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扶桑国戦記 (改訂版)  作者: 長幸 翠
第三章 反攻作戦前
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新兵器見学会

 新兵器見学会の初回は、グリフォン中隊から直也、あけみ、三奈、義晴、エイミー、レックスの六人。龍一、彩華、亮輔、久子は、哨戒任務に出て不在の為、後日開催される見学会に参加予定だ。


 他にも陸上部隊から三十人程招かれているが、別行動である。


 ちなみに彩華は、直也と一緒に参加出来ない事に、強い不満を表していた。だが直也から二言三言声をかけられると、機嫌を取り戻して偵察に向かっていった。


 直也達は当初、見学会には制服を着て行こうとしたのだが、「楽な格好で良いぞ」という将紀に従った。陸上部隊の直也達は緑色、艦隊所属の将紀は、紺色を基調とした迷彩服姿だ。


 グリフォン中隊には、将紀自身がミサイル駆逐艦≪あおば≫と空母≪しなの≫を案内する。


 まずは舷側のタラップから≪あおば≫に乗り込む。艦に乗り込むことの無い直也達は、興味深そうにあちこち見回している。


 艦首に向かい、間近でレールガンを見たエイミーが歓声を上げる。


「おお! かっけー!!」

「動かしてもらうから、少し離れるんだよ」


 将紀が艦橋に合図を送ると、グルッと砲塔が回転し、砲身が上下に“グイングイン”と動くデモンストレーションが始まる。


 エイミーは大はしゃぎで歓声を送り、直也達も、思わず「おおっ」と声を上げる。直也、義晴、レックスの男性陣は、目をキラキラさせていた。


 デモンストレーションを終えると、将紀は艦橋を見上げ、指を差す。


「レーザー砲は、あの艦橋に付いているやつだ。≪あおば≫には艦の後方にも二基あって、計三基だ。

 ≪しなの≫に行ったら、近くで見せよう」


 道中、すれ違った若い乗員達が、あけみ達女性陣に目を奪われて動きを止める。慌てて帽子や襟元を直す者もいた。


 ≪あおば≫を降りた後、車で少し離れた≪しなの≫へと向かう。


 車を降りたエイミーは、≪しなの≫の巨体に、感嘆の声を漏らす。


「おおおおおぉぉぉっ…………」


 全長二百八十メートルの船体に圧倒されるのは、秀嗣を除く面々も同じである。特に直也、義晴、レックスの男性陣は、再び目を輝かせ、頬を緩ませて嬉しそうに艦を見上げている。それはまるで、お気に入りのオモチャを与えられた子供の様であった。


 そんな男性陣の様子に、あけみと三奈も自然と笑みが浮かぶ。


(直也君も、こんな顔するのね)

(みんな、すごく嬉しそうだなー)


「さあ、中に入るぞ」


 将紀に促され、舷側のハッチから格納庫に乗り込む。すると、数十人の乗員達が列を為して待ち構えていた。


「なんだ?」


 将紀が呆気にとられ、全員が立ち止まった。


「空母≪しなの≫に――」

「「「ようこそ!!」」」


 気合いの入った挨拶と共に、乗員達がザッ!! と音を立てて、一斉に敬礼をする。


 不意を突かれた直也達も、反射的に答礼を返す。


 驚きから立ち直った将紀は、列に向かって声を上げる。


「艦長。こんなこと指示した覚えは無いぞ?」

「ハッ! 見学者に一目会いたいと意見が出たため、自分が許可を出しましたっ!」


 列から一歩前に出た男性――艦長だろう――が胸を張り、直立不動で答える。顔は満足そうで、やりきった感を出している。


「……わかった。もういい」


 呆れ顔の将紀が、投げやりに「あっちへ行け」と手を振る。


「よし、解散!」


 艦長の号令一下、並んでいた乗員達が小走りに散っていく。「女の子達、みんな美人だったな」とか「あの小さな女の子が、艦隊司令官の娘さんだってよ」とか「あの見た目で十九歳らしいぞ」「なに!? 合法か!」など、ちらほらと聞こえてくる。


