスキルレベルなら勝ってるぞ?」
「え?本当に?」
エレーラは希望に満ちた目で聞いてくる
「ああ、勿論だ」
「でもレベルが全然無理だよ?防御力1万に攻撃力100が挑むって」
「え?本当に?」
エレーラはさっきとは違い絶望に満ちた目で俺を見つめる。言葉がさっきと同じでなんか面白い。
「うん、そうだね。だからパワーレベリングしようか」
「ぱわーれべりんぐ?何それ?」
「パワーレベリングてのは、俺がギリギリまでボコるからトドメをエレーラにさしてもらって経験値をエレーラが貰うってこと」
「え?かいにぃ、それってズルくないの?」
「メレルを救うんだろ?それぐらい肝っ玉座ってないと堕ちた神と戦うことなんて出来ないよ」
「········うん、確かにそうだね。分かった。私やるよ!」
そう言ったエレーラの顔にはさっきまでと違う、はっきりとした意志の籠った目だった
「それでいいんだよ。なら一瞬で潰してくるから」
そう言って俺は動く。ステータスは創造主のままなので本気で1歩を進むと音や光すら置いてくる。
そのまま敵の胴体を真っ二つに刈り取る。
「ブゴッ?グゴゴゴオオオオオォォォ」
と叫んでるが反応があまりにも遅いため、切断した傷口を魔法で回復する
「【パーフェクトヒール】」
さっきの【転移】と【パーフェクトヒール】は漢字とカタカナだが、これは俺のイメージの補填が出来ればいいだけだから問題は無い
〈というのは建前で【転移】を【ワープ】とかに間違えそうだからです。基本的にはカタカナで書こうと思いますが、忘れて漢字で書いてもスルーしてください。初めに書いた【転移】は具体例としてください〉
「ほい、これで完了と」
「え?どうしたのカイト?何めしてないじゃない。ってえええ!!!何持ってるの?それもしかしてさっきの猪!!!」
「カイト武神にしてないからスキル上がんないよ?」
「まあ、今回はレベル上げる訳じゃないし安全第一だからな。ほら止めさせば?」
「え?でも防御力1万ですよ?」
「あー確かになら【ディフェンスダウン】」
俺はグランドボアに防御力が下がる魔法をかける
「ほら、俺で大丈夫。軽く頭を叩いてみ」
「え?分かった。えい!」
エレーラはそう言って武器もなしで素手のままグランドボアの頬をビンタする。本来なら防御力の高さで逆にエレーラの手が痛くなるはず。
しかし、今のグランドボアは神界序列1位の創造主に防御力が下がる魔法をかけられている。しかも、今は魔力を測定不能の数値でたかがレベル100ちょっとで、防御力が10000の魔物にかけると········
ブシャャャャャャアアアアァァァァァア
「えっ?」
エレーラからしたら本当に軽く叩いたつもりだった。数値で表すと5くらいだろう。しかし、そんな攻撃で頭部が潰れたのだ。まるでスイカを高い所から落としたみたいに完全に破裂した
「【クリーン】これで綺麗だね。ほら、自分のステータス見て見ろよ」
エレーラは恐る恐る自分のステータスを見る
エレーラ
称号 園児 創造主の弟子
レベル20
状態 困惑
ステータス
攻撃力2000
防御力2000
知力2000
魔力4000
スキル
神速70
弓術100
精神耐性1
アビリティ
ステータス倍増
「え?」
書いてある通りエレーラは困惑している
「ねぇ、海翔。【ステータス倍増】って何?」
「あれは俺が創ったスキルでレベル一の時のステータス×レベルにステータスがなるようなスキル」
「それってチートすぎない?」
「でも、堕ちた神を倒すためには少しでも力が欲しいんだよね」
「確かに私たち神は神界じゃないと充分な力が発揮できないからね」
「俺らは急いで力を欲する必要が無いからね」
「でも、エレーラだけ特別扱いされてるみたいでずるいは」
