表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/15

5月1日~5月18日

5月1日


 もしかして今日って彼女の誕生日か。


 彼女のSNSを見ると皆からお祝いされていた。


 相手は中学の頃の同級生で昨日から付き合い始めた。


 何も準備をしていない。


 どうしよう。とりあえずメッセだけでもするか。



 ◇



5月2日


 いつもの車屋さんに来ていた。


「近江さん、明日も来ていただけませんか?」


「何かあったんですか?」


「明日11時から子供たちのためのイベントがありまして、お手伝いして欲しいです」


 明日は日曜日だから仕事も休みだな。予定も無いし手伝うか。


「分かりました」


 車屋さんを出て寮に戻る。


 明日は午前中に店の中でイベントをやって、午後からプールに入る予定か。水着あったかな。


 あった。


 早速着る。


 合うな。


 そのまま部屋を出る。


「おい近江。なんだ、その格好」


 会社の先輩だった。


「これからイベントがあって着替え中なんです」


「そうか」


 ここが予定のプールか。


 建物に囲まれたプールで子供が数人遊んでいた。


 外に出ると子供達が遊んでいた。


 一回りして建物の時計を見ると8時だった。


 まだ時間はあるな。


 腕時計を見ると10時ちょっと過ぎだった。


 あれ、どっちが正しいんだ?


 10時だと今から行く準備しないと……あれ、車屋さんの担当と11時で約束した記憶があるけど、あれって夢か? それとも本当に約束していたかな? どっちだ。


 目を覚ますとベッドにいた。


 近くに置いてあるスマホを見ると11時58分だった。


 やばい。


 画面に通知が出た。


 これは車屋さんの担当からだ。


 開くと映像だった。


 これはイベントの様子だな。


 今から行って手伝うことあるかな。



 ◇



5月3日


 先生に呼ばれて遅くなった。


 担当の掃除場所へ行く。


「近江、何やっていたんだ?」


 同じ担当場所の男子がサボっていたかのように聞いてきた。


「先生に呼ばれていたんだ」


 階段を降り掃除用具を取りに行こうとすると、下の階から同じ担当場所の女子が雑巾を持って上がってきた。


「あと役割が空いてるの雑巾だけか?」


「そうだよ」


 1階にあった水の入ったバケツで雑巾を絞り最上階にある部屋へ向かう。


「こっちは終わったのか?」


 中を見ると同じ担当場所の女子2人がおり、お菓子を食べていた様子だった。


「終わったよ」


 ホントにやったのか? そういえば階段にゴミがけっこう落ちていたけど。


 階段を降りその場所へ向かうと、ちょうど先生がおり指を差していた。


「すみません。今掃除します」


 ゴミがある場所を掃除する。


 先ほど雑巾を持った女子が手伝ってくれた。他の男子1人と女子2人は見ていた。


「終わるまで待ってくれ」


 このあと掃除が終われば先生にチェックしてもらい、それで完了だ。


 3人は行ってしまった。


「おい、待てって」


 これだよ。最近クラス内が割れている。特にオレが気に入らないやつがいっぱいいる。



 ◇



5月4日


 修学旅行が終わりホテルで各自解散となった。


 さて帰ろうかな。


「斗夢、帰るのか」


 クラスメートの男子が聞いてきた。


「ああ、そっちは?」


「こっちは泊まりだ。このホテルじゃないけど」


「なんで?」


「家を修理中で帰っても入れないんだ」


 そうなのか大変だな。



 ◇



5月5日


 学校が終わり野球場で3年生と野球の試合をすることになった。


 うちのチームは誰も来ていないため、こちらが先攻だった。


 左打席に入る。


 最初はヒットだった。


 次は右打席に入る。


 結果は四球だった。


 途中でこちらのチームの2人が来てランナーに入る。


 暗くなったな。


 球場はライトアップされた。


 次は左打席に入る。


 ずいぶん掘られたな。


 2メートルくらい掘られていた。



 ◇



5月6日


 とりあえず今日の仕事は終わったな。次の出社日は……あれ、いつだったかな?


 ゴールデンウィーク中に出社ってあったか。


 かばんから予定表らしきものがないか探す。


 何枚か紙が出てきたが予定表らしきものは無かった。



 ◇



5月7日


「これ温めてもらっていいですか?」


 袋からおにぎり3個を出しコンビニの店員に渡す。


「これ裏でやってもらっていいですか」


「裏?」


「こっちですよ」


 隣にいた客に声をかけられ歩き出した。どうやら教えてくれるようだ。


 後を追いコンビニを出て右に進み、コンビニの横を歩くと木造の建物が見えてきた。


 中に入ると5台ほど、駅にあるチケットを買うような装置が設置されていた。


「こうするんですよ」


 案内してくれた人が機械にカードを入れると、装置から何かしらの商品が出てきて受け取っていた。


 そうなのか。



 ◇



5月8日


 上に行ってみるか。


 崖の中腹あたりまで飛ぶ。


 思ったよりも平らな場所だった。


 クラスメートも来た。


 凄いな。


 宝石などの宝物がたくさんあった。


 あの金欲しいな。


 金の塊が気になった。


 なんだ!?