「驚かせて申し訳ない。娯楽が少なくてな」


 最後に残った艦長は、悪戯に成功した悪ガキそのものの顔で直也に笑いかける。その表情に直也は、父と同種のものを感じ取った。


「こんな悪乗りするのは、秀嗣さんかお前くらいだ……」

「お褒めに預かり、光栄です」

「褒めてない」


 将紀が盛大に溜め息をつき、あけみはそのやり取りを見てクスリと笑う。


 直也もまた、ノリの良い艦長に(父さんと話が合いそうだな)と思った。


「≪しなの≫艦長の、徳武だ」


 そう言うと、直也に手を差し出す。肩にあるのは、大佐の階級章だ。直也はその手を取る。


「グリフォン中隊、中隊長の神威です」

「君が、司令官の息子さんか……。確かに似ているな」

「先日は、父がご迷惑をおかけしました」

「いや、迷惑だなんて思っていないが……、真面目だな」


 一瞬、虚を突かれた表情を見せた後、口角を上げ、ニッと笑ってみせる。


「父を見て育ちましたので」

「“反面教師”ってやつか?」

「はい」


 直也の返しに徳武艦長が「ハッハッハ」と豪快に笑う。


(噂には聞いていたが、グリフォン中隊は美男美女揃いだな)


 そう考えながら、あけみ達とも握手を交わしていく。


 グリフォン中隊が着任した際、多くの将官達が彼らを見ていた。しかし徳武大佐は用事があり、参加出来なかったのだ。


「気楽に接して欲しい。では見学に行こう」


 艦長が先頭に立って歩いて行く。一行はそのまま、航空機用の大型エレベータに乗り、飛行甲板へと上がる。エレベーターが動き始めると、「おおっ」と感嘆の声が上がる。特にエイミーは「動いてる!」とあちこちに視線を動かしてから、口をポカンと半開きにしたまま、青空を見上げている。


 飛行甲板に到着すると、直也達は揃ってグルリと周囲を見回す。艦上とは思えない広さに、驚きを隠さない。


「全力で走っても大丈夫な広さですね」

「走るには持って来いの広さだが……。転けたら血まみれになるから、全力じゃなくてランニング程度にしておいた方が良い」


 義晴の感想に艦長はそう言うと、トントンと床を軽く蹴る。飛行甲板は、ザラザラとした耐熱塗料で塗装されているのだ。


「記念に、ランニングしても良いですか?」

「あっ、アタシも走りたいです!」


 三奈とエイミーが将紀と徳武艦長の顔を伺う。体を動かすことが特に好きな二人だ。


 徳武艦長は「自分は急ぐ用事が無いので、別に構わないが……?」と将紀を見る。将紀も笑いながら「折角の機会だ。良いんじゃないか?」と頷く。


「やった! せっかくだから、みんなも走らない?」


 艦上を心地よい風が吹き抜けていく。軽い運動をするには持って来いの環境だ。しかも陸上部隊の隊員が空母の上で走る機会など、滅多に訪れることでは無い。


「……そうだな。走ると気持ちが良さそうだ」

「いつもと違う環境で走るのも面白そうね」

「じゃあ、俺も走ります」

「僕も、走ってみたいです」


 結局、グリフォン中隊の六人全員が走ることとなった。


「父ちゃんも走ろうよ!」


 エイミーの矛先が、高みの見物を決め込もうとした将紀へと向く。


「いや、私は……」


 将紀は慌てて首を横に振り、断ろうとする。しかしエイミーの言葉が、それを遮る。


「父ちゃんのお腹が出てきたから、走った方が良いと思うんだけど?」

「いや……、それは……」

「お腹出た父ちゃんは、ちょっとカッコ悪いなー」

「なっ……!?」


 エイミーは少し首を傾げ、将紀を上目遣いで見つめる。お得意の「おねだりのポーズ」だ。可愛らしい仕草だが、言っている事は容赦ない。


 愛娘に、面と向かって「カッコ悪い」と言われ、将紀はガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。


 将紀も四十代半ばとなり、中年と呼ばれる“お年頃”だ。自らの意思に反し、年々成長する腹回りに頭を悩ませている。しかし多忙を理由に、見てみぬ振りをしていた。


 呆然として、レックスを見る。


「僕も、父さんの健康のために、運動した方が良いと思うよ……」


 息子の言葉には配慮が見られる。しかし意見はエイミーと同じだった。


「ぶふっ!!」


 周囲をそっちのけで話をしていると、徳武艦長が堪えきれずに吹き出す。そればかりか、体をくの字に折り、ゴホゴホと咳き込んでいる。


「笑いすぎだ!」


 将紀は、恨めしげに徳武艦長を睨む。「すみません」と言葉は返すが、まだ体を震わせている。ツボに填まったようだ。


 徳武艦長は、将紀と異なりトレーニングを欠かさないため、痩身ながらも腹は出ていない。


(これなら制服を着てくるべきだった……!)