「まあ、その時は別のスキルで色々創ればいっか。創造、ステータス倍増」
俺は自分の分と、礼奈の分を創り、それ以外にも思いつきで作ってみる
「創造、レベルリセット、ステータス値変更、ステータス変更」
と使い道としては
レベルリセット······ステータスやスキルはそのままでレベルだけリセットする。しかし初期値は変わらない
ステータス値変更······自分のステータスの合計を好きな数値に分配できる。しかし、初期値は変わらない
ステータス変更······今のステータスとは別のステータスを創ることが出来る。その時に種族、年齢、性別は変えられない。しかし、見た目を変えることはできる。レベルは1。ステータスやスキルは生まれた時のように神様
てことは俺や礼奈は神様なので自由に初期ステータスやスキルを創れる。しかも神なので創造主の俺が居なくても魔神の礼奈だけで自由にいじれる。
それに見た目だけで、ステータスが変えられなくてもステータスを偽装すれば言いだけの話だ。
(この前育てた魔王が今度遊びに来てねって言ってたし魔族に偽装して遊びに行こう)
「ほら、いつまでぼーっとしてんだ。次行くぞ、次」
「え?まだやるの?」
「当たり前だろ?たったの50じゃ元時空神どころか天使すら殺せないぞ。ほら、とっとと訓練しに行くぞ。礼奈は一人で行けるか?」
「ええ、勿論よ」
「ならちょっと待って。創造」
俺は創造を使い、礼奈のステータスをいじる。
「何したの?」
礼奈は分かっていないようだが、それでいい。
(あとであった時の反応が楽しみだなぁ)
「何でもないよ。それじゃあまた後で」
俺はエレーラの手を引いてその場から消える······ように移動する
その後も色々なやつと戦った。俺はステータス変更で武神に変えてレベルを上げよっと
オークエンペラー
称号 オークの帝 オークの頂点
レベル110
状態 警戒
ステータス
攻撃力15000
防御力9000
知力100
魔力100
スキル
大剣術93
剛腕95
アビリティ
オーク統率
デーモンベア
称号 悪魔界の追放種
レベル150
状態 怠惰
ステータス
攻撃力20000
防御力12000
知力3000
魔力7000
スキル
爪術120
拳術100
蹴術95
咆哮118
魔法
火魔法95
氷魔法90
アビリティ
眷属召喚
レッドドラゴン
称号 最強種
レベル240
状態 睡眠
ステータス
攻撃力30000
防御力20000
知力9000
魔力20000
スキル
咆哮180
爪術200
剛腕195
ユニークスキル
フレイムブレス150
魔法
火炎魔法150
アビリティ
龍の鱗
飛翔
と言ったこの世界では常識レベルの魔物達を倒してレベルを上げさせた。
レベルが上がってるのは森の奥地に向かっているからで、途中からはエレーラも経験を積ませるために一緒に戦ったりした。
オークとかゴブリン、オーガの殆どが群れで出てくるから魔法でまとめて殺ろうと何度考えたことか。
その我慢の甲斐あってエレーラのレベル、ステータスも一般的になった
エレーラ
称号 園児 創造主の弟子 絶望の森の大敵
レベル70
状態 健康
ステータス
攻撃力7000
防御力7000
知力7000
魔力14000
スキル
神速100
弓術100
精神耐性50
拳術40
ユニークスキル
精霊魔法62
アビリティ
ステータス倍増
となっている。まあまあ強いが、元時空神を倒せる程じゃないな。もっと頑張らないと
火魔法と火炎魔法。
みたいに似ているけど上位のものや下位のものもあります。
例えば
火魔法→火炎魔法→豪炎魔法→獄炎魔法
みたいな感じです。
上のは例として出しただけなので、これで決定にしようとは思ってません。なので正式に決まり次第ここも変更しようと思います。