 少し離れたところからゾンビが数体現れた。


 クラスメートと協力して倒す。


 とりあえず全部倒したな。


 石の壁で隔てられた場所で休憩する。


 1人が先ほどゾンビを倒した場所の監視をしてくれた。


 クラスメートと監視者との間に立ち中継役をすることにした。


 またゾンビが来た。


 休憩しているクラスメートに指でゾンビの数を伝える。


 やばい、どんどん増えてきた。


 ゾンビがこちらに来たので距離を開けるため逃げる。



 ◇



5月9日


「あれ、この案件の予算いくらだ?」


 上司が独り言を呟いていた。


 その案件ってオレの担当だな。


「近江くん、あの案件の予算は?」


「まだ何も手を着けてませんけど」


「えっ?」


 オレが担当ってことは先月知ったけど、予算を作っておく話はされていないな。



 ◇



5月10日


「この子にします」


 孤児院から子供を引き取る。


 さて準備を始めよう。


 良かった成功して。さてどうしようかな。


 部屋から出ると友人がいた。


「これからどうするんだ?」


 どうしようかな。


「別れるか」


 別れたがまたオレの部屋に来た。


 中に入れ遊ばせる。


 友達が来た。


「仕事がある」


 また同じようにやるしかない。



 ◇



5月11日


 友達と2人で目的地へ向かう途中パトカーが通った。


 やばい、ばれたのか。


 目的地へ向かわず離れる。


「聞きたいことがあるので来てください」


 パトカーに乗った人達に声をかけられた。


 部屋に入ると他のクラスメートがいた。


 タブレットを出され見ると、クラスメート全員が今どこにいるか表示されていた。


 ある人物の動向を探っているらしい。



 ◇



5月12日


 会社の人達と部屋の整理をしていた。


 これはオレの服か。


 床に山となった服が置かれていた。


「このソファ移動するから」


「はい」


 服を寄せる。


 隣の部屋にもオレの服が置いてあったな。


 1人が服をゴミ袋にまとめていた。


「その袋ください」


 袋を貰いいらない服を入れていく。


 これは使うから持ち帰りだな。けっこうあるな。バックあったかな。



 ◇



5月13日


 混んでいるな。前の車追い抜くか。


 車線変更して追い抜こうとしたが、前の車が急に車線を変更して塞がれた。


 危ないな。


 少しすると前の車は途中で曲がった。


 あそこにたくさん人がいるな。


 道路脇に人がたくさんいた。


 何かあの家でやっているのか?


 カーブの途中で右側に車が止まっていた。


 危なく追突するところだった。



 ◇



5月14日


「津波が来たぞ」


 高いところに避難しないと。


 住宅が広がる丘を登る。


 他の人達も逃げていた。


 けっこう高いところまで来たが水が数メートル先まで来ていた。


 もっと高いところまで避難しないと。


 さらに上に登ると住宅が広がっていた。


「亜人は来るな」


 住人が逃げてきた人を追い回していた。



 ◇



5月15日


「昔は色々トッピングできたんだよな」


 バラエティー番組で芸人がラーメンの話をしていた。


 オレはラーメン屋におり、ラーメンが乗ったトレイを持ちカウンターに置いてあったトッピングを入れていく。


「そういえば昔、あの店があったなぁ」


 芸人が昔好きだったラーメン屋の話をしていた。


「今もありますよ」


 どこかのラーメン屋で働いている従業員が話した。


「えっ! そうなの? どこ?」


 街の模型が近くにあり従業員が場所を教える。


「ホントだ、あった」


 芸人が驚いていた。



 ◇



5月16日


「あー、ここで優勝候補が敗退だ。早坂さん、勝った感想をお願いします」


 芸人達が歌のバトルをしていた。


「一生懸命歌いました。ありがとうございます」


 ゆったりとした口調で50代くらいの男性が話した。


「さーて、次はこの方だ」


 観客が立ち上がり曲に合わせて手拍子をする。


 ステージに立った50代くらいの女性も曲に合わせて身体を動かしていた。



 ◇



5月17日


 友達から昔のアニメの声を参考にするため、映像や音声データが無いか探すのを頼まれた。


 これでもないし、これかな。


 小さい箱形の機械にボタンが十数個着いていたため順番に押していく。


 違うな……これじゃない。


 一緒に探していた1人が映像ディスクをテレビに点ける。


 これってオレや友達の昔の映像じゃないか。


 恥ずかしいから止めてほしい。



 ◇



5月18日


 祖父がコンロに火を着け、魚や野菜を焼いていく。


 途中で変わる。


 そろそろいい感じに焼けてきたな。やばい、こっちは少し焦げてきた。


 急いで菜箸を使い焦げてきたものを取る。


 火を止めるか。


 火を止め全部取る。


「次の焼くぞ。なんだ火を止めたのか」


 祖父が缶を持ってきて、大量の透明な気体をコンロに吹きかける。


 コンロ周りの空気が歪んで見えた。


 そこにチャッカマンで火を着ける。


 これ大丈夫か?


 勢いのある火が着いた。再び焼いていく。



 ◇


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