 今日は身内だからと、制服ではなく動きやすい迷彩服にしたことが仇となった。制服に革靴であれば、服装を理由に辞退できたと、本気で後悔する。


「仕事が忙しいから、仕方ないんだよ……」

「でも、直兄ちゃんのお父さんと、あけみんのお父さんは、お腹出ていないよ?」

「…………」


 最後の抵抗も空しく失敗した。同年代の秀嗣と基成を引き合いに出されたら、否定のしようも無い。


 親を引き合いに出された直也とあけみは、揃って苦笑いを浮かべている。


「……わかった。今回は走ろう」

「やったあ!」


 本当に不承不承、といった様子で将紀が頷くと、エイミーはぱあっと笑顔を咲かせる。


「娘の前には、艦隊司令官も形無しなんだな」

「エイミーはやっぱりずる賢い」

「姉さんは、あの見た目で意外と策士だから……」


 義晴、三奈、レックスの三人は、顔を見合わせると揃って笑みを浮かべる。


「艦隊司令官の娘さんの提案で、ランニングすることになった。非番で興味のある者は、参加を許可する」


 皆で上着を脱ぎ、準備運動をしていると、ヘッドセットで徳武艦長が艦内に告げる。その声に、慌てた将紀が真顔になる。


「おい、なぜ人を集める」

「陸上部隊と交流できる、折角の機会ですから」


 悪びれもせず、徳武艦長が胸を張る。


 直也は、「この状況ならば、多分、父も同じ事をしますね……」と冷静に分析している。すると徳武艦長も、「それは光栄だ」と白い歯を見せる。


 確かに秀嗣であればやりそうなことだ。秀嗣であれば諦めがつく行動も、徳武艦長が行うと腹立たしさが湧いてくる。


 しかし艦の事は艦長の領分であり、艦隊司令官の将紀が横槍を入れる事は望ましく無い。苦々しく感じながらも諦める事にした。


 放送から五分と経たずに、百人程が集まった。先程、格納庫にいた面々も多数混ざっている。乗員の半数が休暇で艦を降りている中、かなりの出席率だ。息を切らせてやってくる者すらいた。


「今日が非番で、運が良かった」

「勤務中の奴らから、恨めしそうな目で見られたぞ」

「この艦に配属されて、本当に良かった」


 乗員達の話し声も聞こえる。


 エイミーの一言で決まったランニングだが、いつの間にか大事になってしまった。


 多くの男性乗員達が、あけみ、三奈、エイミーに熱い視線を送っている。そして数人の女性乗員達は、直也、義晴、レックスに目を奪われている。


 乗員達を前に、徳武艦長が説明をする。


「よし集まったな。今回のランニングは、五周とする。余興みたいなものなので、途中で抜けても構わん。

 注意事項は二点ある。

 まず、必要以上にグリフォン中隊の六人に近付きすぎるな。セクハラで海に沈める。

 次に、いい所を見せようとして、スピードを出しすぎないようにしろ。ガキじゃ無いんだからな!」


 乗員達から笑い声が上がる。


 ランニングは、乗員数名がペースメーカーとなり、その後ろにグリフォン中隊の六人。そして少し間を取って、残りの乗員達が続く。最後尾には将紀と徳武艦長が付く。


 ペースメーカー役に名乗りを上げる乗員が多数現れ、ジャンケンをして選んでいた。あけみ達女性陣の前を走ることで、自分たちをアピールしたいのだ。


 そんな様子を尻目に、直也達はストレッチをして体をほぐしている。


 程なく全員の準備が整い、ランニングが始まった。


 ≪しなの≫は、全長二百八十メートルの巨艦であり、一周は約五百メートルにもなる。


 走り始めて一周もしないうちに、将紀はすぐに取り残される。若い衆の背中がどんどん小さくなっていく。


「艦長……。私に……構わ……ず、先に……行け……」


 息も絶え絶えに、隣を走る徳武艦長へと声をかける。将紀とは対照的に、全く疲れた様子は無い。


「三周走るまでは、付き合いますよ」

「なん……、だと……」


 一人になったら速攻抜けるつもりだった将紀。逃亡することすら許されず、絶望と疲れで顔を歪めた。


 何とか三周を走り終え、将紀と徳武艦長は足を止める。寝転がりたい衝動に駆られるが、部下達の手前、全力で抑え込み、座るに留める。


 一緒に走り出したはずなのに、先頭はもうゴールしている者もいる。


 徳武艦長が「お疲れ様です」と言いながら、タオルを手渡してくる。「ありがとう」と答えながら受け取り、顔から滝のように流れる汗を拭う。


「若い者達に国の命運を託さねばならんとは、無力さを感じますな」

「ああ。いつも実感しているよ……」


 二人は、走る集団を眩しそうに見つめる。


(ましてや実のお子さんを、自らの命令で戦場に送らねばならない、部隊司令官や艦隊司令官の気持ちは……)



