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テスト本番!!〜武闘〜

書いてから思ったんですけど、テストの内容は書いた方がいいですか?感想で教えてください!

今回はテストの内容書いてみます(かなり飛び飛びですが·)


あと、出来れば書き方の問題とか教えてもらいたいんですが、中々来ないので、これで合ってるのかな?と思うのですが、どうですか?


ていうより不定期投稿なのに、今のところ毎日投稿してる。偉くね?(笑)

『マスター、朝ですよ』


「ん?もうか、早いなぁもう1回時間軸いじろうかな」


『マスター、いくら創造主でもそんなことすれば周りの世界との関係が狂って、いくつかの世界が壊れますよ?』


「わーってるよ。冗談だって」

                 、、

『ならいいです。それより、今日も変装するんですか?』


「変装というより、あれで学校を過ごすからな。むしろあの姿じゃないとダメなんだよ」


『でも、あの結果ってスマホで、生徒全員に知れ渡るはずですが?』


「あ〜、そういうこと言ってたな。ま、大丈夫だろ、そのために変装したんだし」


そう、俺らはこの前の美貌のテストの時変装をして行ったのだ。勿論スキルの力なので、見破れる心配は無い。帰る時に変装を解除しそのまま帰ったという訳だ。


「まあ、バレるのも時間の問題だがな。さて、今日のテストは、、、武闘か。対人戦はあんまやったことないな。ステータスも抑えとかないと間違えて殺ったら話にならないし」


俺はステータスをいじった


攻撃力100

防御力100

知力100

魔力ーー


魔力だけは変えずに、その他を変えた。一見弱そうだが、初めの礼奈のステータスの5倍の攻撃力防御力に至っては10倍だ。これだけのステータス差があれば、やられることも、負けることもないだろう。この時の俺はそう思っていた。







「はあぁぁ!」


その声と共に打ち出された突きを相手は受けて、吹っ飛んだ。

人から出てくるとは思えないほど大きい効果音と共に


ボカアアアアァァァァァァンンン!!!



「···········」


『·········マスター、あれの相手をするのは今のステータスでは危険です。防御力もMAXにした方がいいのでは?いえ、全てMAXにしましょう。私がやっとくので』


(いやいやいや、そんなことしなくていいよ。まあ防御力をあげるのは賛成だけどね。それでも戦うことはないから安心していいよ)


『なぜです?参加してるなら結局は戦うことになるのでは?』

     、、、

(だって女の子だから)


テストは基本的に男女混合で行うが、1部例外がある。それは美貌と、武闘、運動だ。


理由は美貌は男女で差が出る。

武闘、運動は基本的な体力で差が出るからだ。

他にも武闘の場合は体が触れ合うのでそれが嫌という女子も配慮してのこと。


まあ、1つ目の理由である体力の差はさっき戦った女子にはないようなものだが。


そして去り際に俺の方をチラッと見る。なんだ?とばかりに俺は目を向けるが、既に行ってしまった後だった。


(どうしたんだ?)


『········マスター、死なないでくださいね』


(なんだよ!怖いな!)


どうやらナビゲーターは俺の神眼を使い未来を見たようだ。俺も怖くなって神眼を使おうとするが、ナビゲーターが邪魔してきて見えない。


『自分で確かめなさい』


自分だけずるい!と言うと殺られる(主に精神)ので、何も言わない。


「次の試合。~~~~~さん。木村海翔さん。選手真控え室に戻って試合の準備をしてください」


次は俺か。






「試合開始!」


「お前が海翔か」


動くより先に声をかけられて思わず聞き返す俺



「そうだけど?」


「そうか、そうか!貴様が愛しの夢を取ったのか!」


「は?誰だ夢って?聞いたことないぞ」


「聞いたことないだと。聞いて呆れるわ!昨日の美貌のテストに出ていたはずだ!!」


「·······誰だそいつは?それに誰が取ったって?俺は礼奈1本だ!それ以外のやつに興味すら湧かねぇ」


「き、貴様!よくも夢に恥をかかせたな!貴様の愛しの礼奈諸共潰してくれる」


ブチっ!!


