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9.文章の基礎力


 2005年にフィギュアスケートにのめり込み、それ以来1年通してフィギュアを見ることを日常としている。スケオタが1年どう過ごしているかは、過去の記事で書いていたのでここでは繰り返さない。なお、どうして私がフィギュアにハマったのか、は、ここでは大事ではないので省略する。


 スケートを見て、あの選手のこれがいい。このスピンがいい。このジャンプがかっこいい。このスパイラルのポジションが綺麗で、このプログラムが素晴らしいエトセトラエトセトラがあるが、基本的に技を実施している時間よりも、左右のエッジを使って滑っている時間の方が圧倒的に長い。だから美しさの根底に何があるかと言われたら「スケートの美しさが伴っているか」「基礎力がいかに高いか」が、肝になってくる。


 ……持論ですが。これと同じように、文章にも書き手に「日本語の基礎力があるかないか」「日本語の扱い方が作品に伴っているか」「書いた文章がそのものがたりの雰囲気に合っているか」等々備わっているかが、そのものがたりを書く上で絶対的に必要になってくる。ような気がする。


 まぁ確かに、文章があまりにぶっ飛びすぎるぐらい酷くても、面白い小説というものはあるわけだ。ただそういう小説は「ものがたりの運び方」「展開」が楽しいのであったりキャラクタが魅力的であったりする等の場合であり、「文章そのもの」よりも読み手はキャラクタや構成にウェットが行ってしまうものだ。


 ただ、書き手としてはなんだかそれは悔しい気がする。


 ものがたりを創作するにあたって、物語の運び方やキャラクタを作るほかに、「書き手(自分)がそのものがたりの中で目指す文章」と「読み手(顔もわからない相手)にとってわかりやすく読みやすい文章」を書いていくのもものがたりを作る一つの喜びであり、楽しみでもあるからだ。


 そのために必要な文章の基礎力をどうやって身に着けるか……ですが。ぶっちゃけそんなの、私が知りたい。「文章の書き方おせーてー!」と軽いノリで友人や創作友達のフォロワーさんに聞いてみたいのだ。何せ私はもともと、読書も読書感想文を書くのが死ぬほど嫌いな小学生で、超個人的な理由で国語の授業が嫌いだった中学生だったのだ。その後「かたちになるようなならないような小説を趣味で書く」社会人になった現在も、根本的に「文章を書く」ことに苦手意識を持っている。


 とりあえず「文章の基礎力」を付けるために、1)本はコンスタントに読む、2)悪文でもパソコン開いたら一日1000字は書く、3)辞書は手元に置く、4)意味をちゃんと飲み込んでいない言葉は使わない、を掲げてここ2,3年は書くことにしている。そうすれば多少は……変わるかもしれない。変わることを祈っている。


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