 走り終えた一団は解散となった。


 見学会に戻り、将紀、徳武艦長、そして直也達見学者の八名は、飛行甲板の右舷尾部へと移動する。飛行甲板より少し低い張り出し部に、望遠鏡のような円筒が設置されている。


「これがレーザー砲だ。本艦には、合計で四基搭載している」


 徳武艦長が無線で指示を送ると、レーザー砲の砲身が上下左右に動く。


「「おおっ!」」


 直也達は目を輝かせ、揃って声を上げる。その横で、あけみが徳武艦長に問いかける。


「レーザー砲の射程は、どれ位なのでしょうか?」


 艦長は話して良いものかと将紀の顔を伺う。将紀は二秒程考えた後、口を開く。


「有効射程は、公称値で五十キロだ。天候や大気の状態で大きく変わるけれどね。

 間もなく陸上部隊にも、これと同じ物を搭載した対空車両が配備されるはずだ。

 機密だから、他言無用にして欲しい」


 来るべき反攻作戦に備え、レーザー砲を搭載した対空車両の配備も急ピッチで進められている。と言ってもこの対空車両は、コストを抑えるため、トラックの荷台にレーザー砲を据え付けるだけのお手軽なものだ。バッテリーを満載したトラックとセットで、≪避来矢≫のネットワークに接続して運用する。


「雨や霧の日には、射程がかなり短くなると聞きましたが?」

「その通りだ。状況によっては、射程一、二キロと言う事もあり得る」


 直也も思案顔になる。


「反攻作戦は梅雨時ですから、本来の性能を発揮できない可能性が高いのですね……」

「だから、あくまでも対空ミサイルなど他の対空兵器と併用する必要があるね」


 説明を終え、将紀が直也達に向き直る。


「これで新兵器の見学は終わりだが……、どうする?」

「あそこに行ってみたい!」


 エイミーが指し示す先には、艦橋がある。予想通りの反応に、将紀は笑いながら直也を見る。


「本当に高い所が好きだな……。みんなも良いかな?」

「はい。自分も行ってみたいです」


 全員の了承を得ると、一行は艦橋へと向かう。


「おおっ、高い!」


 エイミーは大絶賛だ。パタパタと窓際に走り寄ると、飛行甲板を見下ろして「うおっ!」としきりに声を上げている。まるで子供そのものの反応だ。


「エイミー。ちょっと落ち着きなさい」


 将紀が注意する。艦橋には数人の乗員が詰めており、手を休めて見学者達を見ている。そんな中、大はしゃぎして一番目立っている我が娘の姿に、恥ずかしさを覚えたのだ。乗員達も、はしゃぐエイミーに顔を和ませている。


 しかし本人の耳には入らないようで、あちこち歩き回っては、窓から外を見ている。ポニーテールがしきりに揺れる様は、歓喜に尻尾を揺らし走り回る子犬のようだ。


 直也達もまた、思い思いに艦橋内を見学するのだった。



 見学会を終え、≪しなの≫を降りたグリフォン中隊の六人は、基地へと向かう車両へと乗り込む。艦隊司令官の将紀は、執務と出港に備えて≪しなの≫に残る。


 見送りは将紀と徳武艦長の二人だ。


「本日はありがとうございました」

「ああ。皆も気をつけてな」


 車両を送り出し、艦に戻ろうとしたところで、徳武艦長が口を開く。


「先程、息子さんから『明日からも、運動させて欲しい』と頼まれました。父親思いのお子さん達をお持ちで羨ましいですな」


「なにっ!?」


 ハッハッハと笑う徳武艦長と驚愕する将紀。明日からも走らされると知り、ゲンナリとする。


 ノリと勢いで突っ走るエイミーと、細かい所に目が届き、それを補佐するレックス。利害が一致すると、二人は阿吽の呼吸で素晴らしい連携をするコンビだった。


(よりにもよって、こんな所で連携しなくても良いのに……)


 と強く思わずにはいられない将紀であった。



 後日、参加出来なかった龍一、彩華、亮輔、久子のために見学会が行われた。≪しなの≫を訪れた一行は、徳武艦長の意向により、直也達と同じく格納庫での歓迎、そして飛行甲板でのランニングが行われた。


 対して陸上部隊からは≪タロス≫と≪バーロウ≫のデモンストレーションが行われ、大いに士気が上がる事となった。


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