何故かこの音は先程まで盛り上がった会場では小さな音だったが、全員が聞こえた。


そしてこの会場はこれまでとは比べ物にならないほどの力の奔流に晒される。


ある者は気持ち悪くなり

ある者は耐えられずに嘔吐する

ある者は気絶し難を逃れた者もいた

              、、、、

この会場にいた、無論選手もほとんどが無事ではなかった


『あの人は何者なんですかねぇ』


ナビゲーターは1人呟いた。しかし、本来海翔の頭に入る言葉も、今は怒り心中のといった様子で耳、いや脳に入らなかったようだ。


そして海翔の影響を受けているのは無論、目の前の選手も同じであり


「ひ、ひいぃ!!」


と声を漏らしている

その状況を生み出している本人は怒り心中で気づいてない様子。


「てめぇ、今、なんつった?」


と更に力を込めて聞く。相手はもう、失禁寸前だ。

しかし、相手にもプライドがあるのか、


「う、うおおおおぉ!」


と明らかな虚勢だが、自分の元に殴りかかってくる。


海翔はそれをスルッと避けて、鳩尾に綺麗な右膝蹴りを決める


「かはっ!」


そしてその勢いで、左に回り勢いをつけ左足の踵でまたもや鳩尾を蹴り抜く


「っは!!」


既に声も出ないようだが、それでも礼奈を巻き込んだことを許す訳ない


そして膝をつき、降参と言おうとする相手に近づき


「くっ、こ、こ、こうs、んぐ!!」


顔を手で掴んだ。

えー、解説のナビゲーターさん。これにはどのような効果があるのですか?


『············相手の顔を掴むことにより、まず降参を防ぎますね。そして、相手よりも自分が有利な状況に立っていることを相手に身をもって体験してもらうことが出来ます』


なるほど。後者は分かりますが、前者にはどんな意味が?


『···········礼奈さんに対する攻撃宣言をした相手が許せないのでしょう。ところで、私と話しながらで戦うなんて、結構余裕あるじゃないですか』


ごもっともです。

俺は意識を目の前の男に向けると、男は失禁をしていた。

俺はドS精神増し増しでこう言い張った


「あーらら!この子!敵にビビって!お漏らししてるぅ!!」


相手は微かな意識を絶望で染め、気を失って倒れた


「し、勝負、あ、有り。し、勝者、き、木村海翔!」


俺が勝った!当然だが、しかし、拍手喝采がなかったのが残念だった。


俺はそのまま、会場を後にし、選手控え室に戻る



















「は?今なんて言いました?」


「で、ですから、あなた以外の選手、ぜ、全員が、き、棄権したので、あなたがゆ、優勝です」


俺は選手控え室にいて、次の試合を今か今かと待っていた。そして徐々にここを去って行き、誰も帰ってこなかったことを疑問に思ったが、まさか棄権して観客席にいたとは


「はぁ〜。拍子抜けもいいとこだな。まあいい、俺が優勝ということ「待ちなさい!」で。誰?」


俺が声のした方を向くと、そこには美人がいた。


来たえ抜かれた体はむしろ、しなやかで、品がある。そして黒髪もしっかりとシャンプー、トリートメントをしているのか輝いて見える。そして、筋肉が着いているかと思いきやそうでもなく、華奢だ。


なぜそんなことがわかるのかと言うと、彼女の服装がぴっちりと張り付いたスポーツの服装だからだ

〈名前は知らないのでこれで勘弁してください〉

そしてお腹や肩、太腿と色々な部分が露出している。しかし、彼女にはそんな自覚ないのか堂々としている。


「あれ?あなた、私が目つけてた人じゃない。ちょうどいいわ。あなた、私と戦いなさい」


「嫌です」


「な!強い者と戦うのは武人として当然の考えでしょ!」


「君の考えを押し付けんな。俺からしたら戦いなんて、作業のようなものだ」


嘘だ。本当は戦うの好きだ。

勇者から「師匠は戦闘狂ですね」

魔王から「少しは私達を戦わせてください!」

と言われた、この俺が戦いが好きじゃないわけない


「嘘ね。あなたのその顔は戦い大好きの顔よ」


どんな顔だよ!と心の中でつっこむが本当に言うことじゃない


「それで、俺が戦ってメリットはあるのか?」


「勿論よ!もしあなたが勝ったら、私の体を

「結構です」

自由に、って!なんでよ!これまでこう言って頷かなかった男いなかったのに。はっ!もしかして、あなた、男が········

「ちげーよ。お前みたいなお子様ボディに興味無いだけ」

なっ!!誰がお子様ボディですって!!いいわ!なら私が勝ったらお子様ボディって言ったの撤回してもらうから」


「俺が勝ったら?」


「うーん、あなたの小間使いでもなんでも1回だけどんなお願いでも聞いてあげるってのは?」


アホかこいつ?《なんでも》ってことは俺がお願いを増やすことできるぞ。他にも


俺の言うことを絶対に聞け

お前の給金全てくれ


とかあるのに、そんなこと考えてないのか?いやもしかして、自分が負ける可能性を考えてないのか?


「で、ですが、男女が戦うのはルール的に難しいので」


「うーん。なら《この人は1回戦っただけで本当は弱いかもしれない。だから女子の部優勝者がこの男を試す》てのは?」


「そ、それならいいのかな?」


「そうよ。いいのいいの。気にしたら負けよ。それにこのままじゃ観客が盛り上がらないわよ」


「そう、ですね!なら早速伝えてきます!」


管理員は、嬉嬉として部屋を出ていった


「これで、あなたは戦わざるを得なくなったわね」


こいつ、馬鹿に見えて、中々の策士だ!


