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扶桑国戦記 (改訂版)  作者: 長幸 翠
第二章 第二次扶桑海海戦
44/98

兵器(第二章終了時点)

■兵器(扶桑国)

○陸上兵器


・タロス

人型のロボット兵器。全高二百センチ程度。

電力で動き、バッテリーを搭載している。

自律思考型AIを搭載し、周囲のロボット兵器と連携して目標を攻撃する。マニュアル操作も可能。

歩兵が携行する火器を使用可能。

用途に応じて、三種類ある。

A型:最初に開発したタイプ。通常型とも呼ぶ。

B型:装甲とアクチュエータを強化した反面、稼働時間が少し減少したタイプ。重装型とも呼ぶ。

C型:建物内の戦闘を想定し、成人男性並みに小型化したタイプ。


・バーロウ

四脚のロボット兵器。全高百三十センチ程度。

電力で動き、バッテリーを搭載している。

タロスに随伴し、基本的に武器、予備弾薬の輸送を行う。

また、八十一ミリ迫撃砲とオプションのマニピュレータを搭載する事で、支援砲撃も可能。


・九五式多脚指揮車

ロボット兵器のコントロール用に改造された、グリフォン中隊専用の車両。乗員六名。

不整地用に四脚を備える。

機関銃までの攻撃に耐えられる装甲を持つ。

武装は十二・七ミリ機関銃。


・多脚輸送車

不整地用の輸送車両。言うなれば脚の付いたトラック。武装無し。


・カワセミ

陸軍でも使用されている偵察用ドローン。統合機動部隊のものは、研究所の協力により各種センサー、通信機能、回避能力が向上しており≪メーティス・システム≫での操作も可能。ハッキリ言って別物。

武装は対ドローン/対人用に超小型ミサイルを搭載している。


・九一式戦車

扶桑軍の主力戦車。乗員三名。

武装は百二十ミリ滑腔砲、十二・七ミリ機関銃、七・六二ミリ機関銃。

イメージは、日本の一〇式戦車。


・九三式機動戦闘車

装輪式の戦闘車両。乗員四名。

武装は百五ミリライフル砲、十二・七ミリ機関銃、七・六二ミリ機関銃。

イメージは、日本の一六式機動戦闘車。


・八五式自走砲

自走榴弾砲。乗員四名。

武装は百五十五ミリ榴弾砲、十二・七ミリ機関銃。

イメージは、日本の九九式自走百五十五ミリ榴弾砲。



○海上・海中兵器


扶桑軍では、原子力艦は所有していない。

基準排水量と全長は、大きさを表現する目安で、ザックリです。


・しなの

しなの型空母。統合機動部隊、水上艦隊旗艦。

基準排水量四万五千トン、全長二百八十メートル。

武装はVLS十六セル一基、対空レーザー四基、RAM二基、十二・七ミリ機関銃。

イメージは、英国のクイーン・エリザベス級空母。


・あさま、あおば

ざおう型ミサイル駆逐艦。水上艦隊の防空の要を担う。

基準排水量九千トン、全長百七十メートル。

武装はレールガン一基、VLS三十二セル一基、対空レーザー三基、RAM一基、SSM四連装発射筒二基、三連装短魚雷発射管二基、十二・七ミリ機関銃。

イメージは、日本のまや型護衛艦。


・しまかぜ、ゆきかぜ、はるかぜ、あきかぜ

かげろう型フリゲート。

基準排水量六千トン、全長百五十メートル。

武装はレールガン一基、VLS十六セル一基、対空レーザー三基、RAM一基、SSM四連装発射筒二基、三連装短魚雷発射管二基、十二・七ミリ機関銃。

イメージは、日本のあさひ型護衛艦。


・あやなみ、すずなみ

あやなみ型潜水艦。

基準排水量三千五百トン、全長九十五メートル。

新型大容量バッテリー搭載。

ポンプジェット推進。

武装は五百三十三ミリ魚雷発射管六基。


・あらしお型潜水艦

基準排水量二千八百トン、全長八十メートル。

あやなみ型の前級。スクリュープロペラ推進。

武装は五百三十三ミリ魚雷発射管六基。

イメージは、日本のおやしお型潜水艦。


・ずいかく

しょうかく型空母。

しなの型空母の前級にあたり、排水量はしなの型の六割程度。

第二章時点では改装中。


・SH-55E

哨戒ヘリ。

イメージは、日本のSH-60K。


・RQ-27

哨戒ドローン。SH-55Eからコントロールする。



○航空兵器


・F-17

扶桑国の主力戦闘機。ステルス性は無く、旧式化しつつある。しかし改修によって、第一線で活躍できる性能を維持する。

イメージは、日本のF-15J戦闘機。


・F-2

扶桑国のマルチロール機。ステルス性は無い。空戦能力はF-17に劣るが、対艦攻撃能力を持つ。

イメージは、日本のF-2戦闘機。


・F-33

扶桑国の最新鋭マルチロール機。ステルス性とSTOVL能力を持つ。

イメージは、米国のF-35B戦闘機。


・MQ-12B

扶桑国が開発した対空、対地攻撃用ドローン。

有人機からの指示でミサイルを発射する、言わば“空飛ぶウエポンベイ”。

≪F-17≫、≪F-2≫は一機、≪F-33≫は二機まで従える事が出来る。

形状は全翼機。ステルス性を持つ。機動性は低い。

母機のミサイルを温存しつつ、“撃ったら逃げ帰る”が基本戦術。

イメージは、米国のX-47B。


・MQ-13A

扶桑国が開発した電子戦、ミサイル誘導用ドローン。

他機が発射したミサイルの誘導を行う。

コントロールには、≪タロス≫同様に≪メーティス・システム≫を使用。

無人機故に、機動性が非常に高い。


・E-5

早期警戒管制機。

イメージは、日本のE-767。



■兵器(ズレヴィナ共和国)