「それじゃ、よろしくね♪」


そう言って、部屋を退出しようとするが、何かを思い出したのか急に振り返り


「ちゃんと、本気をだして戦ってね!」


そう言って去っていく

















「それでは、本日ラストマッチ、女子の部優勝田沼凛VS男子の部優勝木村海翔の試合を始める」


そう言うと、場は盛り上がる。今日はこれが最初で最後の種目なので、大勢の人が見に来ている。勿論礼奈も。


初めは瞬殺でいいかなと思ったが、礼奈が見に来てるので、芸を見せることにした。まあ、結局は勝つんですけどね。


「それでは!始め!!」


声と同時に相手、凛が突っ込んでくる。まず速さからして規格外だ。正直これを見切れるのはプロぐらいだろう。それにまだ余力を残している。小手調べって感じだ。


考察は置いといて、俺はその拳を右手で受け、そして、連撃の始まりとなる右足の回し蹴りをしゃがんで避ける。


そしてその後は凛の連撃。俺はそれを1歩たりとも動くことなく、避け、いなし、捌いていく。


凛は驚愕で目を見開いている。今まで受け止めた人がいなかったのかな?


「どうしたんだ?これが本気か?この程度じゃ俺の本気なんか到底受けられないぞ?」


「くっ!なら」


そう言って連撃のスピードをさらに上げてきた。さっき話してたのも当然連撃の最中だ。


(あれ?こんなに強いのか?ここまで来ると、プロでも捌くのきついと思うが)


ここで海翔の勘違いを正しておこうと思う。


彼はここが、学生しかいないと考えているが、この学校には古今東西の天才が集められている。よって最初に倒した奴も本来なら余裕で全国を狙えるような人だったのだ。


〈チョイ説明〉

そして凛に至ってはプロを軽く超える力がある。スピード、力、そして反応の速さ。どれを取っても世界でトップクラス。それが全てのスペックでだ。そんなのが普通に考えて人間、それも学生にいるはずがない。


しかし彼の知らないところで、何かの歯車が動き出していた。



そんのことを知らない海翔は、余裕で捌いていた


「そろそろ来いよ。俺も満足させてやるから」


ここが戦いの場じゃなければセクハラと取られてもおかしくない発言。しかし気にするものはいない


「後悔すんなよ!」


と言うと、凛が距離を取り、その後超スピードで迫ってくる。


(おっと!危ね。それにしてもこいつ人間か?鑑定するか)


俺は凛の攻撃を避けながら鑑定を使う


職業 学生 墜ちた神の巫女

レベル15

状態 呪い


ステータス


攻撃力300

防御力100

知力300

魔力0


スキル

超反射神経27

空手69

神速25




···············は?


(なんで、こいつがステータスを持ってんだよ!それに呪い?巫女?なんでだよ!)


『ようやく気づきましたかマスター』


(ナビゲーター!気づいてたなら言ってくれよ!)


『いえ、これはマスター、創造主様自らが気づかなければならないことなのです』


は?どういうことだよ!


『この呪いは墜ちた神すなわち堕神が仕掛けたことなのです。目の前の女にステータスを与え、レベルを強制的に上げさせた。そしてこの女を中心に世界を自分のものにしようとしていました』


なんで知ってんのに教えないんだよ!


『先程も言いましたが、これは神の呪いです。それは神自らが気づき、助けなければならないことなのです。なので、治してあげればいいのでは?』


··············治し方は?


『神言を使えばいいかと』


まじかぁ。だるいなぁ。まぁ、仕方ない。使うか


「ふぅ。【呪いよ解けろ】」


俺が言うと、彼女の体から先程まで、動き回っていた元気がなくなり、その場へ倒れた。俺は慌てて、近寄ろうとするが


『マスター、心配しないで大丈夫です。彼女は先程までの呪いの負荷が消え、体の全てが急に活発に動きだしたのです。その運動に体が耐えられずに気を失ったのです。ですが命に別状もありませんし、後遺症もありません』


「そうか、ありがとうな、ナビゲーター。さっきは責めてごめんな」


『いえ、気にしないでください。わかってくれて嬉しいです』


「そ、そこまで!勝者!木村!海翔!!」


うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!


その場を歓声が包んだ。言葉通り異次元のバトル。それが見れただけでも楽しかったのだ。


しかし、海翔は気落ちしていた


(やべぇ、本気をだし損なったわぁ)


『マスター、考えることが幼稚です』


(まあ、それでもいいだろ?せっかくの2連続1位だ。多少浮かれはするだろ)


『そう言ってる時点で浮かれてません』


といつも通りだった。

そしてその後礼奈と合流し、寮に戻った

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