作中では型式書いていないものもあります。


○陸上兵器


・R-11偵察ドローン

ズレヴィナ共和国で採用されている偵察ドローン。

非武装。


・T-76戦車

ズレヴィナ軍旧世代の主力戦車。旧式化しつつある。

武装は百二十五ミリ滑腔砲、十二・七ミリ機関銃、七・六二ミリ機関銃。

イメージは、ロシアのT-80。


・BTRー85装輪装甲車

武装は三十ミリ機関砲、七・六二ミリ機関銃、対戦車ミサイル。

イメージは、ロシアのBTR-90。


・2S25 百五十二ミリ自走榴弾砲

武装は百五十二ミリ榴弾砲、十二・七ミリ機関銃。

イメージは、ロシアの2S19。


・BM-3

ズレヴィナ軍のロボット兵器。全長七十センチメートル程度。

偵察に特化した機種。センサー類が充実しているが、防弾性は低い。六脚を持つ。

武装はサブマシンガンまたはグレネードランチャー。


・BM-17

ズレヴィナ軍のロボット兵器。全長百五十センチメートル程度。

ロボット兵器の中では、歩兵に相当する機種。装軌式。

車体前面の装甲は、十二・七ミリ弾に耐える。

武装は十二・七ミリ機関銃またはグレネードランチャー。固定で七・六二ミリ機関銃。


・BM-102

ズレヴィナ軍のロボット兵器。全長四メートル程度。

ロボット兵器の中では、無人の戦闘装甲車に相当する機種。装軌式。

武装は回転式砲塔に三十ミリ機関砲、七・六二ミリ機関銃、対戦車ミサイル。


・スケリェット

パワードスーツ。筋力を増強する事を目的とし、装甲は持たない。


・スケリェット

パワードスーツ。スケリェットとは異なり、関節を除けば七・六二ミリ弾に耐える装甲を持つ。

レーダーやセンサーは搭載していない。


・アレクサンドル

地上発射型の対艦弾道ミサイル。

有効射程は約二千キロ。

通常弾頭または核弾頭。



○海上・海中兵器


基準排水量と全長は、大きさを表現する目安で、ザックリです。


・ナヴァリン

ナヴァリン型空母。原子力艦。

基準排水量四万八千トン、全長三百十メートル。

東海艦隊旗艦。第二次扶桑海海戦で、レールガンによってレーダー等を破壊された後、潜水艦からの魚雷が命中し大破した。

イメージは、ロシアのアドミラル・クズネツォフ型空母。


・オリョール

カルーガ型ミサイル巡洋艦。

基準排水量一万五千トン、全長二百二十メートル。

対艦ミサイルを多数搭載している。

第二次扶桑海海戦で、レールガンによってレーダーや機関を破壊された後、潜水艦からの魚雷で沈没した。


・ポルタヴァ

ペルヴェネツ型ミサイル駆逐艦。

基準排水量八千二百トン、全長百八十メートル。

艦隊防空を担う艦。

第二次扶桑海海戦で、レールガンによってレーダー等を破壊された後、潜水艦からの魚雷で沈没した。


・リュカラン

サルディーナ型攻撃潜水艦。通常動力艦。

基準排水量二千四百トン、全長七十五メートル。

第二次扶桑海海戦で水上艦隊への攻撃に向かうも、捕捉されて警告の後に降伏。


・スヴィルスク

カサートカ型攻撃潜水艦。原子力艦。

基準排水量九千五百トン、全長百三十メートル。

東海艦隊、潜水艦隊旗艦。

第二次扶桑海海戦で水上艦隊への攻撃に向かうも、捕捉されて警告の後に降伏。


・スメールチ

新型の特殊魚雷。以下の説明は、本文から抜粋。

ロケット推進魚雷を元に、射程を延長したものだ。魚雷発射管から発射された後は対艦ミサイルと同様にロケットモーターで超低空を飛行。そして目標から最大四十キロメートル手前に着水すると、海中を二百五十ノット以上で驀進し敵艦に命中する。射程は飛行距離六十キロメートル+航行距離四十キロメートルの最大百キロメートルだ。



・アガート(艦船発射型)/アガートB(空中発射型)

新型の超音速対艦ミサイル。愛称は“必殺の長槍”。

ステルス性を持ち、レーダー照射を受けると回避行動を取る。

以下の説明は、本文から抜粋。

≪アガート-B≫は重量級のミサイルで、射程三百五十キロメートル、飛翔速度はマッハ二・五を誇る。

高度一万五千メートルをマッハ二・五で飛行し、目標数十キロメートルまで近づくと超低空を飛行するようプログラムされている。

イメージは、ロシアのP-800。



○航空兵器


・Vo-31

旧式の戦闘機。可変翼を持つ。

速度に優れる反面、機動性が低いため、一撃離脱戦法で戦う。

イメージは、ロシアのMiG-31をベースに可変翼付けた感じ。


・Vo-51

新型の戦闘機。ステルス性を持つ。

イメージは、ロシアのSu-57。


・Ab-30

主力のマルチロール機。ステルス性はない。

双発で大型の機体。カナード翼と推力偏向ノズルを持ち、機動性は非常に高い。

イメージは、ロシアのSu-30。


・Ab-25

旧式の戦闘攻撃機。

小型で機動性は高め。主翼の根元に双発エンジンを搭載。

イメージは、ロシアのSu-25。


・Ab-34

大型の戦闘爆撃機。

イメージは、ロシアのSu-34。


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